おはようございます、なべやすです。
長いようで短かった子どもの夏休みも終わり 、我が家にとって定番となっている夏のイベントである恐竜博に行ってきました。
今年の夏は長男のスケジュールがかなり詰まっていたこともあり、夏休み期間中には恐竜博を予定することができませんでした。
そのため、9月に入ってから行くことに決めており、来る9月15日に待ちに待った恐竜博2019に行ってきました。
遅くなってしまいましたが、数枚の写真を含めて恐竜展2019をご報告させていただきます。
- 入場待ちの長蛇の列に愕然!入場整理券をもらうまで1時間待ち!
- デイノケイルスの想像以上の大きさにスピノサウルスかと!
- 北海道の恐竜が勢ぞろい!むかわ竜の学名もカムイサウルスに決まった!
- 充実の常設展示は見応えありでオススメ!
- 開催期間も10月14日(月・祝)までと残りあとわずか
入場待ちの長蛇の列に愕然!入場整理券をもらうまで1時間待ち!
子どもたちの夏休み期間の混雑を避けて行けば、少しはゆったり見れるのではと考えた我が家は、恐竜博2019の予定を9月にずらしました。
しかし、何とも簡単なミスをしてしまいました。
我が家は、こともあろうに世の中的にも3連休のど真ん中である9月15日(日)に恐竜博2019に行ってしまったのです。
連休なので恐竜博で遊び疲れた翌日ものんびりできるしいいのではと思ったのが裏目にでてしまいました。
国立科学博物館には長蛇の列
約10時半に会場の国立科学博物館へ到着するなり、向かいの公園に見てたのは長蛇の列です。
嫌な予感がしながらも心の中ではまさかと思っておりましたが、これが何とそのまさかでした。
国立科学博物館の向かいの公園にできていた長蛇の列の正体は恐竜博2019に訪れた人たちの大行列だったのです。
国立科学博物館の前にイベントスタッフがいたので、わかっていながらも聞いてみると、大行列は入場整理券をもらう為の列だったのです!
その整理券をもらうまで約1時間!
そして、整理券をもらった後、入場するまで40分はかかると言うのでトータル1時間40分待ちになりました。
持参したお弁当が大活躍
仕方ないので整理券をもらった後に早々お昼ごはんとすることにしました。
ちなみにお弁当を持参していたので、国立科学博物館の向かいにある公園で食べることにしました。
結構な人混みだったので、どこかお店へ食べに行くのも大変そうでしたが、我が家はお弁当持参していたのでその点は楽でした。
やはり混雑することが多いイベントには、お弁当持参が大活躍します。
準備してくれた妻は大変でしたが…
デイノケイルスの想像以上の大きさにスピノサウルスかと!
入場整理券をもらってから待つこと40分、ようやく入場です。
下は恐竜博2019の場内マップです。
恐竜博がよく開催される幕張メッセと比べると場所が場所なだけに小規模な展覧会になります。
はじめに待ち受けていたのはデイノニクス
入場するなり待ち受けていたのは、デイノニクスです。
デイノニクスはドロマエオサウルス類の恐竜で子どもが持っている図鑑を見ると体長が約4メートルと、同じドロマエオサウルス類のベロキラプトルと比べるとやや大型になりますが、恐竜博で展示されていた化石は小さく2メートル位に感じました。
名前の意味する「恐ろしい爪」のとおり、鋭いかぎ爪が特徴的です。
子育て恐竜マイアサウラ
ハドロサウルス科のマイアサウラは、群れで巣作りをして子育てをしていたと言われてます。
今展覧会の目玉恐竜でもある同じハドロサウルス科のカムイサウルス(むかわ竜)と似ているので、最初に見たときはカムイサウルスかと思いました。
謎の恐竜デイノケイルス、想像以上の大きさに驚愕!
恐竜博2019の目玉の一つでもあるデイノケイルスです。
その大きさから遠くから見えたときは、背中の帆もあったこともありスピノサウルスかと思いました。
恐ろしい手の意味を持つデイノケイルスの特徴はやはり手の大きさです。
存在感と迫力があります。
こちらは、デイノケイルスの実物化石(足)です。
体も手も大きな恐竜ですが、やはり足も大きいです。
今恐竜博の主役と言った感じです。
北海道の恐竜が勢ぞろい!むかわ竜の学名もカムイサウルスに決まった!
学名カムイサウルスとなった日本の恐竜「むかわ竜」
北海道むかわ町で化石が発見された恐竜です。
恐竜博2019が開催された時点では、まだ学名が決まっておりませんでしたが、9月6日にカムイサウルスと決まりました。
アイヌ語で神の意味を持つカムイ!
