おはようございます、なべやすです。
JALマイルを国際線特典航空券へ交換すると、世界中の魅力的な都市やリゾート地へお得に旅行できます。
しかし、交換するのは、そう簡単ではありません。
空席が少ない、必要マイル数が多い、手数料がかかるなど、交換には様々な難点があります。
当記事では、2006年からJALマイレージ会員歴の私がJALマイルを国際線特典航空券へ交換するために知っておくべき5つのポイントを紹介します。
これらのポイントを押さえれば、交換の成功率を高めることができます。
JALマイルを有効活用して、お得な海外旅行を実現しましょう!
JALマイルを国際線特典航空券へ交換するメリットと難点
写真:Love Free Photo
JALマイルは、日本航空のマイレージプログラムで貯めたポイントです。
JALマイルは、国内線や国際線の特典航空券に交換することができますが、どちらがお得なのでしょうか?
ここでは、JALマイルを国際線特典航空券に交換するメリットと難点について解説します。
国際線特典航空券のメリット
JALマイルを国際線特典航空券に交換する最大のメリットは、高額な運賃を節約できることです。
国際線の運賃は、時期や路線によって大きく変動しますが、一般的には数万円から数十万円の範囲です。
しかし、JALマイルを使えば、必要なマイル数と税金・諸手数料だけで済みます。
JALマイルを国際線特典航空券に交換すれば、実質的に運賃の半額以下で済む場合もめずらしくありません。
また、JALマイルを国際線特典航空券に交換すると、ワンワールドアライアンスの提携航空会社の便も利用できることがメリットです。
ワンワールドアライアンスは、日本航空を含む13社の航空会社が参加しているグローバルな提携です。
ワンワールドアライアンスの提携航空会社の便を利用すれば、日本航空が直行便を運航していない都市や国にも行くことができます。
このように、JALマイルを国際線特典航空券に交換すると、より多くの旅先を選ぶことができます。
国際線特典航空券の難点
JALマイルを国際線特典航空券に交換する最大の難点は、席数が限られていることです。
国際線特典航空券は、一定の割合で確保されていますが、需要が高い時期や人気のある路線では、すぐに埋まってしまいます。
特に、ピークシーズンや連休などは、早めに予約しないと希望する日程や便に空きがない可能性が高いです。また、予約した後も変更やキャンセルは有料です。
このように、JALマイルを国際線特典航空券に交換すると、柔軟性や自由度が低くなります。
以上、JALマイルを国際線特典航空券に交換するかどうかは、個人の目的や好みによって異なります。
国際線特典航空券は、運賃を節約できる他に提携航空会社の便も利用できるので、お得感が高いです。
しかし、席数が限られているし、変更やキャンセルにも制限があるので、計画性が必要です。
JALマイルを国際線特典航空券に交換する場合は、早めに予約することと、確実に利用することがポイントになってきます。
JALマイルを国際線特典航空券へ交換するために知っておくべき5つのポイント
ここからは、本題のJALマイルを国際線特典航空券へ交換するために知っておくべき5つのポイントについて、以下のポイントをご紹介します。
- 予約開始日時の把握
- 交換する時期を見極める
- 交換する区間や路線の選択
- マイルの種類と貯め方
- 変更やキャンセルの条件
ポイント1:予約開始日時の把握
JAL国際線特典航空券の予約開始日時は、搭乗日360日前の10:00(日本時間)からとなっています。(2024年3月26日以降は360日前の午前0時から)
往復でご利用の場合は、往復共に申し込み日から360日以内となる旅程の予約申し込みが可能です。
人気の路線やピークシーズン(ハイシーズン)の予約は、予約開始日時に往路と復路を別々にすると、座席獲得の確率が高くなり、必要マイル数も抑えられる傾向にあります。
キャンセル待ちについては、ファーストクラス利用時に限り可能です。なお、キャンセル待ちの変更はできません。
予約開始日時の変更に関するお知らせもありますので、最新の情報をJAL公式サイトでチェックすることをおすすめします。
ポイント2:交換する時期を見極める
JAL国際線特典航空券は、JALマイレージバンクのマイルを使って、JALグループの国際線に搭乗できる航空券です。
