おはようございます、なべやすです。
我が家は年に1回程度ではありますが、海外旅行をするようにしております。
定番になっているのはグアム旅行ですが、今年は北朝鮮情勢の影響で今のところ保留というか見送りにしている状態です。
そんな海外旅行の際に必ず準備するものの一つとして、海外旅行保険があります。
過去に、インドネシア・バリ島で入院をした経験から、我が家では海外旅行保険への加入は絶対に準備し忘れないように注意しております。
我が家にとって海外旅行をする際、海外旅行保険への加入は必須です!
- 公的健康保険でも海外での急な病気やケガの治療費を負担してくれる
- バリ島で突然の体調不良!嘔吐、下痢、寒気に襲われる!
- 三井住友海上に電話をしたら往診と通訳を手配してくれた
- 往診の結果、病院での検査や治療が必要となり救急車で病院へ!
- 海外旅行保険に入っていたからこそ治療に専念できた
- 海外旅行保険選びと加入はネットがおすすめ
- 最後に
公的健康保険でも海外での急な病気やケガの治療費を負担してくれる
国内旅行の場合も国内旅行保険というものが存在しますが、仮に旅行先で病気やケガをしてしまった場合でも公的な健康保険を使うことができますので、基本的には国内旅行保険の加入は不要だと考えております。
しかし、海外旅行の場合には考え方を別にしないといけません。
実は公的な健康保険にも「海外療養費」という制度があり、海外での急な病気やケガの治療費の一部を負担してくれる制度があります。
日本の公的保険制度は、本当に素晴らしいものです。
ところが、海外療養費制度でカバーされるのは、あくまでも治療費の一部となっております。
治療費が高額となるケースが想定される海外旅行の場合は、各自で海外旅行保険への加入が必要です。
バリ島で突然の体調不良!嘔吐、下痢、寒気に襲われる!
海外旅行保険は、いつもお守りとして加入するように考えておりますが、過去に一度だけお世話になった経験があります。
まだ、子どもたちが生まれる前に夫婦で旅行した、地上最後楽園とも言われているインドネシアのバリ島に行ったときのことです。
滞在2~3日目の夜明け前、南の島に来ているはずなのに何だか寝ていて肌寒い感じがしました。
「今朝は少し冷え込んでるのか?」と思いながらもそのまま再度寝てしまいました。
その後、朝になり起床してみるとやはり肌寒いというか寒気がしたのです。
その際、妻も同じ様な症状があったので、バリ島まで来て2人で風邪でも引いてしまったと思いながらもホテルのレストランにそのまま朝食に向かいました。
私は、日頃食べる位の量の食事をすることができましたが、妻は吐き気があり気持ち悪かった為、殆ど食べることができない状態になっておりました。
その後、部屋に戻る途中に私も突然の吐き気に襲われ、そのまま途中のトイレに直行!
なんと嘔吐してしまったのです。
そして、妻も部屋まではたどり着いたものの、私と同じく嘔吐しました。
その後、嘔吐に続きお腹も下してしまい、また、寒気もまだありましたので、2人ともしばらく部屋で休んでおりました。
三井住友海上に電話をしたら往診と通訳を手配してくれた
写真:Pixabay
その後、私は多少持ち返しましたが、妻の症状は悪化の一途をたどっていたので、「これはマズい!」と思い、その時加入しておりました海外旅行保険会社の三井住友海上に電話をしました。
電話は三井住友海上のシンガポール支社へと繋がり、対応していただいた方は日本人スタッフでした。
先ず、妻の症状を説明し病院に受診したい旨を伝えました。
すると今度は三井住友海上のスタッフが必要なことについて質問をしてきました。
往診や通訳は必要ないかなど細々したことまで訪ねてきてくれました。
そして、私は妻の症状から病院へ連れていくのは旅慣れていないバリ島では困難だと思い、往診と通訳が必要なことを三井住友海上のスタッフに伝えました。
一度電話を切りその後、三井住友海上のスタッフから折り返しの電話がきて、私が依頼をした全ての手配が整ったことの報告を受けました。
往診の結果、病院での検査や治療が必要となり救急車で病院へ!
