こんにちは、なべやすです。
いきなりですが、
「保険の見直し」
この言葉、何かとよく耳にする言葉ではないでしょうか?
「保険の見直し」
この言葉、何かとよく耳にする言葉ではないでしょうか?
現に私自身も、妻の「がん保険」をはじめ契約中の保険の見直しを現在しているところです。
ところで、保険の見直しって必要なのでしょうか?
「必要?」または「必要ない?」でいえば必要です。
保険も一つの商品なので、例えば10年前に加入した生命保険の保障内容が10年後の医療費にもバッチリ対応できるかといったら、すべての保険がそうとは限りません。
だからこそ、保険も次々と改良された新商品が出てきているのです。
以前、ブログにも書きましたが、妻の「がん保険」が更新時期となり見直しをしていたところ、何ともグッドタイミングというか偶然というか素晴らしい本に出合いました。
以前、ブログにも書きましたが、妻の「がん保険」が更新時期となり見直しをしていたところ、何ともグッドタイミングというか偶然というか素晴らしい本に出合いました。
そして、その本の影響により生命保険の見方が大きく変わりました。
保険の見直しは、定期的に必ず自分でするようにしましょう!
- 「一生安心」にだまされるな!医療保険はすぐやめなさい
- 生命保険に加入するよりも貯蓄することが重要!
- 保険給付の裁量は保険会社にある
- 保険の見直しは自分自身でするべき!
- 保険の見直しは定期的にしよう!
- テレビCMでもおなじみの保険相談窓口っていったいどうなの?
- 日本国民は既に立派な保険に加入している
- 最後に
「一生安心」にだまされるな!医療保険はすぐやめなさい
保険の見直しを現在している中、仕事帰りに立ち寄った書店で、なんとも引かれるタイトルの本を見かけて思わず買ってしまいました。
著者:内藤眞弓
「一生安心」にだまされるな!医療保険はすぐやめなさい
やめた人から得をする!
こんなにはっきり言ってしまっていいのでしょうか?
しかし、この素晴らしいタイトルの本に私は見事なまでに引き寄せられ、気がついたらこの本を持って書店のレジに立っていました。
2013年11月14日第1刷発行と書かれておりますので、けっこう前に出版された本ではありますが、今の私にとってはうってつけの一冊となりました。
この本を読んだことにより生命保険を今までとは全く違う角度で見ることができ、「保険の見直し」をするにあたってとても参考になる一冊となりました。
どちらかと言うと保険の知識が付くというよりも、保険の見方や向き合い方が変わる本です。
この本を読み終わった後、本のタイトル通りに生命保険を解約したくなり、実際に見直しをしたところ重複加入していたがん保険を見直すことができました。
この本を読み終わった後、本のタイトル通りに生命保険を解約したくなり、実際に見直しをしたところ重複加入していたがん保険を見直すことができました。
もちろん早々に解約いたしました。
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生命保険に加入するよりも貯蓄することが重要!
そのためには、早い段階からコツコツと貯蓄をすることが大切だというのです。
そうは言っても、長い期間をかけてコツコツとお金を貯めることは容易ではないと誰もが思うものですが、この本を読んでみると確かに保険よりも貯蓄の重要性というか必要性がよくわかります。
では、「保険が不要になるほどの貯蓄と言っても、どのくらいの蓄えがあればいいのか?」という具体的な話に当然なってくるかと思います。
この本では、ズバリ!150万円程度の貯蓄があれば医療保険は必要なくなると書かれております。
この金額で保険に変わる備えができるとしたら、なんとかできる金額ではないでしょうか。
保険給付の裁量は保険会社にある
確かに保険に代わって医療費として使える貯蓄を用意することができるようになれば、この本にも書かれている通り、そのお金は自分のお金なのでどんな使い方をすることもできます。
入院費にしても通院費にしても病院までのタクシー代にしても、その貯めたお金の使い方は医療費として貯蓄をした人の自由です。
しかし、保険となると保険給付の裁量は当然ですが保険会社になります。
そこには保険会社が決めた様々な基準があるので、必ずしも本来の治療に必要な費用の保険給付が受けられるとは限りません。
保険という制度である以上それは仕方ないことなのですが、なんとも不合理な話だと私は思いました。
その他にも、実際に掛けていた保障内容の保険給付を受けるためには、何日もの入院や通院、そして何回もの手術が必要となることもあると書かれておりました。
そう考えると、毎月の保険料を自分でコツコツ積み立て、ある程度の貯蓄額ができてきたら「保険の見直し」をして必要最小限の保障額に下げて保険料を抑えていき、その分を積み立て預金にシフトするなどした方がお金の使い方としてもよっぽど合理的です。
保険の見直しは自分自身でするべき!
そうは言っても、いったい何をすべきでしょうか。
いきなり言われても保険のことを、詳しくわかる人もそう多くないかと思います。
でも、「できること」もしくは「できそうなこと」からやってみるべきです。
ガチガチに見直しする必要はありませんし、できるわけがありません。
例えば、現在加入している保険の保障内容を自分自身で確認し、私のように重複した保障内容のものがないかはもちろんのこと、過剰な保障内容になっていないかなども含めて保険の見直しするだけでもいいでしょう。
つまり自分が加入している保険および保障内容をキチッと自分自身で把握することが重要です!