一般的な航空券と比べて、マイル数に応じて安く利用できるのが魅力です。
しかし、人気の路線や時期によっては予約が取りくにいという問題があります。
そこで、空席が多い時期や曜日、路線を知っておくと、予約できる確率が高くなるかもしれません。
空席が多い時期や曜日
特典航空券はマイルを使って発券できる航空券で、通常の航空券よりもお得に旅行できるというメリットがあります。
しかし、特典航空券の空席は限られており、ピークシーズン(ハイシーズン)や人気の路線では予約するのが難しいです。
そこで、JAL国際線特典航空券の空席が多い時期や曜日、路線を調べてみました。
時期
まず、時期についてですが、一般的にはオフシーズンやショルダーシーズンの方が空席が多く見つかりやすいです。
オフシーズンは旅行需要が低い時期で、空席率が高いだけでなく、必要マイル数も抑えられます。
JALのグアム路線の場合、4~7月中旬ころまでの連休を除いた時期などは、座席も獲得しやすく、必要マイル数も抑えられる日も比較的多いです。
ショルダーシーズンはピークシーズン(ハイシーズン)の前後の時期で、例えば春や秋の連休を除いた日などが該当します。
ピークシーズンは旅行需要が高い時期で、例えば夏休みや年末年始、大型連休などが該当します。
ピークシーズンは特典航空券の空席が少なく、予約するのが非常に困難です。また、必要マイル数もオフシーズンと比べて、何倍にもなるケースがあります。
曜日
次に、曜日についてですが、一般的には平日の方が空席が多く見つかりやすいです。
平日はビジネス需要が高く、レジャー需要が低いためです。
週末はレジャー需要が高く、ビジネス需要が低いためです。
特に金曜日や月曜日は週末を挟んだ曜日で、レジャー需要もビジネス需要も高いため、特典航空券の空席が少なくなる傾向にあります。
これらの情報は一般的な傾向であり、実際の空席状況や必要マイル数は変動するため、JAL公式サイトの空席照会カレンダーで定期的にチェックすることが重要です。
また、特典航空券の空席状況は予告なく変更されることがあるため、予約を検討している場合は、頻繁に状況を確認することをおすすめします。
ポイント3:交換する区間や路線の選択
JALマイルを交換する際に、適切な区間を選択することは重要です。
以下は、JALマイルを交換する際に考慮すべきポイントです。
JAL国際線特典航空券は、以下の路線に適用されます。
- JALグループの国際線(JL便)
- JALと提携する航空会社のコードシェア便(JL便)
- JALと提携する航空会社の運航便(提携航空会社便)
路線については、一般的に人気の高い路線ほど空席率が低く見つかりにくいです。
一つの例として、ハワイやグアムなどのリゾート地などがあります。
人気の高い路線は旅行者の数が多く、特典航空券の需要も高いためです。
逆に人気が低い路線は、空席が見つかる可能性も高くなります。
人気の低い路線は旅行者の数が少なく、特典航空券の需要も低いためです。
特典航空券を効率よく使うためには、行きたいところだけではなく、行けるところといった考えも状況により必要です。
ポイント4:マイルの種類と貯め方
JALマイルは、日本航空(JAL)が運営する「JALマイレージバンク(JMB)」と呼ばれるマイレージサービスの会員になり、「JALマイレージカード」またはクレジットカード機能付きの「JALカード」を発行することで貯めることができます。
JALマイルの貯め方は多岐にわたりますが、以下の方法が一般的です。
1. フライトで貯まるマイル(フライトマイル)
JALグループや提携航空会社の飛行機を利用することで、飛行機の搭乗距離に応じたマイルが付与されます。
基本的なマイルの貯め方で、効率よく貯めることができる方法です。
2. 宿泊で貯めるホテルマイル
JALが全世界で提携しているホテルに宿泊すると、ホテルマイルが付与されます。
特にJAL系列のホテルを利用すれば、一気にマイルを貯めることができます。
予約・宿泊は、JAL Webサイトを通して行うと便利です。
3. ショッピング利用で貯める
「JALマイレージモール」やカード掲示で貯める「マイルパートナー」、JALカードの利用で2倍のマイルが付与される「JALカード特約店」の利用など、自分に合った方法で効率的にマイルを貯めることができます。