写真:Pixabay
そして無事にホテルの部屋まで往診に来ていただき、医師と同行をしていた通訳の方を通して何のストレスもなく診察を受けることができました。
ですが、妻の症状から病院での治療や検査が必要になるとのことを医師から告げられ、私たちはそのまま救急車で病院まで直行することになりました。
到着した先は、海外旅行者を対照とした病院というよりも、日本でいうところのクリニックのような施設でした。
到着後、少し経過してから往診の時とは別の医師が診察をしにきてくれました。
そこでも通訳が付いてくれたお陰で、スムーズに診察を受けることができました。
直ぐに検査と点滴が始まり、個室の病室で治療を受けることになりました。
その後、検査結果が出て聞かされた診断は、なんと「アメーバ赤痢」でした。
遥か異国の地に来て妻が「アメーバ赤痢」に罹患するとはと思いもしませんでした。
結局、そのまま入院となり、私も妻の付き添いとして一緒に病院で過ごすことになりました。
アメーバ赤痢とは
原虫である赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica )を病原体とする大腸炎のうち、粘血便をはじめとし、下痢、テネスムス(しぶり腹)、腹痛などの赤痢症状を示すものを、本来、アメーバ赤痢と呼ぶ。しかし、1999年4月から施行された感染症法ではE. histolytica 感染に起因する疾患を、消化器症状を主症状とするものばかりでなく、それ以外の臓器に病変を形成したものも含めてアメーバ赤痢と定義し、4 類感染症として全例報告の対象とし、さらに隔離入院の対象疾患から除外した(註:その後、2003年11月施行の感染症法一部改正により、5類感染症全数把握疾患に変更)。
(引用元:国立感染症研究所HP)
海外旅行保険に入っていたからこそ治療に専念できた
入院した病院は清潔感もあり医療スタッフの対応もよく、妻も安心して治療を受けることができたそうです。
私も同感でした。
そして何よりも、三井住友海上のスタッフの迅速な手配と的確な対応に加えて、充実した海外旅行保険の補償に私たち夫婦は身も心も救われました。
その後、治療の効果にも恵まれ、妻も翌日の朝頃から徐々に軽快し始め、その日の夕方には無事に退院する運びとなりました。
医療費をはじめ、一連の費用は立替払いなどすることもなく、加入していた三井住友海上の海外旅行保険の場合は、全てキャッシュレスでしたので本当に助かりました。
入院中は疾病が疾病であったので妻は食事をすることがほとんどできませんでしたが、食事は近隣の日本食レストランからの出前で提供され、費用は全て海外旅行保険でカバーされました。
しかも、付き添いである私の分までの食事も海外旅行保険でカバーされたので驚きです。
ちなみに食事はメニューを見ながら自分で選ぶことができました。
とはいっても病院にくる程の人は、きっとそれどころではないでしょうけど…。
いずれにしても、海外旅行保険に入っていたからこそ異国の地バリ島で治療に専念できたと言えます。
充実の海外旅行保険が付帯されている
海外旅行保険選びと加入はネットがおすすめ
このように慣れない異国の地で医療を受けるのは、先ずは言葉の壁から始まって医療費以外のことにも対処しなければならないことが待ち受けているので、容易ではありません。
それらに加えて医療費のことまでも心配しなければならなくなると、治療を受けていても気が気ではありません。
その様な時に海外旅行保険の充実したサポートがあることにより、治療費のことだけでなく全ての心配をすることなく治療を受けることができるのは、海外旅行保険に加入することの大きなメリットと言えます。
この様な経験を踏まえて我が家は、海外旅行をする際は必ず海外旅行保険に加入しております。
- 高い保険料で高額補償のものでなくてもいいが加入は必須!
- 加入方法は旅行代理店などではなく、ネットからの加入が簡単便利!保険料も安い!
- 家族旅行の場合は、家族割引などがある
最後に
ご参考までに、私がよく加入している海外旅行保険は三井住友海上の「ネットde保険@とらべる」もしくは損保ジャパン日本興亜の「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」です。
どちらも保険料が安いのと補償内容が充実しているところが私には魅力です。
楽しい海外旅行にするためにも、もしもの時の備えとして海外旅行保険に必ず加入するようにしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。