おはようございます、なべやすです。
約1年前にパナソニックキャニスター型掃除機の自走式ヘッドが故障して、悪戦苦闘しながら分解清掃までしたものの、結局、新品の自走式ヘッドに買い替えるという結果に終わったことがありました。
それから1年経ったある日、またしても掃除機の自走式ヘッドの調子が何かおかしい…。
掃除機をかけていると急に自走式ヘッドが重くなることが時々あり、明らかに自走式ヘッドが自走しておりません。
そして、使っていく内にその症状も徐々に増していき、やがて故障と言えるほどのコンディションにまで落ちてしまいました。
新品の自走式ヘッドに買い替えたことにより「これでしばらく使えそうだ」と思っていた矢先に、またしても掃除機が故障です。
掃除機は購入してから6年以上経過しているので、これを機に買い替えようとも思いましたが、ケチ?ではなく倹約家な私はなんとか直して使うことはできないかと試みてしまいました。
当記事では、延長管の不具合で掃除機が使えなくなるというトラブルの体験談を公開します。
また、その原因と対処法もあわせて解説します。
掃除機の故障で困っている人は、ぜひ、最後まで読んでみてください。
- 原因を探るために自走式ヘッドを分解したが故障箇所が見つからない
- 延長管を外してヘッドとホースを直結したらヘッドが正常に動いた
- 掃除機の延長管が故障していると判断
- 延長管の故障の原因と仕組み
- パナソニック掃除機の延長管の型番を調べ購入
- 新品の延長パイプに交換してパナソニック掃除機は見事復活!
- 掃除機の買い替えもアリだった?
- まとめ
- 最後に
原因を探るために自走式ヘッドを分解したが故障箇所が見つからない
約1年前に掃除機の自走式ヘッドが故障したときは、買い替えも視野に入れていました。
ダメもとで自走式ヘッドを分解して中をキレイに掃除してみたのですが、結局は新品の自走式ヘッドを購入するという結末でした。
今回は、自走式ヘッドを買ってからまだ1年ほどしか経っていないので、中に何か詰まっているだけかもしれないと思いました。
そこで、1年前の経験を活かして、自走式ヘッドを分解してみることにしました。
しかし、いざ分解をはじめてみると、1年前の経験はあまり役に立ちません。
ビスの位置や配線の仕方など、忘れてしまっていたことが多く、分解するのに苦労しました。
また、自走式ヘッドを壊さないように気をつけながら作業をすると、思うように進みません。
結局は、完全に分解することはできず、中途半端な状態でやめてしまいました。
多少詰まっていたゴミは取り除きましたが、自走式ヘッドの動作には変化がありません。
分解と清掃の効果は、感じられませんでした。
結局、自走式ヘッドを買い替えた
延長管を外してヘッドとホースを直結したらヘッドが正常に動いた
自走式ヘッドの分解が思うように行かなかったので、「自走式ヘッド=故障」を一度頭から外して別の原因を調べてみることにしました。
自走式ヘッド(親ノズル、子ノズル)以外のパーツは掃除機本体とホース、延長管
になりますので、この中のどれかが故障していることになります。
まず、掃除機本体は普通に動いているので問題はないです。
次にホースも見た限りでは裂けたりしていないので、今回の原因からは外します。
そうなるとあやしいのは延長管ですが、ホースと違って見た目で故障の原因を特定することは難しいです。
そこで、下の写真のように延長管を付けずに自走式ヘッドとホースを直結してスイッチを入れてみると、なんと自走式ヘッドが軽快に動きだしました。
掃除機の延長管が故障していると判断
そうなると、故障個所は自走式ヘッド部分ではなく、延長管である可能性が浮上してきました。
パナソニックキャニスター型掃除機(型番はMC-PA23G)の延長パイプは、単なるプラスチック製パイプではなく自走式ヘッドへの信号を送る役割も果たしております。
内部には電子パーツが内蔵されておりますので、電子パーツが経年劣化によりダメになってしまったのかもしれません。
