有効期限をむかえるマイル・eJALポイント・JALクーポンの取り扱いについて、2020年12月9日に更新がありました。
下記は概要ですが、当記事内に追記もしておりますのでご参考まで。
- 2021年1月1日~3月末までに有効期限をむかえるマイルとeJALポイント
- 一律有効期限2022年1月末のeJALポイントを積算
- 2021年3月31日(水)23:59(日本時間)までに事前登録が必要
おはようございます、なべやすです。
未だに先の見えてこない新型コロナウイルス感染症の収束!
収束どころか、日本においてもコロナ第3波の襲来が懸念されております。
このコロナ禍においてJALマイレージバンクの特別対応が10月28日に発表されました。
これまでも航空券の払い戻しやJALマイルの有効期限延長などの特別対応が行われてきましたが、今回のJALマイルの特別対応の発表もそれら以前から行われていたものの対応を延長するかたちとなっております。
対象となるのはJALマイル・e JALポイント・JALクーポンの3つで、いずれも有効期限が1年間延長されることになります。
JALマイラーの私も今回の特別対応の対象になるeJALポイントがありましたので、有効期限が1年間延長されることになりました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、JALの経営にも大きな影響を与えていることは間違いありません。
先の見えない新型コロナの収束に対し、このような特別対応をいつまで続けていくことができるのでしょうか。
コロナ禍におけるJALマイレージバンクの特別対応
記事冒頭にも書きましたが今回発表されたJALマイレージバンクの特別対応は、有効期限を迎えるJALマイル・eJALポイント・JALクーポンに対する有効期限の延長です。
これまでも2020年9月30日までに有効期限が切れてしまうJALマイル・eJALポイントに対して特別対応はされておりましたが、今回発表された特別対応もそれと同じものになります。
この特別対応によりJALマイラーは、地道にコツコツ貯めたマイルやeJALポイントなどを新型コロナ感染拡大の影響により失わなくて済むことになります。
私も2020年12月31日に有効期限を迎えるeJALポイントを60,000ポイント持っているので、今回の特別対応が発表されるまで気が気じゃありませんでした。
本当に、JALマイラーにとって非常にありがたい対応です。
JALマイルとeJALポイントは事前登録が必要
有効期限を迎えるJALマイルとeJALポイントにおける特別対応の内容は以下の通りです。
- 対象:事前登録を済ませたJALマイレージバンク会員
- 事前登録期間:2020年10月1日(木)~12月31日(木)※左記期間内にに有効期限を迎えるマイル・eJALポイントがある場合
2021年1月1日~3月末までに有効期限をむかえるJALマイルとeJALポイントの場合は、一律有効期限2022年1月末のeJALポイントが積算されます。
2021年3月31日(水)23:59(日本時間)まで事前登録をする必要があります。
JALマイル
対象となるのは、2020年10月1日(木)~12月31日(木)の期間に有効期限を迎えるマイルを持っている会員です。
期間中に事前登録することにより、1マイル→1.5eJALポイント換算としてeJALポイントが積算されます。(小数点以下は切り上げ)
eJALポイント
eJALポイントもマイルと同様に有効期限を迎える2020年10月1日(木)~12月31日(木)の期間に有効期限を迎えるeJALポイントが対象で、事前登録することにより同数のeJALポイントが積算されます。
積算されたeJALポイントは、積算された日から有効期限が1年間延長されます。
JALマイルはeJALポイントに交換となる
JALマイルに関してはJALマイルとして残り有効期限が延長されるのではなく、eJALポイント(1マイル→1.5eJALポイント)に交換され有効期限が延長されることになります。
JALマイルの使い道を特典航空券としている人にとっては少し腑に落ちない点もあるかと思われますが、有効期限切れとなりせっかく貯めたマイルが失効してしまうよりかは絶対にいいでしょう。
事前登録の期間は2020年10月1日(木)~12月31日(木)まで
有効期限を迎えるJALマイルやeJALポイントの特別対応を受けるには2020年10月1日(木)~12月31日(木)の期間に事前登録が必要となりますので、大切なマイルやeJALポイントを失わない為にも事前登録を忘れずにしなければなりません。
