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車両保険は本当に必要?自動車保険更新時の判断基準

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おはようございます、なべやすです。

早いもので、もうすぐ1年が経過し、自動車保険の更新時期が迫っています。

毎年この時期になると、加入しているチューリッヒから更新の案内が届きます。

更新月は11月なので、まだ2ヶ月ありますが、チューリッヒは毎年早めに案内を送ってきます。

これは、おそらく他の保険会社に顧客を取られないようにする戦略の一環でしょう。

しかし、早期更新には契約者にとっても早割などのメリットがあります。

今年もインターネットを通じてチューリッヒの自動車保険を更新しようと思っていましたが、車両保険の継続について少し悩んでいます。

我が家のフォレスターも新車で購入してから4年が経過し、5年目の更新を迎えます。

この微妙な時期に車両保険を継続するかどうかは、私にとって大きな決断となります。

 

※購入後6年目の自動車保険更新にて車両保険を付けるのをやめました。2021年2月8日追記

 

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自動車保険の種類と補償内容

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強制保険と任意保険

自動車保険には、強制的に加入が義務付けられている自賠責保険と、所有者の意思で加入する任意の自動車保険の二種類があります。

自賠責保険は、新車購入時や車検時に、販売店や整備工場を通じて加入することが一般的です。

一方、任意保険は、車の所有者が自らの判断で加入する保険で、事故による損害をカバーするためのものです。

 

任意保険へ加入するには、自賠責保険とは違い自動車の所有者が加入する任意保険の補償内容や保険会社を自身で選択する必要があります。

 

車両保険とは

車両保険とは、自動車の事故や災害などによって発生した損害を補償する保険のことです。

車両保険は任意保険の一種であり、加入するかどうかは自分で決めることができます。

しかし、車両保険に加入していれば、自分の車の修理費用や買い替え費用を保険会社から受け取ることができるため、多くの人が利用しています。

車両保険の料金は、車種や年式、走行距離、運転者の年齢や性別、過去の事故歴などによって異なります。

また、自己負担額や免責条件なども料金に影響します。

車両保険を選ぶ際には、自分の車の価値や使用頻度、予算などを考慮して、必要な特約やオプションを選ぶことが大切です。

また、複数の保険会社の見積もりを比較して、最適なプランを探すこともおすすめです。

 

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意外と高い車両保険の加入率

車両保険は、この任意保険に付随する形で加入する保険で単体で加入する保険ではありません。

自賠責保険や任意保険が人などに対する補償を目的としているのに対して、車両保険は車に対する補償を目的としております。

下の円グラフは車両保険の加入率です。

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チューリッヒだけの統計とは言え、個人的には加入者の割合が思っていたよりも高いと感じました。

この円グラフを見る限りでは、車両保険の必要性を感じてしまいます。

 

車両保険のメリット

車両保険にはいくつかのメリットがあります。

主なものを、以下にまとめました。

 

1. 事故による修理費用の補償

車両保険は、自動車同士の事故や単独事故、自然災害、盗難、あて逃げなど、様々な原因で車に損害が生じた場合に修理費用を補償します。

 

2. 自己負担額の軽減

自分に過失がある事故や、加害者から損害賠償を請求できない場合でも、車両保険が補償を提供するため、急な出費を抑えることができます。

 

3. 全損・分損の場合の対応

車が全損した場合は、契約している車両保険額が分損の場合は修理代が支払われるため、経済的な安心感があります。

 

4. 新車や高価な車の価値保全

新車や高級車など、価値が高い車両に対しては、その価値に見合った保険金額を設定することができ、大きな損害に備えることが可能です。

 

これらのメリットは、万が一の事態に備えて車両保険に加入する価値があることを示しています。

ただし、個人の状況や車両の価値、経済的な余裕などによって、加入の必要性は異なるため、慎重に検討することが重要です。

 

車両保険のデメリット

車両保険には、いくつかのデメリットがあります。

主なものを以下にまとめました。

 

1. 保険料の増加

車両保険に加入すると、保険料が高くなります。

特に、保険を使用すると等級が下がり、結果として次年度の保険料がさらに高くなる可能性があります。

 

2. 自己負担金額の設定

車両保険には自己負担金額(免責金額)が設定されており、事故が発生した際には、その金額まで自己負担となります。

これにより、小さな損害では保険を使わず自費で修理することも珍しくありません。

 

3. 支払限度額の減少

車両の価値は時間とともに減少するため、車両保険の支払限度額も毎年下がる傾向があります。

これにより、古い車では保険金額が市場価格に見合わない場合があります。

 

4. 特定の損害は補償されない

車両保険は事故による損害をカバーしますが、車の故障や摩耗による損害は通常、補償の対象外です。

また、地震や津波などの自然災害による損害も、一般条件では補償されない場合があることに注意しなければなりません。

 

これらのデメリットを考慮し、自分の車の価値、使用頻度、経済的な状況などを総合的に判断して、車両保険の加入を決めることが重要です。

 

車両保険の保険料は補償範囲により大きく変わる

チューリッヒの自動車保険更新の案内ハガキが届いたので、チューリッヒホームページからマイページにログインして自動車保険料の見積りを確認しました。

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基本プラン、おすすめプラン【01】、おすすめプラン【02】の3プランが見積りされておりました。

