なべやすブログ

商品レビュー多めの雑記ブログ

Scroll

格安Microsoft Officeは本当に大丈夫?購入体験から見えたリスクとメリット

本ページはプロモーションが含まれています

スポンサーリンク

おはようございます、なべやすです。

フリマサイトやオークションサイトで、「格安Office」を見かけることがありませんか?

正規品のMicrosoft Officeと比べて驚くほど安い価格で手に入るため、つい惹かれてしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、その安さの裏には「ライセンス違反のリスク」や「サポートが受けられない」などの問題が潜んでいるかもしれません。

とはいえ、正規品は価格が高く、気軽に購入するのが難しいのも事実です。

当記事では、私自身が格安Officeを購入した体験をもとに、実際の使用感や判明したリスク、そして購入を検討する際に押さえておきたいポイントを詳しくご紹介します。

格安Officeが本当に「お得」なのか、それとも「危険」なのか、その答えを一緒に探っていきましょう。

 

 

格安Microsoft Officeを購入した理由

いつからか、フリマサイトやオークションサイトで「格安Office」の販売を目にする機会が増えました。

正規のMicrosoft Officeと比較して驚くほど安い価格で提供されているため、「本当に大丈夫なのか?」という疑問を抱きながらも興味を持ちました。

正規品のMicrosoft Officeは使い慣れている便利なソフトですが、個人利用で購入するには価格が高く、予算的に厳しいと感じています。

一方、格安Officeは「正規品と変わらなく使える」というレビューも多く見られ、コストパフォーマンスが良いように思えました。

ただし、「ライセンス違反のリスク」や「セキュリティ面での不安」という話も数多くあり、購入には慎重にならざるを得ません。

しかし、「自分で実際に購入して試してみなければ真実はわからない」と思い、リスクを理解した上で検証を目的に購入してみることにしました。

 

「格安Office」リスクとメリットを検証

「格安Office」の安さは非常に魅力的ですが、その一方で「ライセンス違反の可能性」や「セキュリティのリスク」が指摘されることも多く、購入をためらう人も少なくありません。

しかし、実際にどのようなメリットとデメリットがあるのか、具体的な情報が少なく判断に迷うのが現状ではないでしょうか。

そこで当記事では、私自身が格安Officeを実際に購入し、その使用感やトラブルの有無を検証した結果を紹介します。

格安Officeの真実を知りたい人に向けて、リアルな体験をもとにした情報をお届けします。

 

格安Microsoft Officeの選び方と購入体験

購入前のリサーチ内容

格安Officeの購入を検討し始めた際、まず注目したのはフリマサイトでした。

そこには「Microsoft Officeの永久ライセンス」として販売されている商品が多く、価格は数千円程度、中には数百円と非常に安価でした。

レビューを確認すると、「問題なく使えた」という声も多く、初めは安心感を覚えました。

しかし、一方で「ライセンス認証ができなかった」や「すぐに使えなくなった」というトラブル報告も少数ながらあり、慎重に比較検討する必要があると感じました。

また、公式サイトで販売されている正規品の価格や機能も確認しました。

その結果、格安Officeの魅力は価格の安さに尽きる一方、サポートの有無やライセンスの正当性に大きな疑問が残ることが分かりました。

 

購入した格安Officeの概要

私が購入したのは、フリマサイトで出品されていたMicrosoft Office Home & Business 2019のライセンスキーでした。

 

  • 価格:約2,000~3,000円台
  • 販売元:フリマサイトの個人出品者(出品者情報は匿名)
  • 商品説明:「正規品」「永久ライセンス」「PC1台にインストール可能」と記載あり
  • ダウンロードリンクとライセンスキーが記されたものが提供される形式

 

購入時に気になったのは、出品者の評価が高くても「ライセンスが正規である」と保証されていない点です。

ただ、ライセンス認証の保証付きで価格が非常に安かったため、試してみる価値があると判断しました。

また、価格は驚くほど安く、オークションサイトではアンダー1,000円のものも存在します。

私は、2つのフリマサイトで、格安のMicrosoft Office Home & Business 2019をそれぞれ購入してみました。

どちらも同じ形式で販売しておりました。

 

