おはようございます、なべやすです。
USB充電器といえば、大きくて重くて出力も低いものが多いですが、Anker PowerPort Atom IIIはその常識を覆します。
この充電器は、PowerIQというAnker独自の技術を使って、スマホやPCなどのデバイスに最適な電流を自動的に調整してくれます。
その結果、どんな機器でもサクサク充電できるのです。
しかも、この充電器は、窒化ガリウムという素材を使っているので、従来の充電器よりも小さくて軽く発熱も少ないのです。
当記事では、2USBポートの急速充電器、Anker PowerPort Atom IIIの魅力を詳しくレビューしていきます。
この充電器は、USB充電の革命と言っても過言ではありません。
- Anker PowerPort Atom III(Two Ports)のスペックと特徴
- PowerIQとは何か?どのように動作するのか?
- Anker PowerPort Atom III (Two Ports)レビュー
- 最後に
Anker PowerPort Atom III(Two Ports)のスペックと特徴
今回、購入したAnker PowerPort Atom III(Two Ports)は、PowerIQ3.0(2.0も対応)を搭載したモデルです。
PowerIQ3.0はAnker社独自の充電技術で、スマホやパソコンなどの接続端末を自動認識し、その端末に適した最大のスピードで充電することができます。
その、PowerIQ3.0の技術をぜひとも味わってみたいと思い、今回購入することにしました。
製品仕様
以下はAnker社の公式ホームページに記載されているAnker PowerPort Atom III (Two Ports)の製品仕様および特徴です。
製品サイズ | 約68 × 69 × 28 mm |
---|---|
製品重量 | 約150g |
入力 | 100 - 240V ~ 1.8A 50 - 60Hz |
USB-C出力 | 5V=2.4A / 9V=3A / 15V=3A / 20V=2.25A (最大45W) |
USB-A出力 | 5V=2.4A / 9V=1.66A / 12V=1.25A(最大15W) |
特徴
Anker PowerPort Atom III(Two Ports)は、高速充電とコンパクトなデザインを兼ね備えたUSB-C充電器です。
その特徴は、以下のとおりです。
高速充電技術「PowerIQ 3.0」を搭載
Anker PowerPort Atom III(Two Ports)は、Anker独自の高速充電技術「PowerIQ 3.0」を搭載しています。
これは、接続されたデバイスの種類や状態に応じて最適な出力を自動的に調整する技術で、最大45Wの高速充電が可能です。
iPhoneやiPad、MacBookなどのApple製品はもちろん、Androidスマホやタブレット、Nintendo Switchなどのゲーム機など、幅広いデバイスに対応しています。
2つのポートで同時に充電できる
Anker PowerPort Atom III(Two Ports)は、USB-CポートとUSB-Aポートの2つのポートを備えています。
PowerIQ 3.0対応のUSB-Cポートは最大45W、PowerIQ 2.0対応のUSB-Aポートは最大15Wの出力があります。
2つのポートを同時に使う場合は、合計で最大60Wの出力が可能です。
これなら、スマホとタブレットやノートPCなど、複数のデバイスを同時に充電することができます。
また、出力は自動的に分配されるので、安全かつ効率的に充電することができます。
安全性と信頼性に優れる
Anker PowerPort Atom III(Two Ports)は、過電圧や過電流、過熱などの異常を検知して自動的に停止する安全機能を備えています。
また、CEやPSEなどの国際的な安全規格にも準拠しています。
さらに、Ankerでは18ヶ月間の保証期間とフレンドリーなカスタマーサービスを提供しています。
万が一故障や不具合があった場合も安心です。
Anker PowerPort Atom III(Two Ports)は、高速充電とコンパクトさを両立したUSB-C充電器です。
PowerIQ 3.0技術で様々なデバイスに対応し、2つのポートで同時に充電できます。
安全性や信頼性も高く、持ち運びにも便利です。
Anker社独自の充電技術PowerIQ3.0/2.0の他にもGaN (窒化ガリウム) 採用や優れた安全性(サージ保護機能や電子回路のショート防止、温度管理など)があります。
急速充電をする際に本体が発熱することが多い充電器において、安全性は商品選びの重要なポイントになります。
PowerIQとは何か?どのように動作するのか?
PowerIQとは、Ankerが開発したスマートな充電技術です。
PowerIQは、接続されたデバイスの種類や充電速度を自動的に検出し、最適な電流を供給します。
これにより、デバイスに応じた高速充電が可能になります。
PowerIQは、様々なデバイスに対応しており、AppleやAndroidなどの主要なブランドや規格に準拠しています。
また、QC(クイックチャージ)やPD(パワーデリバリー)などの高速充電技術とも互換性があります。
PowerIQは、Ankerの多くの充電器やモバイルバッテリーに搭載されており、安全で効率的な充電が可能です。
急速充電器対応ケーブルもAnker
Anker PowerPort Atom III (Two Ports)レビュー
それでは、Anker社が誇るPowerIQを搭載したUSB急速充電器Anker PowerPort Atom III(Two Ports)を使ってみた感想です。
サイズ | |
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デザイン | |
充電速度 | |
発熱性 | |
使いやすさ | |
総評 | |
サイズ
Anker PowerPort Atom III(Two Ports)のファーストインプレッションは、ズバリ大きい!
