おはようございます、なべやすです。
令和2年の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において国民1人あたりに10万円給付された特別定額給付金や、国の消費活性化策の一つとして還元率25%のポイント付与を行うマイナポイントで一躍脚光を浴びたマイナンバーカードですが、あなたは既にお持ちでしょうか。
我が家では、家族4人全員がマイナンバーカードを持っております。
マイナンバーカードは、自動車運転免許証やパスポートと同じ顔写真付きの身分証明書として使うことができるので、持っておくと重宝します。
自動車運転免許証と違い年齢に関係なく誰でも持つことができ、また、運転免許証やパスポートのように申請の費用がかかりません。
そのマイナンバーカードには、身分証明書であるがために有効期限があります。
我が家でも、次男あてにマイナンバーカード更新手続きのお知らせが届いておりました。
更新手続きのお知らせは約3カ月前から届いておりましたが、重い腰がなかなか上がらず有効期限の誕生日近くになってようやく更新手続きをしました。
マイナンバーカードの更新手続きはスマホでするのが、とても簡単でおすすめです。
この記事でわかること
- マイナンバーカードの更新方法や必要なもの
- スマホでの申請方法
- マイナンバーカードでできること
- マイナンバーカードの今後
マイナンバーカードの更新手続き
マイナンバーカードの更新手続きは、有効期限内に以下のいずれかの方法ですることができます。
手続方法 | 必要なもの |
---|---|
スマホ | 有効期限通知書、スマホ、顔写真データ |
パソコン | 有効期限通知書、パソコン、顔写真データ |
照明用写真機 | 有効期限通知書、お金 |
郵送 | 有効期限通知書、証明写真、封筒 |
有効期限の2~3ヶ月位前に有効期限通知書が届くので、有効期限の3カ月前から更新手続きをすることができます。
有効期限
- マイナンバーカードは10年(未成年者は5年)
- カードに格納されている電子証明書は5年
マイナンバーカードの有効期限は誕生日までとなっておりますので、発行日から10回目の誕生日(20歳未満の人は5回目の誕生日)で有効期限となります。
スマホでの申請方法
今は何でもスマホでできるので、利用しない手はありません。
マイナンバーカードの更新手続きも、スマホで簡単にできるのでとても便利です。
スマホでの手順は以下のように行います。
- スマホで顔写真を撮影
- スマホで有効期限通知書の交付申請用 QR コードを読み取る
- 表示されたページにメールアドレスを登録
- メールアドレスに申請用のURL が届くので、顔写真を登録、必要事項入力して申請完了
〈実際のスマホ画面〉
❶利用規約の確認をして同意をします。(チェックボックスにチェックを入れます。)
次に申請用メールアドレスの登録と申請用IDの入力をします。(申請用IDは申請書のQRコードからアクセスした場合、入力は不要です。)
❷顔写真の登録のためにスマホ内にある写真をアップロードします。(ファイル形式やファイルサイズなどが決められているので注意が必要です。)
❸申請情報(生年月日など)を入力し、最後に申請情報登録を確認して完了です。
スマホで申請するメリット
- 顔写真を簡単に撮れる
- 写真代がかからない
- いつでもどこでも申請できる
- 郵送する手間がない
特にいつでもどこでもできる手軽さは、スマホならではです。
これは他の更新手続き方法にはない、スマホならではのメリットです。
マイナンバーカードでできること
マイナンバーカードを使ってできることは、デジタル庁の開設によって今後ますます増えていくことが期待されます。
現状においてもマイナンバーカードを使うことによるメリットはいくつかありますので、ご紹介いたします。
顔写真付き身分証明書として使える
車を運転する人であれば、自動車運転免許証が顔写真付きの身分証明書となりますが、車を運転しない人や子どもの場合は、パスポートを取得しない限り顔写真付きの身分証明書を持つことができません。
しかし、マイナンバーカードの登場により、車を運転しない人や子どもであっても顔写真付きの身分証明書を持つことができるようになりました。
しかも、マイナンバーカードの申請には自動車運転免許証やパスポートのように手数料などの費用が一切かかりませんので、無料で顔写真付きの身分証明書を持つことができます。
紛失等によるマイナンバーカードの再交付には手数料がかかる場合があるので、役所などへ事前に確認しておくといいでしょう。
コンビニで行政書類を入手できる
マイナンバーカードがあれば住民票や印鑑登録証明書などの行政書類をコンビニで取得することができます。
マイホーム購入の際は、住宅ローン借入時や不動産登記をする際の必要書類として、住民票や印鑑登録証明書を提出する機会が多かったため、身近なコンビニで自分の都合に合わせて取得できるメリットは大きかったです。
マイナンバーカードがあれば、もう役所の開所日時に合わせて行政書類をもらいに行く必要はありません。
役所が開いていない土日祝日や夜間でも、コンビニに行けば手に入ります。
住民票や印鑑登録証明書は、もはや役所へ取りに行く時代ではなくなりました。
マイナポイントがもらえる
マイナポイントは国の消費活性化策の一つとして行われる事業で、マイナンバーカードを活用して予約や申込を行いうことにより使うことができるポイント制度です。
マイナポイントとは?
