おはようございます、なべやすです。
いまだ収束が見えてこない世界中における新型コロナウイルスの感染拡大!
アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界の新型コロナウイルスの感染者は7月8日の時点で1168万人超、死者は53万人超となっており、感染拡大の勢いはまだ衰えを見せておりません。
新型コロナウイルスの感染拡大があたえた影響は社会生活までも止めてしまい、そのことにより社会経済にまで大きな影響を及ぼしました。
最近になり、経済活動との両立を図りながら新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を進めていく考えに世の中はシフトし始めておりますが、まだまだこれからと言った印象です。
新型コロナウイルス感染症はパンデミック(世界的大流行)となっている為、国内感染が落ち着いてきたとしても海外旅行を含め渡航に関しては制限がかけられており、その影響で今年の夏に予定していた我が家のグアム旅行もあえなく中止となってしまいました。
今回中止となった夏休みのグアム旅行の予定を何とか立て直したいと考えているのですが、今後いつ頃になったら渡航に関する制限は解除されていくのでしょうか?
来年に延期された東京オリンピックのこともあるので、とても心配なところです。
- グアムの現在の状況は?
- グアム路線の運航状況はほとんどの航空会社が運休!
- 旅行代理店の現状は?近ツリとJTBは8月31日までグアムツアーの開催を中止!
- グアム旅行はいつ頃から再開できる?
- 個人旅行という方法もあるが…
- 最後に
グアムの現在の状況は?
グアムの新型コロナウイルス感染者数
グアム政府観光局公式ホームページによると、グアムの新型コロナウイルス感染者数は2020年7月10日現在で310名となっております。※参考:グアム政府観光局
グアムの人口は約16万人(2010年の国勢調査で総人口は15万9358人)なので、グアム島内の人口に対しての新型コロナウイルス感染率は約0.2%となっております。
日本で新型コロナウイルス感染者数が最も多い東京都が2020年7月10日現在で7,515名となっており、東京都の人口は約1,400万人なので感染者数こそグアムより多いですが人口に対しての感染率は約0.05%とグアムよりも低くなっております。
※東京都の新型コロナウイルス感染者数は東京都公式ホームページ内にある新型コロナウイルス感染症対策サイトから引用しております。
グアム旅行の現状
グアムでは、検疫隔離措置として旅行の発地国や乗継に関わらず全ての入国渡航者はグアム入国に際し、政府指定の施設で14日間の隔離を受けることになっております。(旅行者が過去72時間以内に新型コロナウイルス感染症に感染していないことを証明する認定文書を所有していない限り強制検疫が適応されます。)
2020年7月1日からの日本、韓国、台湾からの来島者受け入れ再開を予定しておりましたが、2020年6月26日にグアム政府観光局は、グアム島住民と旅行者の安全を最優先に考慮し、2020年7月1日からの訪問者(日本、韓国、台湾)受け入れ再開の延期を発表しました。
また、グアムは、外務省の感染症危険情報レベルも4段階中のレベル3、「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」になっております。(2020年6月5日更新)
つまり現状ではグアム旅行は現実的に考えるとできない状況となっており、また、旅行者受け入れ再開予定は兆しがあるもののハッキリはしておりません。
グアム路線の運航状況はほとんどの航空会社が運休!
現在、日本からグアム便が運航しているのはユナイテッド航空(成田ーグアム)のみとなっております。
本来であればユナイテッド航空以外にもJALやティーウェイ航空もグアム便を運航しているのですが、新型コロナウイルス感染症の影響により現在は運休となっております。
航空会社別のグアム路線運航状況(2020年7月10日現在)
- ユナイテッド航空(成田-グアム)→週3便(成田、グアム発ともに火、木、土)、 なお7月23日より毎日運航※福岡-グアム路線は10月24日まで運休
- JAL(成田ーグアム)→2020年9月30日まで運休
- ティーウェイ航空(関空ーグアム)→2020年7月31日まで運休
JALとティーウェイ航空は再三にわたっての運休延長となっておりますが、今後も新型コロナウイルスの影響により、いつまでこのような状態が続くのか個人的に心配なところです。
しかも、JALは今まで翌月末までの運休予定を前の月の上旬に発表していましたが、今回7月の発表に関しては2ヶ月先の9月30日までの運休を発表しましたので、グアム便の運航再開がまだまだ厳しい状況あるのかもしれません。
運航状況は各航空会社、予定を随時更新しておりますので今後も小まめなチェックが必要です。
JALグアム⇔成田ついに運航再開!
コロナ禍にマイルをためるメリットは?
旅行代理店の現状は?近ツリとJTBは8月31日までグアムツアーの開催を中止!
旅行代理店の近畿日本ツーリストとJTBはグアム旅行ツアーの開催中止を以下のように発表しております。
- 近畿日本ツーリスト:【グアム・サイパン・パラオを含むツアー】 2020年8月31日までの出発→催行中止(2020年7月7日更新)
- JTB:全ての国・地域において2020年8月31日出発分までのツアーの催行を中止(2020年7月6日現在)
他にもHISは、8月31日出発までのグアムをはじめとした海外ツアーを、取消し無料(出発前日から起算して2日前まで)にする特別商品を販売したりしております。
現時点においてグアム旅行は現実的にできる状況ではない上に再開の見通しも立たない状況でもあるので、航空会社や旅行代理店、ホテルも通常であれば返金不可となっている予約に関してもキャンセル手数料無料(免除)の特別対応をしていることが多いです。
コロナ禍にも対応した海外ツアー商品!
グアム旅行はいつ頃から再開できる?
観光業が産業の大部分を占めるグアムにとって、新型コロナウイルス感染拡大の影響により旅行者をここまで長期間受け入れることができなくなっていることは大きな痛手であり、まさに死活問題と言えます。
旅行者の受け入れ再開の予定が立てられたことはグアムにとって大きな前進ではありますが、今回のような受け入れ再開延期が今後も続いてしまう可能性もまだ否定できません。
日本では県をまたいでの移動が可能になったことによって国内旅行が実質可能となりましたが、海外旅行の場合はパンデミックが収束に向かわない限り(フェーズが下がらない限り)まずムリでしょう。
少なくとも年内の再開は厳しそうです。
個人旅行という方法もあるが…
個人旅行でユナイテッド航空を使い現地のホテルを手配すれば、実際にはグアム旅行が可能です。
しかし、検疫隔離措置(政府指定の施設で14日間の隔離)のことや、現地での過ごし方などを考えると現実的とは決して言えません。
日本からのグアム旅行に関しては、グアム政府観光局が来島者の受け入れを再開することは絶対条件になり、他にも外務省の感染症危険情報レベルが下がることが必要です。
おそらく、外務省の感染症危険情報レベルが下がらないと旅行代理店の海外ツアーやJAL国際線(グアム路線)の運航が再開されないと思います。
それらを考えると、日本からのグアム旅行が可能になるのは来年以降と考えるのが妥当で、早くても春あたりからが濃厚かと思います。
ついにグアム旅行が解禁!
最後に
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)により、世界各地で経済活動が抑制されて経済が大きく衰退しております。
経済活動の再開に向けての動きが徐々に見えてきておりますが、観光業に関しては他の業種と比べると再開の動きに遅れを取っているのが現状です。
私自身、グアムには15年に渡って十数回は旅行しているリピーターなので、旅行者受け入れの再開がとても待ち遠しいです。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が収束しないことには旅行どころではないですし、どうせ旅をするのであればノンストレスでしたいものです。
その為には、しばらく時間と対策が必要になりそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。