凄く立派な学名が付いたものです。
こちらも今展覧会の目玉恐竜となっております。
日本の海にもモササウルスがいた!
フォスフォロサウルスと言う恐竜は、恐竜博2019で初めて知ることになりました。
モササウルス類であるフォスフォロサウルスも北海道で発見された恐竜(海生爬虫類)です。
モササウルスと言うと、ジュラシック・ワールドにも登場した超大型のイメージがありますが、恐竜博2019で展示されていた化石はどちらかと言うと小型でジュラシック・ワールドのイメージとはほど遠い感じの大きさでした。
ザ・首長竜!ホベツアラキリュウ
ホベツアラキリュウも、今回初めて耳にした名でした。
こちらも先程のフォスフォロサウルスと同じく、北海道で発見されたエラスモサウルス類の恐竜(海生爬虫類)です。
フォスフォロサウルスのような首長竜の特徴はなんと言ってもその首の長さです。
その中でもフォスフォロサウルスは、他の首長竜と比べても体全体に締める首の長さの割合は大きい方だと思います。
まさに、ザ・首長竜といった感じです!
もちろん現代の動物の中でも体全体の割合に対して、これほど首の長い生き物は存在しません。
恐竜界のスーパースター!ティラノサウルス
今回の恐竜博にも登場しましたT-REXことティラノサウルスです。
過去、約15年に渡って数々の恐竜博や博物館を見に行きましたが、ティラノサウルスが出てこなかった恐竜博や博物館はなく、私にとってはまさに皆勤賞と言ったところです。
やはり、何度見ても思いますが、これほどの知名度と存在感のある恐竜は他にいないと個人的には思います。
その名のとおりキングオブ恐竜です。
ティラノサウルスの人気は、この先も色褪せることはないでしょう。
恐鳥ガストルニス
恐竜博2019の最後の展示コーナーは、鳥類のスペースとなっておりました。
こちらは、ガストルニスと言って恐竜ではなく鳥です。
私はこの展覧会で初めて見ました。
大きさは2メートルに少し満たないくらいで、頭部は大きくクチバシも骨格もガッシリとした感じです。
ガストルニスは恐竜絶滅後に出てきた大型の鳥類です。
恐竜化石2023のレポートはコチラ
充実の常設展示は見応えありでオススメ!
今回、恐竜博2019の会場となった国立科学博物館には、恐竜博の会場となった特別展示場の他にもう一つの見どころとして常設展示場があります。
常設展示場には、有名な首長竜フタバスズキリュウ(フタバサウルス)の化石(全身骨格)が常時展示されております。
恐竜博2019で展示されていたホベツアラキリュウと同じエラスモサウルス類でもあり、同じ仲間なだけあって非常によく似ております。
常設展示場は、フタバスズキリュウの他にも別フロアに恐竜化石が常時展示されていて、展示されている化石(骨格標本)もかなり充実しております。
哺乳類や鳥類のはく製もある
恐竜以外にも哺乳類や鳥類のはく製や天体のことを含め地球の歴史を国立科学博物館では学ぶことができます。
展示数やスペースからも、一日で全て見るのは大変なほどの規模となっております。
恐竜博2019のチケット購入者であれば常設展示場へ別料金なしで入場できますので、行かれたことがない人はもちろんのこと、整理券が配られていて入場規制がかかっているときの時間調整にもオススメです。
国立科学博物館の常設展示は一見の価値ありです。
今回、恐竜博2019の会場となった国立科学博物館には、お土産などを買うことができるミュージアムショップがあります。
特別展示場を出たところにも、今展覧会の限定商品などが販売されているお土産売り場が設けられておりましたが、ミュージアムショップでの購入も品揃え豊富でオススメです。
ぜひ、国立科学博物館ミュージアムショップヘ足を運んでみましょう。
いつ行っても楽しめる常設展
開催期間も10月14日(月・祝)までと残りあとわずか
我が家にとって2年ぶりの恐竜博となった恐竜博2019。
国立科学博物館が会場となった今回は、スペース的なことも考慮されておりコンパクトながらも見応えのある恐竜博となっておりました。
当日は連休中の影響により、入場する人たちの大行列ができておりましたが、入場整理券が配られ入場制限がかけられていた効果も少なからずあったようで、会場内では混雑はしているものの展示物が見られなかったり混乱するようなことはありませんでした。
子どもと一緒に来ている大人までも楽しめる恐竜博2019!
開催期間も2019年10月14日(月・祝)まで残りあとわずかとなりましたが、まだ間に合います。
ぜひ、皆さんも恐竜博2019に足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。