おはようございます、なべやすです。
私がJALカード会員になってから、早いもので15年以上も経ちます。
JALカードを使ってコツコツ貯めたマイルや飛行機に乗って貯めたフライトマイルで、何度かグアム旅行や国内旅行をしてきました。
貯めることよりも使うことの方が難しいマイレージサービスですが、それでもこれまでに何度かその恩恵を受けることができております。
ところが、昨年の年明けから世界中に広がり始めた新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各航空会社の状況は一変しました。
国際線はもとより、国内線でさえ一時期ほとんど運航しない状況となり、 利用者だけでなく航空会社にも大きなダメージを与えました。
我が家も昨年の夏に予定していた恒例のグアム旅行が、新型コロナの影響により中止となってしまい、予約していたグアム便の航空券をキャンセルすることになりました。
GoToトラベル事業の後押しもあり、 国内線に至っては少し回復傾向にもなりましたが、国際線に関しては、まだまだ見通しのつかない状況が続いております。
旅行するため、そして飛行機に乗るため、これまでJALカードを持ち続けてきましたが、そのどちらも思うようにできないコロナ禍において、「はたして、このまま持ち続けていいものなのか?」と思うようになりました。
先が見えてこないパンデミックの中、 今までのような特典の使い方をすることができないJALカードを
そして、今までのように飛行機に乗れないコロナ禍で、マイルをため続ける意味はあるのでしょうか?
JALカードの年間維持費
私が保有しているJALカードは、エントリーカードの普通カード(一般カード)です。
JALカードの会員になってから一度もゴールドカードなどに変わることもなく、ずーっと普通カードを使い続けております。
JALカードはメインカードとして使っており、日常のショッピングではもちろんのこと、光熱費や各種保険料など、様々な支払いにJALカードを使っております。
決済額も平均して月10万円前後となっており、その他にグアム旅行関連の支払いに使う月には40~50万円位の決済があります。
効率よくマイルを貯めるならゴールドカードという選択肢もありますが、基本的にショッピングでマイルを貯めているので、普通カードを利用しております。
JAL航空券を購入してよく飛行機に乗る人であれば、 フライトマイルで効率よくマイルが貯まるJALCLUB-Aゴールドカードがいいでしょう。
入会当初から使っているJAL普通カード(VISA)の年間維持費は、以下の通りです。
- JALカード(VISA)年会費:2,200円(税込)
- 家族カード年会費:1,100円(税込)
- ショッピングマイルプレミアム年会費:3,300円(税込)
エントリーカードである普通カードといえども、年間6,600円の維持費がかかっております。
この程度の年会費と思うかもしれませんが、この先いつ国際線の運航が始まるかどうかも分からない状況の中、JALカードをこのまま持ち続けるかどうか考えものです。
JALCLUB-Aゴールドカード(VISA)になると年間維持費は普通カードの4倍!
家族カード年会費も合わせると26,400円(税込)にもなります。
- JALCLUB-Aゴールドカード(VISA)年会費:17,600円(税込)
- 家族カード年会費:8,800円(税込)
貯めたマイルを特典航空券や旅行関連に使うことができてこそ、マイレージサービスであると思います。
それでなければ、楽天カードなど年会費無料で効率よくポイントを貯めることができるカードがたくさんありますので、マイルに固執することなければそれらのカードで十分ではないでしょうか。
コロナ禍におけるJALマイレージサービス特別対応
過去に当ブログの記事にもしてきましたが、JALは昨年からの新型コロナ感染拡大への特別対応として、航空券のキャンセル料免除やマイルやeJALポイントなどの有効期限延長を何度も行なってきました。
実際に私もeJALポイントの有効期限を2度ほど延長をしていただきました。
JALも決して会員をないがしろにはしておりません。
これはANAなど、他の航空会社も同じです。
しかし、これらはあくまでも特別対応です。
JALをはじめとした各航空会社の経営も大打撃を受けているので、いつまでこのような対応を続けてもらえるのか心配な点でもあります。
マイルは単なるポイントではない
このような言い回しをすると語弊があるかもしれませんが、マイルは単なるポイントではありません。
マイルは他のクレジットカードにあるポイントと同じようなものかと思われますが、私の中では別ものだと思っております。
マイレージサービスは他のポイントサービスと違い、航空関連と使い道がある程度限定されております。
その使い道によって、貯めたマイルの価値(レート)が大きく変わっていくのがマイルとポイントの違いです。
特に特典航空券への交換はマイルの価値を大きく引き上げます。
JALマイルは、他のポイントサービスへの交換なども可能となっておりますが、それではJALマイルを有効活用しているとは言えません。
特典航空券とまではいかなくてもeJALポイントなど、 フライトや旅行などに使ってこそ貯めたJALマイルが活かされるというものです。
それでなければ、わざわざ年会費を払ってまでJALカードを使わなくても、年会費無料で効率よくポイントが貯まる楽天カードなどを使えばいいわけです。
JALカードはマイルを貯めるために使い、そして貯めたマイルは特典航空券などに使う、それが本来のJALカードのメリットだと私は思っております。
JALカードをこのまま使い続けるべきか
いつまで続くかわからないコロナ禍において、このままJALカードを使い続けていていいのでしょうか。
そして、今までのように飛行機に乗れないコロナ禍で、マイルをため続ける意味はあるのでしょうか?
