おはようございます、なべやすです。
スマートフォンを使用している人は毎月の利用料金に満足していますでしょうか?
まだ記憶に新しいとは思いますが、今年の8月21日に菅官房長官が「携帯電話料金は4割程度、値下げできる余地があるのではないか」と発言しました。
どうやらこの発言により、携帯電話業界には波紋が広がっているようです。
しかし、この携帯電話料4割程度の値下げですが、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手3キャリアのスマホを利用している人であれば格安スマホや格安SIMを利用することにより、既に可能となっているのではないでしょうか?
我が家は、実際にそうなっています!
- 日本のスマホ料金は世界一高い?
- 我が家のスマホ料金は2人分で平均7,498円と激安!
- ワイモバイルの料金プランはシンプルでわかりやすい
- 格安スマホ!ワイモバイルにした場合のメリットとデメリット
- スマホ料金を安くするには選択肢から外せない格安スマホ!
日本のスマホ料金は世界一高い?
総務省が19日発表した平成29年度の電気通信サービスの内外価格差調査によると、1カ月のデータ利用が20ギガバイトの場合、東京のスマートフォンの月額利用料金は7,022円と世界の主要6都市中最高だった。ニューヨークが6,975円、ドイツ・デュッセルドルフが5,049円、ソウルが5,009円と続いた。最も安かったのはパリで2,460円だった。
データ利用が2ギガバイトで比較すると、ニューヨークの5,990円、ソウルの3,504円に次いで、東京は2,680円と6都市中3位。ただ、調査は各国のシェア上位3事業者のうち、最も安い料金を比較したもので、東京はソフトバンクの格安スマートフォンブランド「ワイモバイル」の料金だった。
各都市でシェアトップの事業者(東京はNTTドコモ)の料金を比較すると、東京は20ギガバイトと5ギガバイトで世界トップ、2ギガバイトではニューヨークに次いで2番目の高さとなっている。
(引用元:SankeiBizホームページ)
1カ月のデータ利用が20ギガバイトの場合と限られた条件下ではありますが、それでもスマホの月額利用料金が世界主要6都市中1番高かったことについては、いささか残念に思えます。
但し、データ利用が2ギガバイトで比較すると、東京は6都市中3位になります。
1カ月のデータ利用が20ギガバイトから2ギガバイトへと条件はガラリと変わりますが、ひとまず世界一高いスマホからは脱することができたことになります。
しかし、この調査データは各国のシェア上位3事業者のうち、最も安い料金を比較したもののようで、東京は3大キャリアを利用した場合の料金ではなく、格安スマホである「ワイモバイル」の料金だったとのことです。
このように総務省の発表したデータを見ていると、国内の携帯電話会社も菅官房長官が発言されたように、まだまだ携帯電話料金を下げられる余地があるのではないかと感じます。
我が家のスマホ料金は2人分で平均7,498円と激安!
こちらは我が家の2018年10月分のスマホ料金です。(家計簿アプリにて集計)
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私のではなく我が家のスマホ料金です。
私のではなく我が家のスマホ料金です。
ちなみに我が家は4人家族ですが、子ども達はまだ小さいためスマホを持っておりませんので、私と妻のスマホ料金となっております。
つまり2人分のスマホ料金です。
下のグラフは2人分の直近1年間(2017年10月~2018年10月)のスマホ料金です。(家計簿アプリにて集計)
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そしてこちらには直近1年間の平均スマホ料金が出ております。(家計簿アプリにて集計)
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スマホ1人分ではなく2人分でこの料金なら安いと思いませんか?
私はこのスマホ料金にとても満足をしております。
そして契約しているキャリアは、 先ほど総務省の調査においてデータ利用が2ギガバイトの比較で使われたワイモバイルです。
ドコモを使っていたときのスマホ料金は月額6,500〜7,000円!
妻は以前、大手3キャリアの一つでもあるドコモのスマートフォンを契約しておりましたが、約1年半ほど前に以前から私が契約していた ワイモバイルに契約変更(乗り換え)をしました。
ワイモバイルへ契約変更する前のドコモ時代の妻のスマホ代金は、端末代抜きで月額6,500~7,000円位でしたが、ワイモバイルに契約変更したことにより2人分で先ほどの金額へとなりました。
しかも先ほどの金額は、今年になってAppleが後継モデルを出すことがなく、今となっては希少になった4インチスマホiPhone SEの端末代金込みでの金額です。
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ワイモバイルの料金プランはシンプルでわかりやすい
ワイモバイルのスマホ料金プランは至ってシンプルにできていて、データ通信容量の大きさ別に以下のように3つのスマホプランが用意されており、とてもわかりやすいです。
高速データ通信容量 | |
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スマホプランS | 2G |
スマホプランM | 6G |
スマホプランL | 14G |
上記のプラン別高速データ通信容量は今年の8月末までそれぞれ半分の通信容量でしたが、9月から各プランとも料金は据え置きで2倍の容量に変更されました。
スマホプランSを契約していた私にとっては高速データ通信容量が1G▶2Gへとアップしてくれましたので、何とも嬉しいのと同時にありがたい変更となりました。
さらにデータ増量無料キャンペーンの対象となった場合は、高速データ通信容量が2年間1.5倍の3Gになります。
データ増量無料キャンペーンの対象となるための条件は下記の通りです。
データ増量無料キャンペーン適用の場合、データ増量オプションの月額料が加入翌月から24ヵ月無料となります。新規、他社からののりかえ(MNP)、ソフトバンクからの番号移行、契約変更、機種変更のいずれかでスマホプランS/M/Lを契約の際に、オプションに加入されたお客さまが対象です。
(引用元:ワイモバイル公式ホームページ)
データ増量無料キャンペーンは、新規契約や他社からの乗り換えをした人だけでなく、既に契約中の人が機種変更した場合も対象となりますので、 ワイモバイルを長期に使い続けている人にとっても大きなメリットとなります。
ワイモバイルなら10分無料通話が標準!