2021年1月1日~3月末までに有効期限をむかえるJALマイルとeJALポイントを持っている場合は、2021年3月31日(水)23:59(日本時間)まで事前登録をする必要があります。
事前登録は、JAL公式ホームページ内から簡単にすることができます。(スマホ・PCどちらからでも可能。)
有効期限をむかえるマイル・e JALポイント・JALクーポンの取り扱いについて
事前登録が完了した JALマイルとeJALポイントは、有効期限日を迎えたら一度失効しますが、その翌月末日までに有効期限が1年間延長されたe JALポイントが積算されます。
2021年1月8日時点で確認したところeJALポイントは一度0ポイントになっておりましたが、2021年1月30日時点で再度確認したら60,000ポイントがきちんと戻っておりました。※2021年1月31日追記
JALクーポンは2021年1月31日までそのまま使える
出典:JAL公式ホームページ
JALマイルやeJALポイントと同じようにJALクーポンも新型コロナ特別対応の対象となっております。
JALクーポンとは
JALクーポンは、JALグループの航空券やツアー、機内販売、ホテルなどの支払いに使うことができるクーポン券です。
有効期限が2020年4月30日~12月31日までのJALクーポンが対象となり、2021年1月31日まで有効期限が延長されます。
対象のJALクーポンを持っている人は特に手続きなども必要なく、そのまま2021年1月31日まで使うことができます。
2020年4月30日~2021年3月31日までの有効期限のJALクーポンは、2021年4月30日まで延長されます。
延長対象となるクーポンはそのまま2021年4月30日まで使うことができます。
この点は、JALマイルとeJALポイントなどの電子的なポイントと違って、手続き忘れによる失効の心配がありません。
いつまで続けられるコロナ特別対応
2019年12月以降中国湖北省武漢市において新型コロナウイルス関連肺炎の発生が報告されてから、もうすぐ1年が経過しようとしております。
現在も新型コロナウイルスは世界的に感染拡大を続けていて、人命のみならず、それに伴った経済への影響も深刻な問題となってきております。
もちろんJALも経済的に大打撃を受けた一企業です。
JALグループの2021年3月期第2四半期連結業績(2020年4月1日~2020年9月30日)の取りまとめによると国際旅客事業については、旅客数が前年対比97.7%減、旅客収入は前年比96.6%減の91億円となっております。
国内旅客事業についても、旅客数が前年対比76.1%減、旅客収入は前年比75.6%減の696億円となり、国内線国際線問わず厳しいどころの話ではありません。
国内旅客事業に関しては、GoToトラベル事業があったので多少は巻き返しがあったかと思われますが、それでも旅客数・旅客収入ともに前年対比75%以上も減少しております。
その厳しい状況の中でありながら、これまでも航空券やJALマイル等の特別対応をJALは実施してきました。
おそらく今後もコロナ関連の特別対応は、しばらく続けてもらえるものと思いますが、未だ収束が見えてこない現状から考えると、このような特別対応がいつまで続けることができるのかJALの業績を見ていると心配な点でもあります。
そう考えると、何よりも早い新型コロナの収束を願うばかりです。
最後に…
今回、発表されたJALマイレージバンクのコロナ禍における特別対応は、主に有効期限が2020年12月31日までのJALマイル・eJALポイント・JALクーポンを対象としております。
期日までに事前登録を済ませるなどの注意点もありますので、JALマイラーは頑張って貯めたJALマイル等を少しもムダにしないようにしっかりとチェックしましょう。
そして、JALマイルやeJALポイント、JALクーポンを利用できる環境が戻ってきた暁には、ぜひ有効活用したいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
- 対象:事前登録を済ませたJALマイレージバンク会員
- 事前登録期間:2020年10月1日(木)~12月31日(木)※左記期間内にに有効期限を迎えるマイル・e JALポイントがある場合
- JALマイルは有効期限が延長されるのではなく、eJALポイント(1マイル→1.5eJALポイント)に交換
- eJALポイントは有効期限を1年間延長(2021年1月1日~3月末までに有効期限をむかえるマイルとeJALポイントの場合は、一律有効期限2022年1月末のeJALポイントを積算)
- 2020年4月30日~2021年3月31日までの有効期限のJALクーポンは、2021年4月30日まで延長