マイナンバーカードを使って予約・申込を行い、選んだキャッシュレス決済サービスでチャージやお買い物をすると、そのサービスで、ご利用金額の25%分のポイントがもらえるのが「マイナポイント」のしくみです。(お一人あたり5,000円分が上限です)
マイナポイントは、PayPayや楽天ペイ、メルペイ、電子マネーなどのキャッシュレス決済サービスを使うことにより、利用金額の25%分のポイントがもらえる驚愕のポイント制度です。
我が家も家族4人分のマイナンバーカードをフル活用して、マイナポイントの申し込みをしました。
楽天カード2枚と楽天ペイ、楽天Edyを使い、晴れてめでたく上限いっぱいとなる楽天スーパーポイント20,000ポイント分(1人あたり上限5,000円分)をゲットすることができました。
今年9月までの期限付き制度ではありますが、マイナンバーカードを持つことにより使うことができる大変お得な制度です。
- 15歳未満の未成年者のマイナポイント予約・申込については、法定代理人が行うことができます。
- マイナポイントの対象となるマイナンバーカード申請期限は、2021年4月末までとなっております。
マイナポイントの申し込みは簡単
健康保険証として使える
まだ本格稼働しておりませんが、今後はマイナンバーカードを健康保険証として使うことができるようになります。
医療機関に設置される顔認証付きのカードリーダーにマイナンバーカードかざして、健康保険証の確認をします。(かざした後は顔認証を行います。)
システム導入する医療機関に対して、行政が補助金100%のテコ入れをしておりますので、年内にはシステムの整備がかなり進み、対応できる医療機関も増えるのではないかと思われます。
行政手続きがオンラインでできる
マイナンバーカードがあれば、行政手続きのオンライン申請などが使えるようになります。
サービスを利用するには、マイナポータルにログインすることが必要です。
マイナポータルとは
マイナポータルは、政府が運営するオンラインサービスです。子育てや介護をはじめとする、行政手続の検索やオンライン申請がワンストップでできたり、行政機関からのお知らせを受け取れたりする、自分専用のサイトです。
私は、まだ利用したことがありませんが、今後、様々なサービスの拡充に期待が持てそうです。
健康保険証とひも付けてポイントゲット
最後に
マイナンバーカードは、まだまだ発展途上のシステムで、本格的なシステムの稼働と本当の便利さを味わうのはこれからになりそうです。
今年の終わり頃になれば、現状よりも使い勝手が向上して活用の場も増えているのではないかと勝手に予想しております。
- 2022年度内→スマホへの搭載
- 2024年度末まで→自動車運転免許証
2022年度内にはスマホへの搭載、そして2024年度末までには自動車運転免許証にもなることも検討されているので、車を運転する人であればマイナンバーカードを持っておいて損はなさそうです。
マイナンバーカードの申請はスマホを使えば、いつでもどこでもできるので問題ありませんが、発行されるまで期間がかかりますので早めに申請をしておいた方がいいでしょう。
これからは、マイナンバーカードを持っていないと得をしない時代がやってきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。