おはようございます、なべやすです。
信じられない出来事がありました!
約2ヶ月前に【ゲオオンラインストア】 で購入した妻の中古のiPhoneSE(第2世代)が、急に圏外となって使えなくなりました。
その状況を軽く見ていた私は、再起動すれば直ると思いやってみたが直りません。
次に、「SIMを一度抜いて差しなおせば復活するでしょう」という一般的な対処法を試しましたが、これもダメ!
さらに、インターネットで見つけた他の対処法も全て試しましたが、どれも解決には至りませんでした。
まさかの事態を疑い、妻のiPhoneSEのIMEI番号でネットワーク利用制限を調べてみると、見事に赤ロム(×:利用制限中)であることが判明しました。
原因が赤ロムであることが分かったので、すぐに購入元のゲオオンラインストアサポートセンターに電話をしました。
結果として、ゲオオンラインストアの赤ロム永久保証のおかげで、iPhoneSEは無償で交換され、問題は無事解決しました。
当記事では、中古のiPhoneSEが突然赤ロムになった経験と、その後の対処法について説明します。
中古スマートフォンの購入を考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
- ゲオオンラインストアの赤ロム保証
- ゲオオンラインストアの赤ロム対応
- iPhoneが圏外になったときの対処法
- 予備スマホの必要性
- 赤ロムを事前に避けるためのポイント
- 赤ロムとは?
- ゲオオンラインストアの赤ロム永久保証
- ゲオオンラインストアサポートセンターへ電話
- 赤ロム保証は同等品と交換もしくは返金
- 交換品は色違いのiPhoneSE
- 交換商品のiPhoneSEが届くまでの流れ
- iPhoneが圏外になったときの対処法
- 赤ロムiPhoneを事前に避けるためのポイント
- 売らずに持っておいた初代iPhoneSEが大活躍
- 最後に
赤ロムとは?
赤ロムの定義と仕組み
赤ロムとは、携帯電話会社によってネットワーク利用制限がかけられてしまい、SIMカードを挿しても通話やデータ通信ができなくなってしまったスマートフォンや携帯電話のことを指します。
なぜ赤ロムになるのか?
携帯電話会社は、端末の不正利用や料金未払いなどを防ぐために、ネットワーク利用制限という仕組みを導入しています。
端末のIMEI番号(端末固有の識別番号)に基づいて、利用制限の有無を確認し、制限がかかっている端末はネットワークに接続できないようにしています。
赤ロムになってしまう原因
- 料金の支払い滞納:端末代金や利用料金の支払いが滞ると、ネットワーク利用制限がかかることがあります。
- 契約違反:契約内容に違反した場合(不正な利用など)も、利用制限の対象となります。
- 盗難・紛失:盗難や紛失された端末は、不正利用を防ぐために利用制限がかけられることがあります。
- 不正な購入:不正なルートで入手された端末も、利用制限がかかる可能性があります。
白ロムとの違い
- 白ロム:ネットワーク利用制限がかかっていない、いわゆる「普通の」スマートフォンや携帯電話のことです。SIMロックフリーの端末も多く、自由にキャリアを選んで利用することができます。
- 赤ロム:ネットワーク利用制限がかかっており、SIMカードを挿しても利用できない状態の端末です。
ゲオオンラインストアの赤ロム永久保証
【ゲオオンラインストア】 では、中古スマホに対して赤ロム保証を付けております。
購入したスマホが赤ロム現象により使えなくなってしまった場合は、期間問わず同等品と交換もしくは返金してもらうことができます。
つまり、赤ロムになってしまったスマホに対しては永久保証です。
それを知っていた私は、妻のiPhoneSEが赤ロムだとわかった時点で少し冷静になることができました。
約2ヵ月前に買った中古のiPhoneSEが突然圏外表示になってしまったので、ネットワーク利用制限を調べてみたところ、×:利用制限中と出てしまいました。
ネットワーク利用制限の見方
○:の場合は完済済み(白ロム)
▲:の場合は分割払いで支払途中(ご利用は出来ます)
✕:の場合はロックがかかり、使用できなくなります。(赤ロム)
-:の場合はSIMフリー機やWi-Fi機になります(auの端末では一部【-】表記がございます)