その為には、少なからず保険の知識を付ける必要も出てきます。
しかし、保険の見直しを自分自身でする為にも、この点は最低限クリアしたいところです。
保険の見直しは定期的にしよう!
そして保険の見直しは、定期的に自分自身でするものだと思います。私がメインで契約している東京海上日動あんしん生命では、1年に1回契約内容の確認が郵送で届きます。
1年に1回保険の見直しができるので、とても便利な資料です。
ライルスタイルに変化があったときはもちろんのこと、2~3年に1回でも十分ですので、できるだけ定期的に保険の見直しをしましょう。
保険の更新時期でもよさそうですが、10年更新の保険もありますので、それだと見直しサイクルとしては長すぎます。
貯蓄タイプの保険でもない限り、保障をメインとした医療保険を何年も見直すことなく入りっぱなしにしておくのは危険です!
医療費や治療方法も少なからず変わっていきます。
契約中の保険がその時代の医療費や治療方法に対応できないと、せっかく払い続けてきた保険料がムダになってしまいます。
テレビCMでもおなじみの保険相談窓口っていったいどうなの?
私はマイホーム購入の際、テレビCMでもおなじみの保険相談窓口に火災保険の相談に行ったことがあります。
そこでは完全予約制にて時間をタップリいただくことができる上、一対一で保険商品の説明を事細かく相談することができてとても素晴らしいと思いました。
そして驚いたことに、その至れり尽くせりの保険相談が無料でできるというので二重の驚きです!
しかし、実際に保険の相談を進めていくと、必要以上の高額な保障内容のものをドンドン勧めてきたので結局は契約しませんでした。
テレビCMでもおなじみの保険相談窓口も、ボランティアでもなければ公共事業でもないので、当然に利益を追求してくるものです。
そうなると、ユーザーに本当の意味で適した保険にはなかなか出会えないものなのかもしれません。
日本国民は既に立派な保険に加入している
この本を読んでみて保険の見直しを「一生安心」にだまされるな!医療保険はすぐやめなさいの著者の考えも踏まえ、私なりに下記のようにまとめてみました。
- 「保険の見直し」は自分でする。
- 過剰な保障を付けないようにする。
これら2点を意識するだけでも、保険に対する向き合い方が変わってきます。
具体的なことについては、以下に記載してみましたので参考まで。
1.「保険の見直し」は自分でする。
保険のプロでもあるファイナンシャルプランナーに相談すれば安心で完璧かと思うかも知れませんが、その分、必要以上に手厚い保障内容になり保険料も高額になったりするケースもあります。
できれば、自分で必要だと思われる身の丈に合った保障を自分で判断し、適正な保険に加入するのがベストです。
私も知人がファイナンシャルプランナーなので相談していた時期もありましたが、今の時代、ネットや本をうまく活用して勉強してみれば、素人でもそれなりに保険の知識は身につけることができます。
特に本を読むのは有効です。
また、自分に知識をつけることは、加入する保険を理解する上でも非常に重要なことです。
何よりも付いた知識は、自分にとって財産になります。
逆になんの知識を付けることもなく、セールス担当者に勧められるがままの保険に加入することの方が大きなリスクではないしょうか。
そのような買い物は保険に限らず、絶対にしてはいけません!
2.過剰な保障を付けないようにする。
保険で医療費の全てをカバーしようとせず、健康保険の高額療養費制度や自身の貯蓄なども踏まえた上て保障を選び、過剰な保障内容の高額保険料に加入しないようにすることが大切です。
高額な医療費を支払ったときは高額療養費で払い戻しが受けられます。高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。
高額保障の高額保険料の保険=完璧とは限らないです。
なので自分の貯蓄では補えそうにない部分の保障がカバーされる保険を選べばいいのです。
日本では国民皆保険制度により、誰もが既に健康保険(公的医療保険)という立派な保険に加入してるわけなので、あえて高額な保険料の生命保険などに加入する必要はないでしょう。
保険の見直しの注意点
保険の見直しをする際の注意点としては、過度にやり過ぎて、その時点で必要な保険や保障まで削ぎ落とさないようにしましょう。
ペラペラの薄っぺらい保障だけになってしまっては本末転倒です。
また、保険の解約は簡単ですが、新たに保険の契約をする場合は年齢や持病などにより難しくなるケースもあります。
保険の見直しをして保険を解約する場合は、その点を理解した上でするようにしましょう。
確立の低いことに対して保険料(お金)を掛けていく、言ってみれば高い商品だと私は思います。
その中で必要な保障だけを探し出すことは思いのほか大変なことではありますが、自分で色々と調べて勉強してみると意外と見つかるものです。
保険の見直しは、ぜひ自分でするようにしましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
まとめ
- 保険の見直しは自分自身でする
- 保険の見直しは定期的にする
- 保険の見直しは過度にやり過ぎないよう注意!