おはようございます、なべやすです。
今回は、話題沸騰中の「巨大恐竜展2024」に実際に足を運んできましたので、その感想と見どころをたっぷりとご紹介します。
子供から大人まで楽しめるこの展示会では、まるでタイムスリップしたかのような迫力満点の恐竜たちが待っています。
特に注目すべきは、世界最大級の竜脚類パタゴティタンの全身復元骨格標本が日本初公開されている点です。
さあ、一緒に恐竜の世界へ冒険に出かけましょう!
- 巨大恐竜展2024の基本情報
- 巨大恐竜展2024の見どころ
- 【巨大恐竜展2024】実際に行ってみた感想
- 特設ショップで限定グッズを手に入れよう
- 【巨大恐竜展2024】ラッピングトレインの魅力を紹介!
- 最後に
- 参考
巨大恐竜展2024の基本情報
以下は「巨大恐竜展2024」の基本情報です。
開催概要
展覧会名 |
巨大恐竜展2024 |
---|---|
会期 |
2024年7月13日(土)~9月13日(金) |
会場 |
パシフィコ横浜 展示ホールA |
開場時間 |
9:00〜17:00(最終入場は16:30まで)8月10日(土)〜18日(日)は19:00まで開場 |
休館日 |
月曜日 |
チケット情報 |
前売券と当日券があり、詳細は公式サイトで確認できます。チケット情報 | 巨大恐竜展 2024-2025 |
公式サイト |
アクセス
- みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩5分
- JR線・市営地下鉄「桜木町駅」から徒歩10分
パシフィコ横浜は、みなとみらい駅から徒歩5分の距離にありますので、車よりも電車でのアクセスをおすすめします。
巨大恐竜展2024の見どころ
巨大恐竜展2024は、規模が大きく恐竜の魅力を存分に感じることができる展示会です。
この展示会の最大の見どころは、全長約37メートルのパタゴティタン・マヨルムの全身復元骨格標本の日本初公開です。
この巨大な恐竜は、かつて地球上を歩いた最大級の生物の一つであり、その迫力は圧巻です。
また、動く恐竜ロボットの展示もあり、訪れる人々に恐竜時代へのタイムスリップを体験させます。
さらに、国内外から約100点もの標本が集結し、恐竜の巨大化や繁栄の歴史を紹介する展示もあります。
これらの展示を通じて、恐竜がどのようにして巨大化したのか、また、なぜ大きくなる必要があったのかを学ぶことができます。
インタラクティブ展示も充実しており、子供から大人まで楽しみながら学べる内容となっています。
福井県立恐竜博物館や大英自然史博物館など、著名な博物館の監修のもと、恐竜以外の古生物や現存の哺乳類など、豊富な標本で生物の進化を紹介するコーナーも設けられています。
これらの展示は、生物の多様性と進化の過程を理解する上で貴重な機会を提供します。
この展覧会は、恐竜愛好家はもちろん、家族連れや教育関係者にとっても見逃せないイベントです。
恐竜の世界に魅了されること間違いなしの巨大恐竜展2024、ぜひ足を運んでみてください。
幻の恐竜展となったヨコハマ恐竜展2020
【巨大恐竜展2024】実際に行ってみた感想
巨大恐竜展2024に訪れた感想を一言で表すならば、「圧倒的な迫力と興奮の連続」でした。
今回の目玉でもある、世界最大級の竜脚類パタゴティタン・マヨルムの全身復元骨格標本は、その巨大さに圧倒されること間違いなし。
まるでタイムスリップして恐竜時代に迷い込んだかのような感覚を味わいました。
第1章 生物の巨大化
この章では、地球上で最も巨大な生物たちの進化とその驚異的な成長過程を探ります。
恐竜をはじめとする古代の巨大生物から、現代に生息する巨大な動物まで、彼らがどのようにしてそのサイズに達したのか、そしてその巨大さが生態系に与えた影響について学びます。
トゥリアサウルス
- 分類:竜盤類 竜脚形類 竜脚類
- 時代:後期ジュラ紀
- 産出地:スペイン
2015年に幕張メッセ(大阪で2017年)で開催されたメガ恐竜展の主役でもあるトゥリアサウルスです。
恐竜展の入場口付近に置かれていた骨格標本を見たとき、その巨大さに驚きました。
全長20メートルを超えると推定される骨格は圧巻で、特に長い首と大きな体が印象的でした。
ヨーロッパ最大級の恐竜として知られるトゥリアサウルスの存在感は圧倒的で、恐竜時代の壮大さを感じることができました。
全長は30メートルを超える大きさといわれている、メガ恐竜です。)
ヨーロッパ最大のメガ恐竜
ショニサウルス
- 分類:魚竜類 シャスタサウルス科
- 時代:後期三畳紀
- 産出地:カナダ
- 所属:北九州市立自然史・歴史博物館
巨大恐竜展2024でショニサウルスの頭骨標本を目にした瞬間、その巨大さと迫力に圧倒されました。
これまで、いくつもの恐竜展や博物館に足を運びましたが、ショニサウルスの化石を目にしたのは初めてです。