ネットワーク利用制限が表記されていない場合は、中古スマホのIMEI番号(製造番号)からネットワーク利用制限が確認できます。
ゲオオンラインストアでは、端末ごとのIMEI番号(製造番号)を公開しておりますので、購入者側でネットワーク利用制限の確認をすることができます。
確認は各キャリアごとのサイトで行います。
- ドコモ → ネットワーク利用制限確認サイト
- au → ネットワーク利用制限携帯電話機照会
- ソフトバンク → ネットワーク利用制限携帯電話機の確認
※UQモバイルの端末はauでワイモバイルの端末はソフトバンクのサイトで確認できます。
ゲオオンラインストアのようにIMEI番号をサイト上で公開している中古ショップも多いので、購入前にネットワーク利用制限を調べてみるとわかりますが、▲:分割払いで支払途中の中古スマホが非常に多いです。
妻が購入した中古のiPhoneSEも、この手の端末です。
○:完済済みの端末よりも少しだけ安価であることも多いのですが、その分、赤ロムのなるリスクを伴います。
ゲオオンラインストアサポートセンターへ電話
ゲオオンラインストアサポートセンターに購入したiPhoneが圏外表示になってしまったことを伝えました。
その際に、IMEI番号からネットワーク利用制限を確認して利用制限中になっていることもあわせて伝えました。
赤ロムですね。それは大変申し訳ございませんでした。
こちらで状況を確認させていただき、折り返しご連絡させていただきます。
この時点でゲオオンラインストアに伝えたこと
- 受注番号
- 購入日(注文日)
- IMEI番号(製造番号)
その後、数分でゲオオンラインストアから折り返しの電話がありました。
この度は、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。赤ロムであることが確認できましたので、弊社の赤ロム保証にて対応させていただきます。
赤ロム保証は同等品と交換もしくは返金
ゲオオンラインストアの赤ロム保証は、同等品と交換もしくは返金での対応になります。
サポートセンターからの提案も同等品と交換もしくは返金でしたが、同等品との交換の場合は在庫確認と赤ロムとなったiPhoneの返品を確認した後の発送となるため1週間もしくはそれ以上時間がかかるとのことです。
それに対し返金対応の場合は、返金額元手に再購入をすれば、すぐ使えるとのことでした。
私がゲオオンラインストアでiPhoneSEを購入したときは、セール期間中であったため10%オフで購入すしております。
つまり返金対応を選ぶと当然ですが、返金額は10%オフの金額です。
再びゲオオンラインストアのセール期間中に購入しない限り、10%分(4,000円近く)損したことになってしまいます。
ケチ倹約家な私は、こちらが原因で赤ロムになってしまったわけではないのに、買いなおして足が出てしまうのも何となく嫌だったので、交換にて対応してもらうことにしました。
交換品は色違いのiPhoneSE
ゲオオンラインストアのサイトで確認してみたところ、その時点で販売されているのは白色のiPhoneSEだけでした。
妻が購入したのは黒のiPhoneSEでしたので同じ色ではありませんが、色は変わってしまってもかまわない旨は伝えてありました。
最初の問い合わせをした翌日には、サポートセンターからメールで在庫状況の報告がありました。
ご要望に添えずに申し訳ございませんが、お色が白ではございますが、同機種の交換商品を確保いたしましたのでご報告申し上げます。お手数おかけ致しますが、ご返品をお願い致します。入荷し検品に問題がなければ返品商品確認次第、発送をさせていただきます。
ご連絡ありがとうございます。色の件は了解いたしました。購入時は貴社サイトにおけるAランクの商品を購入しておりますので、その点は同ランクでの対応をお願い申し上げます。返品の準備ができ次第発送させていただきますので、返品先のご住所をお知らせ願います。
現在、手配済の商品につきましてもランクA商品でございます。入荷後、当サポートセンターで改めて検品を致しますので、商品状態につきましては、確認させていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。
個人的には、中古スマホ購入の対応で、ここまでしていただければ十分だと思いました。
交換商品のiPhoneSEが届くまでの流れ
