おはようございます、なべやすです。
当ブログの運営に欠かせないものの一つとして、写真やイラストなどといった画像があります。
必ずしもブログに使わなければならないものではありませんが、写真やイラストを使うことによって、文章だけの記事よりも読者に記事の内容を伝えやすくなったりイメージがわきやすくなったりするなどのメリットがあります。
そのこともあって、当ブログでは写真やイラストなどの画像を欠かさず使うようにしております。
しかし、記事の内容を伝えやすくなるなどのメリットがあることに対して、画像を使うことによりブログページが重くなるといったデメリットもあります。
1記事に対して1~2枚の画像なら目に見えるほどのスピードダウンはありませんが、たくさん画像を盛り込んだり高解像度の写真を使ったりするとページ読み込み速度も少なからず低下してしまいます。
そのような際に使うと便利なのが画像圧縮ツールです。
専用ツールを使って写真やイラストを圧縮することにより、見た目がほとんど変わらないまま画像容量を小さくできます。
私が記事作成の際にもっぱら使っている画像圧縮ツールは、パンダがトレードマークのTinyPNGです。
基本無料で利用できてインストールも不要です。
使い方も画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけでとても簡単。
この画像圧縮ツールを使わない手はありません。
- TinyPNGの使い方
- 実際に圧縮した写真を比較してみると…
- 画像圧縮する前にペイントで画像のサイズ変更
- TinyPNGで圧縮できる画像は JPEG(ジェイペグ)とPNG(ピングまたはピン)
- たくさんのファイルや大容量のファイルを扱える有料版TinyPNG Proもある
- TinyPNGを使うにあたり注意したい点
- 最後に
TinyPNGの使い方
TinyPNGは画像ファイルを簡単に圧縮できる便利なツールです。
使い方は至って簡単!
対象の画像ファイルを赤マルの箇所にドラッグ&ドロップするだけです。
今回、圧縮した2枚の写真の圧縮率は、40%と28%です。
圧縮された画像ファイルは、ダウンロードをクリックすれば指定の場所に保存できるようになっております。
たったこれだけで画像の圧縮は完了です。
今回の写真は、圧縮率がそれほどではありませんが、普段使っていて50~70%位に圧縮できることが多いです。
実際に圧縮した写真を比較してみると…
では、実際に圧縮した画像はどんな感じでしょうか?
いくら簡単に使うことができるといっても、画質が悪くては圧縮する意味がありません。
下の2枚は圧縮した写真と圧縮していない写真です。
右と左のどちらが圧縮した写真でしょうか?


答えは左側が圧縮した画像です。
続いて下の2枚も圧縮した写真と圧縮していない写真です。
右と左のどちらが圧縮した写真でしょうか?


先ほどと同じく、答えは左側が圧縮した画像です。
画質の違いは、わかりましたでしょうか?
正直なところ、私には画質の違いがさっぱりわかりませんでした。
この画質であれば、個人的にはTinyPNGで圧縮した画像で十分です。
やはり、画像圧縮ツールのTinyPNGを使わない手はありません。
画像圧縮する前にペイントで画像のサイズ変更
私は、ブログに使う画像のサイズをある程度決めております。
例えば横の画像であれば縦横比16:9(ワイド)にして、大きさは760×428pxを基本サイズとしております。
画像のサイズ変更には、Windowsパソコンにプリインストールされているペイントを使います。
ペイントの使い方は簡単です。
下の画像のように対象となる写真を右クリックし、【プログラムを開く】から【ペイント】を選択します。
【サイズ変更】をクリックするとウィンドウが出てきますので、希望のサイズに変更します。
変更方法は【縦横比を維持する】に✔を付け、水平方向か垂直方向の大きさを指定して【OK】をクリックすれば完了します。
これだけでも、画像の容量は小さくなります。
Windows10には、ペイントがプリインストールされています。
ペイントを開くには、タスク バーの検索ボックスに【ペイント】と入力すると、結果の一覧にでてきますので、そこでペイントをクリックすれば使うことができます。
Windows10以外の旧バージョンでもペイントはプリインストールされているので、使いたい場合は同じように検索してみるといいでしょう。
画像の圧縮やサイズ変更ができるツール
TinyPNGで圧縮できる画像は JPEG(ジェイペグ)とPNG(ピングまたはピン)
TinyPNGは、一度に20枚、各画像ファイルは最大5MBまでを圧縮することができます。