他にもワイモバイルのスマホプランの特徴的なサービスとして、国内通話が10分以内であれば何回でも無料で利用できます。
他のキャリアなどにも低価格帯のプランで無料通話が付いたものもありますが、無料通話ができる時間は殆どの場合が5分以内となっております。
国内無料通話に関してもオプションサービスなどではなく、基本プランであるスマホプランに含まれているサービスなので別途オプション料金が掛かるようなことはもありません。
このように無料通話サービスに関してもワイモバイルは、他のキャリア(特に他社の格安スマホ・格安SIM)などと比較しても一歩リードしているのではないでしょうか。
格安スマホ!ワイモバイルにした場合のメリットとデメリット
もちろん、ワイモバイルも良いところばかりではありません。利用してみることにより感じるメリットもあればデメリットもあります。
メリット
月額料金が安い!
なんと言っても月額利用料金が安いのは最大のメリットです。
格安スマホや格安SIMにする一番の目的は、スマホ料金をいかに安くすることができるかなので、このメリットが生じないことには話になりません。
昨今たくさんの格安スマホ・格安SIMの会社が参入してきている中で、ワイモバイルも決して激安とまでは言えませんが、それでも個人的には十分納得いくスマホ料金だと思っております。
国内無料通話(1回10分以内)
先ほども記載しましたが、国内通話が1回10分以内であればどこへ何回かけても無料です。
この10分という通話時間ですが、意外と使えます!
他社でも1回5分以内や有料オプションにて通話時間無制限の無料通話サービスなどもありますが、ワイモバイルの場合は基本プランに無料通話サービスが含まれておりますので別途オプションへの加入などを考える必要もなく、お得感も味わいながら最大10分間も無料通話を使うことができます。
わざわざオプション加入への選択を考える必要もなく、1回10分以内であればどこへかけても通話料金が無料なのはワイモバイルのメリットです。
デメリット
端末のクオリティがイマイチ!
ワイモバイルのスマホ端末は、大手3キャリアと比較するとクオリティがイマイチです。
ワイモバイルの端末は、かつては親会社であったソフトバンクモバイルで取り扱いされていたスマホの型落ち品なども見受けられました。
現に私が使用している端末もワイモバイルで発売された時点で既に1年落ちでした!
現在もソフトバンクのサブブランドとして位置付けがあるからなのか、ワイモバイルで取り扱いされているスマホ端末は、大手3キャリアよりも種類数、クオリティ共に見劣りします。
特にiPhoneを使いたい人にとってはワイモバイルは選択肢から完全に外れてしまうかと思います。
未だにワイモバイルで取り扱われているiPhoneは6SとiPhoneSEです。
今年の9月にiPhone XS、そして今月に入りiPhone XRが発売された今、人気のiPhoneが6SとiPhoneSEだけの選択肢は乏しいとしか言いようがありません。
ワイモバイルにもAndroid Oneなどの魅力的な端末もありますが、大手3キャリアと比較すると、ワイモバイルを含め格安スマホ・格安 SIM各社から出ているスマホ端末は残念ながら見劣りしていると言わざるを得ません。
低価格の料金プランを提供している以上、このあたりは仕方ないことなのかもしれません。
対応策として考えるなら、ワイモバイルの場合、スマホプランと同じサービス内容でUSIMカード(格安SIM)単体契約も可能となっておりますので、クオリティの高いSIMフリー端末を別途用意するか大手3キャリアなどで使用していた端末をSIMロック解除して、それらの端末にワイモバイルのUSIMカード(格安SIM)を入れて使用すれば、安いスマホ料金でクオリティの高い端末を使用することができます。
但し、クオリティの高いSIMフリー端末を別途購入したり、大手3キャリアなどで使用していてSIMロック解除した端末を用意するにはそれ相応のコストが掛かるので、低価格で利用できるワイモバイルのメリットがなくなってしまいますのであまり現実的とは言えません。
スマホ料金を安くするには選択肢から外せない格安スマホ!
ワイモバイルをはじめ格安スマホ・格安SIM会社のスマホを利用するにあたり、メリットやデメリットは幾つかありますが、菅官房長官が「携帯電話料金は4割程度、値下げできる余地があるのではないか」と発言したことを含めて、スマホ料金を安くする為には、現在のところワイモバイルを含め格安スマホを選択することが一番手っ取り早いでしょう。
但し、ワイモバイルをはじめ格安スマホ・格安SIMのスマホ料金が大手3キャリアと比較していくら安いからとは言っても、高速データ通信容量を多くしたりオプションサービスを付けたりすると、それなりのスマホ料金(高額)になってきますので注意が必要です。
格安スマホにして毎月のスマホ料金を安くする為には、料金プランを一番安いプランにしたり、余分なオプションサービスを付けたりしないようにすることが必要となります。
これは絶対やるべきことです!
一長一短なところもあるかもしれませんが、それらを含め考えても格安スマホや格安SIMに乗り換えることによって安くなるスマホ料金は大きなメリットになるかと思われます。
私が利用しているワイモバイルを例として色々と書いてみましたが、他社の格安スマホ・格安SIMへの契約を考える際にも参考になる部分があるかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
まとめ
- スマホ料金を下げるには大手3キャリアとの契約では無理!
- 格安スマホや格安SIMの契約には一番安い料金プランにしたり、余分なオプションサービスを付けたりしないようにする!
- クオリティの高いスマホ端末や新型iPhoneが利用できないことに対して妥協が必要!