サポートセンターに問い合わせをしてから、交換品が届くまで約1週間かかりました。
- 返品する際は、iPhoneを初期化したうえ、着払いで送ります。
- 梱包は、箱や緩衝材を自身で用意することになります。
\安心して中古スマホを買える/
iPhoneが圏外になったときの対処法
今回、iPhoneSEが圏外になってしまった原因は赤ロムでしたが、その原因を特定するまでに試した方法がいくつかあります。
赤ロム以外の場合はそれらで改善されることもあるようなので、まず試してみるといいでしょう。
サービスエリアを確認する
これは対処法でなく確認ですが、現在地が携帯委電話会社のサービスエリア内であるか確認してみましょう。
いきなり圏外となってしまうと、あわてて基本的なことを忘れてしまう可能性もないとはいえません。
今回の場合、圏外表示に気づいたのが自宅にいる時でしたので、原因として真っ先に除外しましたが、出先などで圏外表示になってしまったときは場所を移動して確認することも必要です。
iPhoneを再起動する
再起動は基本中の基本なので、真っ先に試してみた方がいい方法です。
通信の不具合に限らず、iPhoneやスマホに不具合が生じたときに行う基本的な対処法といえます。
再起動により不具合が改善されることは決してめずらしくありませんので、1番最初に試してみるようにしましょう。
SIMカードを抜き差しする
再起動の次に試してみたいのがSIMカードの抜き差しです。
特に通信関係の不具合では、外すことのできない対処法といえます。
SIMを抜き差しする際は、必ず電源オフにしてから行うように注意が必要です。
ネットワーク設定をリセットする
ネットワーク設定をリセットすると購入時の状態と同じになります。
方法は以下の手順で行います。
【設定】→【一般】→【リセット】→【ネットワーク設定をリセット】
それまで使っていた Wi-Fiネットワークとパスワード、モバイルデータ通信設定、VPNやAPNの設定もリセットされてしまう点に注意が必要です。
Wi-Fiの再設定が必要になりますので、事前にパスワードを確認して用意しておく必要があります。
キャリア設定のアップデートがないか確認する
どちらかと言えばめずらしい部類に入る対処法だと思いますが、Apple公式のサポートにも掲載されておりますので、試してみる価値はあると思います。
キャリア設定のアップデートは、以下の手順にそって手動で確認し、インストールすることができます。
デバイスが Wi-Fi または携帯電話のネットワークに接続されていることを確認します。
【設定】→【一般】→【情報】の順にタップします。
アップデートが提供されている場合は、キャリア設定をアップデートするオプションが表示されます。
デバイス上のキャリア設定のバージョンを確認するには、【設定】→【一般】→【情報】の順にタップし、「キャリア」の横を調べてください。
iPhoneに新しいSIMカードを挿入した場合は、その新しい通信事業者に対応したキャリア設定をダウンロードする必要があります。
iOSを最新バージョンにアップデートする
順番としては最後に試してみればいいのではないかと思いますが、iPhoneを最新バージョンのiOSにアップデートしてみる方法があります。
この方法は時間がかかるのと、一度アップデートしてしまうとアップデート前のバージョンに戻せないなどの注意点があります。
赤ロムiPhoneを事前に避けるためのポイント
赤ロムiPhoneのリスクを回避するために、以下の3つのポイントに基づいて解説します。
実店舗、オンラインストアによりチェック方法は異なりますが、可能な限り以下の方法を実施しましょう。
1. 信頼できる購入先を選ぶ方法
正規の販売店や大手の中古スマホショップを利用する
赤ロムリスクを避けるためには、実績のある信頼性の高い販売店を選びましょう。
キャリアの公式ショップや、大手の中古スマホ販売店なら、独自の保証やサポートが充実しています。
フリマサイトやオークションサイトでの個人売買は、避けた方が賢明です。
購入時の「赤ロム保証」の有無を確認
赤ロム保証とは、購入したスマホが赤ロムと判明した場合に、返金や交換に応じてくれる制度です。
この保証があるかどうかで購入後の安心感が大きく変わります。
赤ロムの永久保証が付いているショップでの購入を強くおすすめします。