実際の購入手順と初期設定の流れ

1. 購入手続き

フリマサイトで商品を購入し、出品者からゆうパケットでライセンスキーを受け取りました。


2. インストール

出品者の指示どおり、Microsoft アカウントページからOfficeのインストーラーをダウンロードし、PCにインストールしました。

Microsoft Officeインストーラーダウンロード

 

手順は簡単で、特に問題なく完了。

 

3. ライセンス認証

インストール後、購入したライセンスキーを入力して認証を試みたところ、オンライン認証は上限に達しており、電話認証を行うことになりました。

Microsoft Officeオンライン認証画面

 

音声ガイダンスに従いながら行いますが、電話認証はかなり面倒です。

少し手こずりながらも、認証IDをA~Hの枠内に入力すると認証は成功し、Office全てのアプリが使用可能となりました。

Microsoft Officeオンライン認証画面

 

購入先の出品者は電話認証の代行も対応していたので、1アカウントはお願いしてみました。

結果、約20分後に認証IDが送られてきて、認証もできました。

 

4. 使用開始

認証後、ExcelやWordを起動して基本的な動作を確認しましたが、特に不具合もなく通常通り利用可能でした。

インストール後の「更新プログラムの適用」もできます。

MicrosoftのアカウントページからOfficeのインストーラーをダウンロードしているため、製品としては問題なく使えています。

しかし、これが本当に正規ライセンスなのか、長期間使用してトラブルが起こらないかは別の問題です。

 

使用して分かったメリット

格安Officeには価格の面でのメリットはありますが、ライセンス違反のリスクが大きい場合、その「安さ」が結果として高くつくことも考えられます。

以下に、実際に使用して分かったメリットを整理しました。

 

1. 低価格

  • 正規のOffice製品と比べて圧倒的に安い。
  • 個人利用や一時的な用途でコストを抑えたい人には魅力的。

 

2. 機能が十分に利用できる

ソフト自体はMicrosoftの正規品であるため、基本的なOfficeの機能・操作は問題なく使える。

ただし、これは正規ライセンスが前提の場合。

 

判明したリスク(デメリット)と注意点

格安Officeはメリットばかりではありません。

ここからは、実際に使用して分かったリスク(デメリット)と注意点を紹介します。

 

1. ライセンス違反の可能性

  • 多くの格安Officeは、非正規品(違法コピーや譲渡不可ライセンスなど)であることが多い。
  • 知らずに購入した場合でも、利用は違法となるリスクがある。

 

2. サポートが受けられない

非正規品では、Microsoftの公式サポートが利用できないことがほとんど。

 

3. Officeの利用制限

非正規品や非正規ライセンスであった場合、この先Officeの機能が制限によって利用できなくなるなど、問題が生じる可能性がある。

 

4. セキュリティリスク

DVDやUSB媒体で販売されている非正規品にはマルウェアやウイルスが仕込まれている可能性があるため、データ漏洩やPCへの被害リスクなどの可能性がある。

 

これら全ては、非正規品や非正規ライセンスであった場合に想定されるリスクです。

 

正規品や代替案との比較

格安Microsoft Officeを検討する際、正規品や他の代替ソフトと比較することで、それぞれの特徴やメリット・デメリットが明確になります。

以下に主要な選択肢を比較して解説します。

 

1. 正規Microsoft Office

特徴

公式サイトや信頼できる販売店から購入する正規品。

サブスクリプション型(Microsoft 365)や買い切り型(Office Home & Business)を選択可能。

 

メリット
  • 信頼性が高い:正規ライセンスであるため、使用中に制限や問題が発生するリスクが基本的にない。  
  • アップデート対応:定期的なセキュリティ更新や新機能の追加が提供される。
  • サポート充実:公式のサポートが利用可能。

 

デメリット
  • 価格が高い:サブスクリプション型は年間1万円前後、買い切り型は3万円以上する。  

 

 

2. 格安Microsoft Office

特徴

フリマサイトやオークションサイトで購入する安価なライセンス。

数百円から購入できるものもあり、ライセンス認証の保障付きも多く存在する。

 

メリット
  • コストが圧倒的に安い:数百円から数千円で購入可能。
  • 問題なく使用可能:通常のOfficeソフトと同様に問題なく利用できることが多い。

 

