おはようございます、なべやすです。
家中の至るところに発生するカビ!
その中でもお風呂場は、最もカビの生えやすい場所です。
水回りであるお風呂場は、湿気も多いため特にカビの発生する条件が整っている場所となっております。
カビは一度生えてしまうと、とてもガンコです。
発生する箇所にもよりますが、お風呂場のパッキン部分やタイルの目地などに生えてしまうとカビ落としも容易ではありません。
やはり一番の対策は、カビを発生させないことです!
- お風呂場はカビが発生しやすい環境
- 一般的な「窓を開けて換気」では不十分だった理由
- お風呂のカビ対策は「除去」と「予防」の二本立て
- お風呂場の窓を閉めて長時間換気扇を回すのが効果的!
- 長期間換気扇を使うことによる電気代は?
- 最後に
お風呂場はカビが発生しやすい環境
湿気・温度・汚れがカビの繁殖条件を満たす
お風呂場は「湿度が高く」「温度が一定」「皮脂や石けんカスといった栄養分が残りやすい」ことから、カビにとって最適な繁殖環境です。
特に入浴後は、湿気がこもりやすく、換気が不十分だとあっという間にカビが生えてしまいます。
賃貸時代の失敗体験から学んだこと
私自身、マイホーム購入前に住んでいた賃貸住宅では、窓のないユニットバスを使っていました。
当時は換気扇だけに頼っていたこともあり、浴室のパッキン部分や壁、天井にまでカビが広がってしまったのです。
せっかくカビを落としても、数日後にはまた元どおり。
完全にカビのイタチゴッコでした。
こまめに掃除していれば防げたのかもしれませんが、忙しさにかまけて放置していたのが悔やまれます。
新居では「カビを生やさない環境づくり」を意識
そんな反省を踏まえて、マイホームを建てた今は「そもそもカビを発生させない」ことを意識しています。
見つけたら取るのではなく、最初から生やさない工夫。
それが、カビ対策の第一歩です。
一般的な「窓を開けて換気」では不十分だった理由
窓があるから大丈夫、という思い込み
我が家のお風呂場には、小さめながらも窓がついています。
物件を探していたときから「窓のある浴室=換気しやすい=カビが生えにくい」と信じていたため、浴室に窓があることは大きな決め手の一つでした。
実際、入居後も毎回入浴後には窓を開けて湿気を逃がすようにしており、「これでカビ対策もバッチリ」と安心していました。
窓を開けてもカビが発生してしまった現実
ところが、そんな期待は早々に裏切られることに。引っ越しから3〜4カ月ほど経った頃、ふと気づくと浴室の床に小さな黒い点々が…。
よく見ると、それはカビでした。
そして次第に、パッキン部分にも黒いカビが出始めたのです。
「窓を開けて換気していたのに、なぜ…?」という思いで正直ショックでしたが、現実を受け止めるしかありません。
再びカビだらけになるのは絶対に避けたい。
そう思い、ネットや口コミを頼りに、より効果的なお風呂場のカビ対策を真剣に調べることにしたのです。
お風呂のカビ対策は「除去」と「予防」の二本立て
先ずは、カビ対策をするにあたり考えたことは二つあります。
ひとつは、既に生えてしまったカビを取り除くためのカビ取り対策。
もうひとつはカビの発生を抑えること、つまりカビ防止対策です。
- カビ取り対策
- カビ防止対策
この二つの方法を日常生活のサイクルに取り入れていくことにより、お風呂場のカビ対策をしていきます。
主な方法を以下の通りまとめてみました。
1.市販のカビ取り剤での効果的な掃除方法
頑固な黒カビも落とせる定番アイテム
ひとつ目のカビ取り対策ですが、ネットで調べると色々な方法が出てきます。
某テレビ番組でも「50℃のお湯をかけるだけ!」など色々な方法や情報が満載です。
そのような中で私が行うカビ取りは、今も昔も変わらずカビ取り剤を使ってのカビ取りです。
使うカビ取り剤も特別なものでなく、ドラッグストアやホームセンターで売られている「カビキラー」や「カビハイター」といったアルカリ性の定番商品です。
こちらもパッキン専用の商品など出ており、使ってみたりもしましたが最終的には昔からあるスプレータイプの商品に最近は収まっております。
ゴムパッキン用カビキラーはカビ汚れの落ちがよくないので、今はカビハイター一本でパッキンのカビ取りもしています。
パッキン用でなくても十分取れます!