少なくとも約1年前に買い替えた自走式ヘッドは、ホースと直結したら普通に動いたので故障していないことになります。
延長管の故障の原因と仕組み
パナソニック掃除機の延長管は、自走式ヘッドに電気を送るために銅線が内部に通っています。
この銅線が断線すると、自走式ヘッドのモーターが回らなくなり、掃除機の吸引力が低下します。
銅線が断線する原因は、以下のようなものが考えられます。
- 延長管に強い衝撃が加わった場合
- 延長管が経年劣化した場合
- 延長管が湿気や水にさらされた場合
延長管の故障を確認する方法は、延長管を外してヘッドとホースを直接つなげて動作を確かめることです。
もし、ヘッドが正常に動くようなら、延長管に問題がある可能性が高いです。
延長管の対処法は、交換用の延長管を購入して自分で取り替えることです。
ただし、延長管の型番は掃除機の型番によって異なりますので、必ず対応する型番の延長管を選ぶようにしましょう。
パナソニック掃除機の延長管の型番を調べ購入
まずは、延長管の型番を調べてみました。
インターネットで「MC-PA23G 延長パイプ」と検索してみたらパナソニック掃除機MC-PA23G用延長パイプAMV99P-FM08と出てきました。
そして、調べた延長パイプの型番を楽天市場で探してみると、以下のように出てきました。
「パナソニック掃除機用の伸縮自在延長管」という商品名で、価格は4,900円(送料無料)です。
故障の原因が延長管と断定できれば決して高くない価格ですが、消去法で「もしかしたら延長管が原因かも!」との見立てに4,900円は捨て金になるかもしれません。
また、約1年前に故障した自走式ヘッドを8,640円で買い替えたことも考えると、更に足踏みしてしまいます。
掃除機の故障に対してかかるコスト
自走式ヘッド8,640円+延長パイプ4,900円=13,540円
パナソニック掃除機の故障に対してかかったコストとして考えると微妙な金額なるため、掃除機の買い替え案も含めて検討しました。
そして、自走式ヘッドを買い替えてからまだ1年程度なこともあり、直る保証もありませんが、ダメ元で延長パイプを買い替えてみることにしました。
延長管の型番は掃除機の型番によって異なりますので、必ず対応する型番の延長管を選ぶようにしましょう。
新品の延長パイプに交換してパナソニック掃除機は見事復活!
楽天市場で延長管を注文してからたったの2日で商品は届きました。
ネット通販がある現在は、電気屋さんに出向いてメーカーから取り寄せてもらわなくても純正部品が手に入るので本当に便利です。
さっそく新品の延長パイプに交換してスイッチオン!
私の見立ては見事に的中し、掃除機の自走式ヘッドは元通り軽快に動くようになり見事復活!
これで、購入からマル6年経っているパナソニックの掃除機をもう少し使うことができそうです。
掃除機の買い替えもアリだった?
今回は、延長管を買い替えることによって見事に復活を遂げた掃除機ですが、これまでの故障にかかったコスト13,540円と使用年数6年を考えると、掃除機本体の買い替えもアリだったと思っております。
特に購入後6年以上経っていることを考えると、家電製品の耐用年数から、また来年にでも何かしらの故障があっても決しておかしくありません。
もし、この先1年程度でまた掃除機が故障してしまったら、延長菅を購入してまで使い続けたことは失敗になってしまいます。
せめて、あと2年位は使いたいものです。
まとめ
- 掃除機の不具合は延長管の故障が原因だった
- 延長管の交換で掃除機が復活した
- 延長管の交換であれば掃除機の買い替えよりも安く済む場合もある
- 延長管の故障に気づいたら早めに対処する
最後に
ケチ?ではなく倹約家な私は、どうしても「買い替え」よりも「修理」といった考え方から入ってしまいます。
新しい物を使うことによる満足感もありますが、故障した物が復活する満足感もこれまたいいものです。
ただし、今度、故障したら間違いなく掃除機を買い替えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。