いつも選ぶのは、中でも保険料が一番安い基本プランです。

チューリッヒからのハガキに記載されていた継続保険料は年間38,580円でしたが、インターネット手続き(割引)や早割などが適応されて年間36,080円(基本プラン)で契約することができます。

ネットで早めに継続手続きをするだけで、自動車保険料が年間2,500円も値引きされます。

しかも、車両保険が付いてこの保険料なので、これでも十分満足できる保険料です。

ドライバーも30歳以上限定や契約者と配偶者限定などにしているとは言え、車両保険付きで保険料はとてもありがたいです。

 

安心補償のワイドカバー型

車両保険の補償範囲もワイドカバー型にしているので、ほとんどの車両事故が対象となっており、安心感も高いです。

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車両保険金額も私のフォレスター(2015年式)で、まだ190万円までかけることができます。

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この補償内容で自動車保険の更新をしておけば安心ですが、その分、保険料が高いのがデメリットです。

 

補償範囲を全損のみカバー型にすると保険料は大幅にダウン

補償範囲をワイドカバー型から全損のみカバー型にしてみると、以下のように保険料が下がります。

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なんと、36,080円の保険料が全損のみカバー型にすることにより27,320円になります。

ワイドカバー型と比べて8,760円も保険料が下がりお得感があります。

ただし、補償範囲はワイドカバー型と一緒ですが、車が全損になった場合にしか補償が受けられません。

その点を十分理解してから契約する必要があります。

さすがに補償対象が全損のみとなると、保険を使えるケースもかなり限られてくるので、個人的にはパスです。

 

限定カバー型は単独事故やあて逃げには補償されない

他にも補償範囲を限定カバー型にしてみると以下のような保険料になります。

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こちらも保険料が更に下がり、ワイドカバー型と比べて11,600円ほど割安になります。

補償は全損でなくても受けられますが、上の画像を見てもわかるとおり、単独事故やあて逃げなどに対しての車の損傷には保険が使えません。

個人的には、少し心細い補償に感じます。

 

自動車保険はネット加入がおすすめ

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自動車保険に車両保険を付けない選択肢

車両保険の保険料を抑える為の手段として、補償範囲を限定することを考えてみましたが、全く別の考え方として車両保険を付けないと言った選択肢もあります。

選択肢としては少し極端になりますが、乗っている車の年式や査定額によっては車両保険をキッパリやめることも必要な場合があると考えます。

下は車両保険を付けない場合の保険料です。

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実に19,020円も保険料が下がります!

保険料半額以下です!

車両保険込みで36,080円でも十分安いと思いますが、車両保険を付けないと「こんなに違うものか!」と言った感じです。

私も新車購入した時は、車両保険をとりあえず5年は入ろうと思っていましたが、購入後5年目と言う微妙な時期になってきたことに加え、車両保険を付けない場合の保険料のあまりの違いに少々戸惑い気味です。

 

※購入後6年目の自動車保険更新にて車両保険を付けるのをやめました。2021年2月8日追記

 

自動車保険について寄稿しました

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更新時の判断基準

車両保険を更新するかどうかを判断する際に、考慮すべき基準はいくつかあります。

以下に主なポイントをまとめました。

 

1. 車の時価額

所有している車の市場価値が高い場合、車両保険を継続することでその価値を保護することができます。

 

2. 貯蓄の状況

万が一の事故に備えて十分な貯蓄がある場合は、車両保険を更新しない選択もあり得ます。

 

3. ローン残高

車に対するローンの残高がある場合、車両保険はローンの支払いを保護するために重要になります。

 

4. 車の使用頻度

日常的に車を使用している場合、事故のリスクが高まるため、車両保険がより重要になる可能性があります。

 

5. 運転歴

運転経験が少ない場合や事故歴がある場合は、リスクが高いと見なされ、車両保険の継続が推奨されることがあります。

 

これらの基準を総合的に考慮し、自分の状況に最も適した選択をすることが重要です。

車両保険は、予期せぬ事故や損害から財務的な保護を提供するため、個々の状況に応じて、その価値を検討する必要があります。

 

保険はもしもの時の備えだが…

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保険は、予期せぬ事態に備えるための重要な手段です。

自動車保険は、起こり得るが確率の低いリスクに対する保障を提供します。

重要なのは、不安から過剰な補償を求めすぎないことです。

無限にあるリスクに対して保険で全てをカバーしようとするのは現実的ではありません。

また、保険料を極端に安く抑えることに固執しすぎると、必要な補償が不足する恐れがあります。

自分の生活様式や金融資産を考慮し、適切な保険を選ぶことが肝心です。

これは、自動車保険に限らず、生命保険を含むすべての保険に当てはまる考え方です。

 

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最後に

自動車保険の更新は、私たちの日常生活において重要な決断の一つです。

特に車両保険については、その必要性を見極めることが肝心です。

当記事では、車両保険のメリットとデメリット、個々の状況に応じた選択肢、そして市場での最適なプランの選び方を探求しました。

最終的には、車の現在価値、使用頻度、リスク評価、そして経済的な側面を総合的に考慮し、自分にとって最良の決断を下すことが大切です。

車両保険を更新するかどうかは、個人の判断に委ねられますが、情報に基づいた選択をすることで、安心して車を運転することができるでしょう

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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