個人ブログで使うならこれで十分です。
インストールも必要ないので、場所を選ばず使うことができる上にアカウント作成も必要ありません。
無料で利用できるオンラインサービスには、アカウント作成が必要な場合が多いです。
アカウントを作らなくても使うことができる点は、TinyPNGのメリットと言えます。
ネットに繋がっているパソコンがあれば、どこでも使うことができます。
圧縮できる画像は、JPEG(ジェイペグ)とPNG(ピングまたはピン)の2種類です。
ファイル拡張子
- JPEG(ジェイペグ)→「.jpeg」または「.jpg」
- PNG(ピングまたはピン)→「.png」
ジェーペグ【JPEG】《Joint Photographic Experts Group》
静止画像データを圧縮・伸張する方式の一。デジタルカメラの画像記録やインターネットの画像配布に利用される。元は、そのための符号化方式の標準化を進めるために、国際標準化機構(ISO)と国際電信電話諮問委員会(CCITT)とが共同で設置した専門家グループの略称。
ピング【PNG】《portable network graphics》
画像データを保存するファイル形式の一。ビットマップ画像を可逆圧縮でき、JPEG(ジェーペグ)やGIF(ジフ)とともに、インターネットで標準的に用いられる。
引用元:PNGとは - Weblio辞書
たくさんのファイルや大容量のファイルを扱える有料版TinyPNG Proもある
TinyPNGは、基本フリーで使うことができますが、より多くのファイル数や大きい容量のファイルを扱える有料版TinyPNG Proもあります。
TinyPNG Proの主な特徴
- 一度に20枚以上の画像圧縮が可能
- 各画像ファイルは最大75MBまでに制限アップ
- 料金は年間25ドル
写真やイラストを多く使うサイトの運営者などであれば有料版を使うメリットがあるかもしれませんが、 文章を主としているブログであれば無料のTinyPNGで十分でしょう。
TinyPNGを使うにあたり注意したい点
TinyPNGは、オンライン上で利用する画像圧縮ツールです。
TinyPNGのサイト上で画像ファイルをアップロードして、圧縮された画像ファイルをダウンロードするシステムになっております。
このシステムで注意したい点は、セキュリティの面です。
主に以下の2つには注意が必要です。
- ウイルスなどの感染
- アップロードファイルの流出など
TinyPNGは、オランダにあるVoormediaという会社が提供しているサービスです。https://voormedia.com/
過度な心配は必要ないと思われますが、念のために以下ような対策を必要に応じてすることもフリーオンラインサービスを利用する上では大切なことです。
1.ウイルスなどの感染→セキュリティソフトなどを使ってダウンロードした圧縮ファイルをチェックする
市販のセキュリティソフトなどを使い、ダウンロードした圧縮ファイルをスキャンしてから使うとより安心です。
私は、キャノンのESETインターネットセキュリティを以前から使っており、ダウンロードした圧縮ファイルをスキャンしてから使うようにしております。
もちろん、ウイルスなどが検出されたことは一度もありません。
ESETインターネットセキュリティは、「高いウイルス検出率」と「軽快な動作」が売りのセキュリティソフトです。
ウイルス・ランサムウェア・スパイウェアなどの感染からPCを守ってくれます。
私も、かれこれ7年以上は使っております。
2.アップロードファイルの流出など→差し支えない画像ファイルのみをアップロードする
アップロードしたファイルが流出や流用されたなどの情報は、ネット上でも確認できませんでしたので、あまり神経質になる必要はありませんが、できれば個人が特定できる写真などはアップロードしない方がいいでしょう。
最後に
TinyPNGは、 インストールや登録も必要なく、ネット環境が整っていれば誰でも使うことができるとても便利な画像圧縮ツールです。
ブログのページ読み込み速度に関しては、SEO対策の面からから考えても必要かと思われますので、TinyPNGをはじめとした画像圧縮ツールを使って対策をするといいでしょう。
オンライン上でファイルをやり取りするフリーサービスということもあり、 必要に応じて注意(対策)することをおすすめしますが、過度に心配することなく使えるツールだと思っております。
画像をたくさん使う、または画像容量が大きくてページ読み込みスピードが遅くなっているサイト運営者は、一度使ってみる価値ありです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。