クレジットカード機能付きのJALカードは、フライトでのボーナスマイルやショッピングのクレジットカード決済におけるマイルの加算などさまざまな特典が付くため、JALマイレージバンクカードよりも効率的にマイルを貯めることが可能です。
通常は200円ごとに1マイルが加算されますが、ショッピングマイル・プレミアム会員なら100円ごとに1マイルが貯まります。
JALカードは、JALマイラーのマストアイテムとも言えます。
JALカードの年間コストは、以下の通りです。(投稿時現在)
- 本会員年会費:2,200円
- 家族会員年会費:1,100円
- ショッピングマイル・プレミアム年会費:4,950円
これらの費用を合計すると、年間の総コストは8,250円となります。
ただし、これは家族会員も含めたショッピングマイル・プレミアムに加入している場合のコストであり、普通カードのみの場合は年会費が2,200円となります。
特典航空券に交換できるまでのマイルを貯める期間によっては、大幅にコストがかかる場合もある点に注意が必要です。
\ 年会費1,100円 /
JALマイルが貯まる東急カード
4.他社のポイントから交換する
他のポイントプログラムで貯めたポイントを、JALマイルに交換することも可能です。
例として、以下のポイントプログラムから交換(移行)できます。
- アメックス(メンバーシップ・リワード)
- 楽天ポイント
- ポイントサイト(ハピタス、モッピーなど)
中でもポイントサイトで貯めたポイントからの交換は、手数料もかからなくおすすめです。
クレジットカードの申込みや旅行予約サイトをポイントサイト経由で利用すると、効率よくポイントが貯まります。
\ JALマイルに交換できる /
ポイントサイト《ハピタス》
これらの方法を活用することで、効率的にJALマイルを貯めることができます。
いずれの方法で貯めた場合でも、マイルの有効期限に違いはありません。
どれも、積算日から3年間有効で、国内線・国際線の特典航空券やアップグレード特典などに交換できます。また、ボーナスマイルは、基本マイルと合算して交換することができます。
航空系マイルに強いアメックス
楽天ポイントもJALマイルになる
JALマイル貯めるならハピタス
ポイント5:変更やキャンセルの条件
JAL国際線特典航空券の交換自体には手数料はかかりませんが、特典航空券の払い戻しを行う際には手数料が発生します。
具体的には、未使用の特典航空券を払い戻す際には、3,100円の取消手数料が必要です。
また、予約変更を行う場合は、既に手配済みの特典航空券を取り消し・払い戻しの上で、新たに希望の旅程で手配する必要があります。
つまり、予約が完了した特典航空券は、日程などの変更ができないということです。
このプロセスにおいても、払い戻しに関連する手数料が適用されることになります。
JALマイルは使い道いろいろ
JALマイルを特典航空券へ交換するのは簡単ではない!
コツコツと貯めたJALマイルは、使うことが意外と難しいものです。
特に人気路線では、特典航空券の確保は一筋縄にはいきません。
人気の高い路線を確保するには、予約開始日時と空席率が高い時期や曜日を選ぶことが鍵となります。
マイルの有効期限切れに注意しながら、状況によっては予約しやすい路線や時期などへの柔軟な対応も考えましょう。
他にも、特典交換には特典予約時に必要マイル数がJMB口座にあることが条件となりますので、マイル不足には注意が必要です。
座席を必要としない乳幼児などを除いて、子どもも大人と同じマイル数が必要になります。
特典航空券への交換は、ポイントを押さえながら慎重に行うべきです。
マイルを使えなかったコロナ禍
最後に
JALマイルを最大限に活用し、国際線特典航空券への交換を成功させるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
予約開始日時の把握や交換する時期の見極め、交換する区間の選択、マイルの種類と貯め方、手数料の節約、そして変更やキャンセルの条件を知ることが、賢くマイルを使うための鍵です。
当記事で紹介した5つのポイントを参考に、あなたも賢くマイルを使って、お得で快適な旅を実現しましょう。
JALマイルを使った旅は、計画次第で更に豊かなものへとなります。
これらのポイントを活用して、素敵な旅行をお楽しみください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。