長年、メインカードとして使い続けてきたJALカードなので、すぐに解約という考え方が私の中ではなかなかできません。
しかし、コロナ禍がこの先も長引くようであれば、考えざるを得ないでしょう。
現時点では、以下3つの選択肢が考えられます。
- このままJALカードを保有し続ける(使い続ける)
- 一時的に他のクレジットカードをメインカードとして使う
- JALカードを解約する
このままJALカードを保有し続ける
いつまで続くかはわからないコロナ禍でありながら、JALも特別対応をしてくれているので、このままJALカードを保有し続けても、おそらく大きな問題はありません。
コロナ禍の場合、国際線の特典航空券に使うことができませんが、国内線の特典航空券であれば使うことも可能です。
考え方によっては、それだけでも十分JALカードを保有し続ける価値はあるのではないでしようか。
JAL特別対応は、有効期限をむかえたマイル1マイルに対して1.5eJALポイント換算としてe JALポイントを積算しております。
JALマイルの有効期限が延長されるわけではない点に注意が必要です。
また、かつてないほど厳しい経営環境に立たされているかと思うので、今後、マイレージサービスの改定により、現状よりも条件が悪くなってしまうことも想定しておく必要があるでしょう。
一時的に他のクレジットカードをメインカードにする
コロナ禍という期間限定になりますが、他のクレジットカードをメインカードにするという選択肢があります。
この場合、JALカードは解約しません。
私の場合であれば、楽天カードかアメックスへ一時的に変更です。
どちらのカードも基本的にポイント期限を考えずに使うことができます。
楽天カードのポイント有効期限
最後にポイントを獲得した月を含めた1年間。期間内に1度でもポイントを獲得すれば、有効期限は延長される。
アメックスのポイント有効期限
一度ポイント交換すると最大3年間のポイント有効期限が無期限になる。
これらのクレジットカードであれば、ポイントの使い道に関しても新型コロナの影響を受けることはありません。
新型コロナが収束すれば、再びJAL カードをメインカードにしていくことになります。
JALカードを解約する
できれば一番避けたい選択肢でありますが、あれこれ考えずJALカードを解約するのもアリです。
長年、メインカードとして使ってきたJALカードなので、正直なところためらってしまいますが、先の見えないコロナ禍で思うような特典を使うことができない以上、JALカードを保有し続けるのも、それなりにストレスになります。
そうであれば一層のこと解約するのも、一つの手段としてアリではないでしょうか。
解約してしまえば、このことに関してはあれこれ考えずに済みます。
海外旅行はいつから?今後の見通し
JALのハワイ・グアム線は2021年1月22日時点の確認でホノルル路線の一部臨時便を除いて全て運休が発表されております。
グアム路線に至っては、臨時便すら出ていません。
今後、海外旅行はどのようになっていくのでしょうか。
正直なところ、パンデミック宣言が解除され、なおかつ感染レベルのフェーズが下がらない限り海外旅行をするのは、まずムリと思っていた方がいいでしょう。
パンデミック宣言が解除されれば、外務省の感染症危険情報レベルも徐々に下がっていくかと思われます。
そうなってくれば渡航先にもよりますが、まずは条件付きで入国ができるようになっていくと思われます。
日本の外務省海外安全ホームページによると、ハワイとグアムの感染症危険情報レベルは3で「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」となっております。※2020年10月30日更新
昨年秋頃の個人的な見解では、今年のゴールデンウィークあたりから世界的な感染状況も少しずつ落ち着いていき、徐々に海外旅行も可能になっていくものかと思っておりました。
しかし、 現状では東京オリンピックの開催すら危ぶまれております。
その状況を見ている限りでは、私の予想は見事に外れてしまいそうです。
最後に
JALマイルをはじめとしたマイレージサービスは、マイルを使うことができてこそ活かされます。
例え、たくさんのマイルを貯めることができたとしても、使うことができなかったり、他のポイントへ交換するようであれば、なんの意味もありません。
あくまでもマイルを貯める目的は、使うことであって貯めることではないことを忘れてはいけません。
そして、本題のJALカードに関しては、パンデミックが収まってこないことには国際線はどうにもならないと思うので、国内線特典航空券の利用を目的として今年は使ってみることにします。
ただし、今年の終わりことになってもコロナ禍の状況が大きく変わっていかないようであれば、残念ですが解約しかないかもしれません。
そうならないことを祈りつつ、今年は粛々とJALマイルを貯めていくようにします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。