お風呂場のカビ取り剤は、カビキラーよりもカビハイターの方が効き目がいいように感じます。(きっと気のせいです。)
カビ取りは根気よく繰り返すのがカギ
使い方も特別なやり方などなく商品に記載されている使用方法通りに、対象箇所が濡れていないことを確認して直接スプレーするだけです。
スプレーした後は、少なくとも30分以上経過(できれば1時間)してから洗い流すようにしております。
落ちにくいカビ汚れの場合は、この作業を何度か繰り返します。
繰り返し行う場合は一日で何回もではなく、何日か掛けてカビが落ちるまで行います。
早くカビを落としたい場合は、一日で何回も繰り返すと落ちるかも知れませんが、カビ取り剤の影響で気分が悪くなったり、体調を崩したりしたら大変なので無理せずカビ取りをしましょう。
このやり方以外には特段何も行わず、ネットなどでもよく見かけるキッチンペーパーやラップなどを使った方法はいっさい行いません。
2.換気によるカビ防止対策
もうひとつは、換気をすることによりカビの発生を抑える対策です。
カビの発生を抑えればカビ取り作業が最低限で済むようになるので、とても大事なポイントです。
あるブログで知った換気方法
カビの発生する原因には湿気が大きく関係しておりますので、水回りであるお風呂場は少しでも早く湿気を取り除かなければなりません。
そのためにも、換気をすることは対策として外せません。
ただし、その換気をしていたにもかかわらず、我が家のお風呂場にはカビが発生してしまいました。
何とかしなければと思いながら、浴室の換気についてネットで調べていたところ、あるブロガーさんがお風呂場の換気方法についての記事を投稿しておりました。
そこで我が家とは違ったお風呂場の換気をしていたので、そのブロガーさんのやり方を試してみることになりました。
お風呂場の窓を閉めて長時間換気扇を回すのが効果的!
換気方法は、すぐにできる至ってシンプルなやり方です。
お風呂場のカビで困っている人は、一度試してみましょう。
窓は閉めて換気扇を使った長時間換気が効果的
それまで我が家で行っていたお風呂場の換気は入浴後に窓を開けて換気をする方法でした。
浴室換気扇も併用しておりましたが、回していたのは時間にしてたったの20~30分程度です。
後は、お風呂場の窓を翌日のバスタイムまで開けておくようにしておりました。
言ってみれば窓を開けての換気が中心のやり方でした。
それに対してブロガーさんの記事に掲載されていた換気方法は、我が家が行っていた窓を開けることの換気とは正反対の換気扇を使うことを中心とした換気方法です。
その中でも意外と思えたのは浴室の窓はあえて閉めた状態で換気扇を回し換気をするところです。
しかも換気扇を作動させている時間が夜間の入浴後から翌朝までと長時間で、入浴後20~30分しか換気扇を作動させていない我が家とは大きく違うものでした。
その後、朝から窓を開けて換気する点は同じです。
始めてから3カ月経った今もカビ取り不要!
浴室換気扇を中心とした換気方法を使うようになってから、浴室内の天井や壁面に水滴などの湿気が翌朝の時点で残らなくなったことに気づきました。
そしてこの換気方法になってから約3ヶ月ほど経過しましたが、今のところ風呂床やゴムパッキン箇所にカビの発生は見受けられません。
それと、その約3ヶ月の間に「カビキラー」や「カビハイター」などのアルカリ性のカビ取り剤を一回も使用しておりません。
未だ3ヶ月ほどではありますが、その効果としてはまずまずではないでしょうか。
我が家では、この換気方法を行う際に、浴室と脱衣場のドアをどちらも全開にしておきます。
効果はどれ程かわかりませんが、少しでも早くお風呂場の湿気を取り除くためには、ドアを全開にした方がより多くの空気を取り込むことができるのではないかと考えたからです。
長期間換気扇を使うことによる電気代は?
この換気方法を行う際の気になる点は、長時間浴室換気扇を作動させていることによる電気代です。
夜間の入浴後から翌朝まで換気扇を使うとなると、少なくとも連続で7~8時間は回したままの状態となります。
これが毎日となると、いくらカビが生えにくくなったとはいえ電気代が膨らむのではないかと心配になるところです。
我が家の場合は、電気代の請求書を見て気づくほどの変化は見受けられませんでした。
換気扇のタイプにもよるかもしれませんが、思っている以上に換気扇の消費電力は少ないように感じます。
我が家の浴室換気扇は天井埋め込みタイプの換気扇で、これを毎日連続で10時間位は回しております。
最後に
我が家の行っているカビ防止対策ですが、印象としては換気扇を使った換気方法の効果が大きいように思えます。
カビ取りが一切不要になるわけではありませんが、窓を閉めた状態で換気扇を回すという、ちょっとしたことで効果が得られる可能性があります。
煩わしいカビ取りから解消されるかもしれませんので、一度試してみる価値はあるかもしれません。
ポイントはお風呂場の窓を閉めて換気扇です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。