ショニサウルスは三畳紀後期に生息していた魚竜で、全長約21メートルにも達する巨大な海生爬虫類です。
展示されている頭骨は、細長い顎と大きな目が特徴的で、まるで生きていた時の姿を想像させるようなリアルさでした。
プテラノドン
- 分類:翼竜類 プテロダクティルス類 プテラノドン科
- 時代:後期白亜紀
- 産出地:アメリカ
- 所属:福井県立恐竜博物館
今さら語ることが必要ないほど知られている、空の王者です。
翼を広げた幅が約7メートルもあり、空を飛ぶ姿を想像すると圧巻です。
特に長いくちばしと軽量な骨格が印象的で、プテラノドンの飛行能力の高さを感じることができます。
エピオルニスの骨格標本とガストルニスの復元模型
エピオルニス
- 分類:鳥類
- 時代:前期新世紀
- 産出地:マダガスカル
- 所属:福井県立恐竜博物館
ガストルニス
- 分類:鳥類
- 時代:前期新世紀
- 産出地:アメリカ
- 所属:福井県立恐竜博物館
エピオルニスは絶滅した巨大な鳥です。
骨格標本は鳥とは思えない、小型の肉食恐竜のような存在感を放っていました。
ガストルニスの復元模型もリアルで、まるで生きているかのような迫力がありました。
特に頑丈そうなくちばしが印象的で、小型の肉食恐竜のような存在だったのかもしれません。
これらの展示は、恐竜絶滅後にも生き延び鳥類の巨大化や進化の過程を感じさるものです。
第2章 恐竜の巨大化
この章では、恐竜がどのようにして地球上で最大の生物となったのか、その進化の過程を探ります。
恐竜の骨格や化石を通じて、彼らの成長メカニズムや生態系での役割を解明します。
さらに、恐竜の巨大化が彼らの生存戦略や環境適応にどのように影響を与えたのかを学びます。
スピノサウルス
この投稿をInstagramで見る
- 分類:竜盤類 獣脚類 スピノサウルス科
- 時代:後期白亜紀
- 産出地:アフリカ
- 所蔵:(株)ココロ
スピノサウルスのロボットは、その大きさと迫力に誰しもが驚かされます。
全長約15メートルの巨大なロボットは、水中で泳ぐ姿を再現しており、まるで生きているかのようでした。
特に雄叫びと鼻息の演出がリアルで、会場に来ている子ども達が怖がるほどです。
このロボット恐竜は、オダイバ恐竜博覧会2024でも展示されておりました。
ティラノサウルス
- 分類:竜盤類 獣脚類 テタヌラ類ティラノサウルス上科
- 時代:後期白亜紀
- 産出地:アメリカ モンタナ州
毎回見るたびに同じ感想になりますが、その圧倒的な迫力に驚かされます。
展示されていた骨格標本は、鋭い歯と強靭な顎が特徴的で、これぞ恐竜の王者と呼ばれるにふさわしい存在感です。
恐竜展には欠かせない存在のティラノサウルスは、これからも多くの恐竜ファンを魅了するでしょう。
ヘレラサウルス
- 分類:竜脚類 獣脚類 ヘレラサウルス科
- 時代:後期三畳紀
- 産出地:アルゼンチン サンフアン州
- 所属:福井県立恐竜博物館
全長約3.5メートルの骨格は、細長い頭骨と鋭い歯が印象的で、三畳紀の肉食恐竜としての存在感を感じました。
巨大化していく前の原始的な獣脚類で、初期の恐竜の進化の過程を垣間見ることができる貴重な標本です。
全体のバランスがよく、とても美しい骨格標本です。
ラプトレックス
- 分類:竜脚類 獣脚類 テタヌラ類ティラノサウルス上科
- 時代:前期白亜紀
- 産出地:中国 内モンゴル自治区
- 所属:福井県立恐竜博物館
ラプトレックスの骨格は、ティラノサウルス科の幼体としてのプロポーションを持ち、特に小型ながらも大きな頭骨と長い脚が印象的でした。
同サイズの肉食恐竜と比べても、その頑丈そうな顎で効率よく獲物を捕食していたと思われます。
ラプトレックスの存在は、絶対王者ティラノサウルスへの進化を感じさせるものでした。
第3章 ティタノサウルス類:最も大きな恐竜たちのくらし
この章では、地球上で最大の恐竜であるティタノサウルス類の生活と生態に迫ります。
彼らの巨大な体がどのようにして進化し、どのような環境で生きていたのかを解明します。
化石や復元模型を通じて、ティタノサウルス類の食事、移動、繁殖などの生活様式を詳しく紹介します。
パタゴティタン
- 分類:竜盤類 竜脚形類 竜脚類 ティタノサウルス類
- 時代:前期白亜紀
- 産出地:アルゼンチン パタゴニア
- 所属:大英自然史博物館
巨大恐竜展2024でパタゴティタンの骨格標本を見たとき、その圧倒的な大きさに驚きました。
全長約37メートルの骨格は、全身をカメラに収めることができず、まさに世界最大級の竜脚類の迫力を感じさます。
2017年のギガ恐竜展で主役だった、ルヤンゴサウルスに匹敵する巨大さです。
特に長い首と尾が印象的で、恐竜時代の壮大さを改めて実感しました。
ぜひ、この大きさを体感してみてください。
全長約37メートルのギガ恐竜!