デメリット
  • ライセンスの信頼性が低い:認証が失敗する可能性やライセンス違反リスクがある。
  • サポートなし:問題が発生した際に公式のサポートを受けられない。

 

3. WPS Office(互換ソフト)

特徴

Kingsoftが提供するオフィスソフトで、Microsoft Officeと互換性が高い。

 

メリット
  • 価格が安い:永続版でも年間約3,000~4,000円程度。
  • 主要機能が充実:WordやExcelに相当する機能があり、Microsoft Office形式のファイルを編集可能。
  • クロスプラットフォーム対応:Windows、Mac、Android、iOSで利用可能。(クラウド版)

 

デメリット
  • 完全互換ではない:一部の高度な機能や複雑なフォーマットで互換性に問題が出る場合がある。

 

 

4. 無料版Microsoft Office(Web版)

特徴

Microsoftが提供する、無料のオンライン版Officeツール。  

 

メリット
  • 完全無料:Microsoftアカウントがあれば追加費用なしで利用可能。
  • 基本機能が使用可能:Word、Excel、PowerPointなどのオンライン版が提供される。
  • クラウド対応:OneDriveとの連携でファイルの保存や共有が簡単。

 

デメリット
  • 機能制限あり:オフライン利用ができないほか、製品版に比べて機能が限定されている。
  • インターネット環境が必須:ネット接続がないと使用できない。  

 

どれを選ぶべき?

選択肢 おすすめの人
正規Microsoft Office 長期的に安全で信頼できるソフトを使いたい人
格安Microsoft Office 短期間の利用や一時的な使用にコストを抑えたい人
WPS Office 安価で互換性の高いOffice代替ソフトを求める人
無料版Microsoft Office 無料で基本的な作業をしたい人

 

格安Officeはおすすめできるのか?

 

  • 格安Microsoft Officeは価格が魅力的だが、信頼性に課題あり。
  • ウイルスの心配はないが、長期的な安心感は得られない。
  • 安心して使うなら正規品、コスト重視ならWPS Officeや無料版Microsoft Officeがおすすめ。
  • 無料版Microsoft Office(Web版)はライトユーザーに便利。

 

結論として、格安Microsoft Officeは価格の面では魅力的ですが、最大の問題は「信頼性」です。

正規ライセンスでない可能性がある格安Officeは、少なからずリスクを伴うので、使わない方がいいでしょう。

少なくとも、この記事(WEBメディア)を通しておすすめすることはできません。

ただし、ソフト自体はMicrosoftからダウンロードした正規品なので、ウイルス感染などのセキュリティリスクはありません。

問題なく使えます…と言うよりも使えてしまいます。

でも、長期的に安心して利用するには、公式サイトや正規販売代理店からOfficeを購入するのが最も信頼できる選択肢です。

一方で、コストを抑えたい場合はWPS Officeや無料版Microsoft Officeも十分に実用的です。

特に、Webベースでの利用が可能な無料版Microsoft Officeは、ライトユーザーにとって便利な選択肢と言えます。

個人的には、プライベートで使うなら無料版Microsoft Officeが機能的にも十分なので、おすすめです。

 

格安Officeについては、使えるかどうかは問題ではなく、リスクを理解の上で使うかどうかが問題です。

ライセンス違反が問題であり、製品の品質やセキュリティなどに問題があるわけではありません。

 

最後に

格安Microsoft Officeは、その価格の魅力から多くの人にとって興味深い選択肢です。

しかし、実際に購入して使用してみると、いくつかの重要なリスクが見えてきました。

特に、ライセンスが正規品でない可能性やサポートの面での不安は、価格の安さと引き換えに無視できない問題です。

一方で、基本的な使用には問題がないケースもあり、コストを抑えたい人にとって一時的な選択肢としては一定の価値があるとも言えます。

ただし、リスクを十分に理解しないまま購入することはおすすめできません。

長期的な安全性や信頼性を考えると、正規品や無料の代替ツール(無料版Microsoft Office)を検討する方が安心です。

この記事が、格安Microsoft Officeの購入を検討している人の参考になれば幸いです。

ぜひ、この記事で紹介した情報をもとに、慎重に判断していただければと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

あわせて読みたい

www.nabeyasu-blog.com