口コミや評判を確認する
オンラインストアなどで購入する場合は、レビューや評判も参考にしましょう。
他の購入者の意見を確認することで、信頼性のある店舗かどうか判断できます。
地道な方法ですが、とても重要なことです。
2. 購入前に赤ロムチェックをする方法
IMEI番号を確認する
購入前にiPhoneの「IMEI番号」(15桁の固有番号)を確認し、事前に赤ロム判定を行いましょう。 これは実店舗での購入が対象です。
IMEI番号は「設定」→「一般」→「情報」から確認できます。
オンラインショップの場合、IMEI番号が表示されていることもあります。
キャリアの赤ロム判定サービスを利用する
ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリアでは、IMEI番号を入力してその端末が赤ロムでないか確認できるサービスを提供しています。
購入前に、各キャリアのウェブサイトでIMEI番号を入力し、状態を確認することが重要です。
3. 安全に中古スマホを購入するためのチェックリスト
外観と動作確認
キズや割れがないか、画面表示、カメラ、ボタン、充電など、目に見える部分や基本的な動作をすべて確認しましょう。
バッテリーの状態を確認
設定の「バッテリー」→「バッテリーの状態」から、バッテリー容量が80%以上あるか確認することも重要です。
古い端末だとバッテリーが劣化している可能性があるため、購入時に確認しておきましょう。
保証書と付属品の有無を確認
安心して使用するために、保証書や購入証明書、充電器やケーブルといった付属品の有無も確認します。
万が一問題が起こった際に役立ちます。
この3つのポイントに気を付けておくと、赤ロムのリスクを回避できるだけでなく、長く使える良質な中古iPhoneを選ぶことができます。
購入前だけではなく、購入後の確認も重要となります。
売らずに持っておいた初代iPhoneSEが大活躍
今回のようにiPhoneが使えなくなってしまうと、一時的とはいえ生活に支障をきたします。
日常においてiPhoneやスマホに対する依存度が高いこともあり、中古スマホなどを購入し予備スマホを持っていないと不便な生活を強いられてしまいます。
そこで活躍したのが、今回使えなくなってしまったiPhoneの前に使っていた初代iPhoneSEです。
新型iPhoneSEに使い慣れてしまっていたため、クオリティー面での不満はあったものの、全くiPhoneが使えない期間があるよりは遥かにマシでした。
携帯キャリアの端末保証サービスでは、今回のような事態が起きたときに予備スマホのような活躍はできなかったでしょう。
AppleCare+にiPhoneエクスプレス交換サービスがありますが、それでも当日対応はまず無理です。
そう考えると、やはり予備スマホは今の時代持っておくことに越したことはありません。
エクスプレス交換サービスとは?
エクスプレス交換サービスは AppleCare+ の特典の一つで、新品または新品同様の製品 (これを "交換機" といいます) を宅配便でいち早くお届けし、その場で損傷や不具合のある製品と交換させていただく便利なサービスです。Apple 指定の配送業者がお客様の iPhone をお引き取りにうかがいますので、交換機と引き換えに、損傷や不具合のある iPhone を配達員にお渡しください。
予備スマホがあれば万が一のときも安心
スマホ保険は必要ですか?
最後に
最近、中古のiPhone SEが赤ロムにより使用不能になるという予期せぬトラブルに見舞われましたが、購入したゲオオンラインストアのサポート体制のおかげで、ストレスなく迅速に問題を解決することができました。
中古スマホの購入では、このようなトラブルが起こり得るため、販売店のサポート体制や保証制度の重要性を再認識しました。
最低限、保証がないフリマサイトでの個人間取引は、端末が完済されている場合を除き、おすすめできません。
また、日常生活で不可欠なスマホが故障した際のバックアッププランを自分で用意しておく必要があることを痛感しました。
そのためには、予備スマホを持つことが不可欠であり、中古スマートフォンを利用することが有効な方法だと感じました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。