第4章 さまざまな竜脚類
この章では、竜脚類の多様性と進化について探ります。
竜脚類は、長い首と尾を持つ巨大な草食恐竜であり、その種類や生態は非常に多様です。
化石や復元模型を通じて、異なる竜脚類の特徴や生活様式を学びます。
ディプロドクス
- 分類:竜盤類 竜脚形類 竜脚類 ディプロドクス上科
- 時代:後期ジュラ紀
- 産出地:アメリカ
- 所属:長野県古生物学博物館
ディプロドクスの骨格標本を見て感じたのは、その長さと優雅さです。
細長い首と尾が特徴的で、竜脚類のなかでもスマートで美しさがあります。
ディプロドクスの巨大さと美しさは、他の恐竜とは一味違った魅力を感じさせるものです。
アマルガサウルス
- 分類:竜盤類 竜脚形類 竜脚類 ディプロドクス上科
- 時代:前期白亜紀
- 産出地:アルゼンチン ネウケン州
- 所属:群馬県立自然史博物館
アマルガサウルスの骨格標本を見た多くの人が、その独特な形状に驚かされるのではないでしょうか?
アマルガサウルスの骨格は、首から背中にかけての長い棘状の突起が特徴的で、まるで帆のように見えました。
しかし、この突起の役割は明らかにされていません。
体温調節なのか、はたまた異性へのアピールに使われたのか、アマルガサウルスの進化の不思議さを感じることができます。
恐竜展でも、あまり見ることのない、めずらしい骨格標本です。
エウヘロプス
- 分類:竜盤類 竜脚形類 竜脚類
- 時代:前期白亜紀
- 産出地:中国 山東省
- 所属:福井県立恐竜博物館
長い首と尾が特徴的で、前脚がやや長めの大型竜脚類です。
エウヘロプスはティタノサウルス形類に属し、その存在感は恐竜時代の壮大さを感じさせるものでした。
恐竜展でも、あまり見かけることのない、めずらしい恐竜です。
フクイティタン
- 分類:竜盤類 竜脚形類 竜脚類
- 時代:前期白亜紀
- 産出地:日本 福井県
- 所蔵:(株)ココロ
フクイティタンは、日本の福井県で発掘された恐竜です。
そのフクイティタンが、今や恐竜博でも定番となったロボット恐竜で演出されております。
リアルな動きと再現された色合いからくる迫力は、展覧会の雰囲気を大きく変えます。
この投稿をInstagramで見る
フクイティタンは、フクイティタン・ニッポネンシスという学名が付けられた、日本の代表的な竜脚類です。
カマラサウルス
- 分類:竜盤類 竜脚形類 竜脚類
- 時代:後期ジュラ紀
- 産出地:アメリカ ワイオミング州
カマラサウルスは、大きな胴体と比較的短い尾が特徴で、竜脚類の中では中型の部類になります。
ヘラ状の丈夫な歯は、粗い植物を食べたことを示すものと思われています。
第5章 巨大恐竜の終焉
この章では、巨大恐竜たちの絶滅とその原因について探ります。
隕石衝突や火山活動、気候変動など、さまざまな要因がどのようにして恐竜たちの時代を終わらせたのかを解明します。
最新の研究成果や化石証拠を通じて、恐竜の絶滅が地球の生態系に与えた影響についても学びます。
チンタオサウルス
- 分類:鳥盤類 鳥脚類 ハドロサウルス科
- 時代:後期白亜紀
- 産出地:中国 山東省
- 所属:福井県立恐竜博物館
チンタオサウルスは、頭部の長い棒状の突起が特徴的で、とてもユニークな恐竜です。
恐竜展で見かける機会も多く、その特徴から印象に残りやすいので、この恐竜を知っている人も多いのではないでしょうか。
中国大陸に生息していた、大型の鳥脚類です。
デンバーサウルス
- 分類:鳥盤類 ヨロイ竜類 ノドサウルス科
- 時代:後期白亜紀
- 産出地:アメリカ ワイオミング州
- 所属:福井県立恐竜博物館
デンバーサウルスの骨格標本は、背中に並ぶ大きな皮骨と肩のスパイク状の突起が特徴的で、まるで鎧をまとったような姿です。