Anker公式サイトにはコンパクトと書かれていますが、2USBポートの割には結構大きいです。
製品サイズが約68×69×28mmと買う前からわかっていたことなのですが、実際に手にしてみると、その大きさがよくわかります。
しかし、この充電器でスマホとノートPCを同時に充電できると考えれば、決して大きくはなかもしれません。
スマホ用の充電器と考えると大きすぎるので、ノートパソコン用の充電器でスマホも同時充電できると思って買った方がいいでしょう。
一般的なノートパソコンの純正充電器と比べ、小型なデザインとAnker公式サイトには記載があります。
私が使っているLenovoのノートパソコンの充電器(右)と比べてみると、そのサイズはほとんど同じです。
デザイン
角が丸まったデザインで光沢があり、充電器本体の質感も安っぽさがなく、とてもいい感じです。
色はホワイトとブラックの2色があります。
携帯性に優れている、折りたたみ式プラグである点も◎です。
2ポートある内、上のポート(Type-C)はPowerIQ 3.0対応で、下のポート(Type-A)がPowerIQ 2.0対応となっております。
PowerIQ 3.0で充電する場合はPD対応のケーブル(両側ともType-Cの端子)が必要になります。
また、充電器を電源プラグに差し込むと上の輪っかが青く点灯します。
機能の面で特に意味はありませんが、少しオシャレ感があるようにも…。
充電速度
Anker PowerPort Atom III(Two Ports)は、Anker独自の充電技術PowerIQ 3.0(下段のType-Aポートは2.0)を搭載しており、PD(Power Delivery)やQualcomm Quick Chargeなどと互換性があります。
では、実際の充電速度はいかがでしょうか。
実際に充電してみた感想としては、PowerIQ 3.0搭載なだけあって、充電速度は申し分なく早いです。
Androidスマホの画面でも、急速充電中の表示をハッキリと確認できます。
もちろん、PowerIQ 2.0(最大15W)を使っての充電も、問題なく早いです。
スマホやiPadの充電をメインに使っている我が家では、Anker PowerPort Atom III(Two Ports)の充電性能があれば、十分どころかオーバースペックです。
発熱性
充電中の充電器本体の発熱は、2ポートをフル稼働していれば、それなりに熱くなります。
それでも、これまで使ってきた充電器と比べれば、本体の発熱はかなり抑えられている方です。
1ポートだけの使用であれば、本体の発熱はほとんど気にならないレベルです。
おそらく、充電中の発熱で気になる人は少ないでしょう。
とても、よくできている製品だと思います。
使いやすさ
あたりまえですが、USB充電器はポートの数が多いと、使い勝手が向上します。
USB充電を必要とするデバイスはたくさんあるので、複数ポートのUSB充電器は手放せない存在です。
特に旅行などの際には、必需品になります。
Anker PowerPort Atom III(Two Ports)は2USBポートですが、本体の大きさも含めて考えると、3ポートあってもいいくらいの商品です。
総評
Anker PowerPort Atom III(Two Ports)は、デザインや質感、そしてPowerIQ 3.0搭載で充電性能も満足度の高い製品となっております。
なんと言っても、Anker独自の充電技術PowerIQで、USBポートに接続されたデバイスを自動的に検知し、そのデバイスに適した最大のスピードで充電を行うことができる点は、デバイスごとにポートを選ばなくて済むので使いやすいです。
本体の大きさに関しては微妙ですが、これ一台でスマホからノートパソコンまで使える充電器と考えれば、納得できる大きさではないかと思います。
電圧はAC100-240Vと海外対応となっているので、海外旅行の際にも重宝します。
ただし、スマホやiPadなどに使うことだけを目的とするならば、Anker PowerPort Atom III(Two Ports)はオーバースペックです。
スマホだけでなく、タブレットやノートパソコン、携帯ゲーム機など、様々なデバイスの充電におすすめな高性能充電器です。
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ポンと置くだけで充電できる手軽さ
最後に
当記事では、Anker PowerPort Atom IIIというUSB充電器のレビューをしました。
この充電器は、PowerIQというAnker独自の技術で機器に最適な電流を送り、スマホやPCなどを高速に充電できます。
また、窒化ガリウムという素材を使っているので、小さくて軽くて発熱も少ないです。
USB-CポートとUSB-Aポートが合わせて2つあるので、様々なポートの混在する現在の環境にも対応できます。
この充電器は、USB充電の革命と言っても過言ではありません。
ぜひ一度お試しください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。