一見、恐竜博2023の主役だったズールかと思いました。
しかし、ズールやアンキロサウルス科のヨロイ竜に見られる尻尾の先のコブはありません。
デンバーサウルスは、ノドサウルの仲間になります。
ガリミムス
- 分類:竜脚類 獣脚類 オルニトミムス科
- 時代:後期白亜紀
- 産出地:モンゴル ゴビ砂漠
- 所属:福井県立恐竜博物館
スリムで俊敏そうな姿はのガリミムスです。
長い脚と首が特徴的のガリミムスは、まるで現代のダチョウを思わせる形状です。
恐竜映画ジュラシックパークで、すっかり有名になった恐竜でもあります。
ガリミムスの骨格は、恐竜から鳥への進化を感じさせるものでした。
トリケラトプスとエドモントサウルスの頭骨標本
エドモントサウルス
- 分類:鳥盤類 鳥脚竜類 ハドロサウルス科
- 時代:前期白亜紀
- 産出地:アメリカ サウスダコタ州
- 所属:福井県立恐竜博物館
トリケラトプス
- 分類:鳥盤類 角竜類 ケラトプス科
- 時代:後期白亜紀
- 産出地:アメリカ ワイオミング州
- 所属:福井県立恐竜博物館
トリケラトプスの長い角と大きなフリル、エドモントサウルスの特徴的なアヒルのような口が印象的でした。
トリケラトプスは、言わずと知れた大人気恐竜です。
エドモントサウルスは、ハドロサウルス科の中で最も大きな恐竜の一つです。
特設ショップで限定グッズを手に入れよう
巨大恐竜展2024の会場出口付近には、今展覧会の限定商品などが販売されているグッズ売り場が設けられております。
公式図録を購入して、後からじっくり復習するのがおすすめです。
また、巨大恐竜展2024限定のオフィシャルカプセルフィギュアのガチャもあるので、コレクターの方は必見です。
ここでしか手に入れることのできないレアなグッズもたくさんあるので、ぜひ、チェックしてみましょう。
【巨大恐竜展2024】ラッピングトレインの魅力を紹介!
巨大恐竜展2024の開催を記念して、特別なラッピングトレインが運行されています。
このトレインは、恐竜ファンや家族連れにとって見逃せない魅力的な乗り物です。
ラッピングトレインのデザイン
ラッピングトレインは、恐竜展のテーマに合わせた迫力満点のデザインが施されています。
車両全体に描かれた巨大な恐竜たちが、まるで生きているかのように迫力を持って迫ってきます。
特に注目すべきは、パタゴティタンやティラノサウルスなどの人気恐竜が描かれている点です。
運行区間と期間
ラッピングトレインは、以下の区間で運行されています。
- みなとみらい線
- 東急東横線
- 東京メトロ副都心線
- 西武有楽町線・池袋線・狭山線
- 東武東上線
運行期間は、2024年6月16日から9月15日までです。
この期間中にぜひ乗車して、特別な体験を楽しんでください。
最後に
巨大恐竜展2024は、恐竜ファンにとって夢のような体験が詰まった展示会でした。
特に、世界最大級の竜脚類パタゴティタン・マヨルムの全身復元骨格標本の日本初公開は圧巻で、その巨大さと迫力に圧倒されました。
また、インタラクティブな展示やリアルな恐竜ロボット、貴重な標本の数々も見どころ満載で、子供から大人まで楽しめる内容でした。
訪れる際には、効率的な回り方やおすすめの時間帯を参考にして、ぜひ充実した時間を過ごしてください。
恐竜の世界に浸りながら、素晴らしい思い出を作ることができるでしょう。
次回の展示会も今から楽しみですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考
当記事は、巨大恐竜展2024の実体験に加え、以下を参考に作成しております。
- 巨大恐竜展2024公式サイト
- 巨大恐竜展2024公式図録