おはようございます、なべやすです。
当ブログは、2020年3月にライブドアブログからはてなブログに移行(引っ越し)しております。
ブログの引っ越しをするにあたり、最も重要で悩むのが引っ越し先のブログ選びです。
当初から引っ越し先の候補として上げていたのは現在使っている「はてなブログ」ですが、検討中は他のブログサービスへの移行も随分と考えました。
その中でも最後の最後まで悩んだのが、Googleが展開するブログサービスのBloggerです。
実際に以前使っていたライブドアブログのバックアップデータを、Bloggerにインポートするところまでやりました。
数あるブログサービスの中、Bloggerは決してメジャーブログとは言えないものの、機能的にも充実している上、無料で使うことができる注目のブログサービスとなっております。
無料ブログであれば、Bloggerという選択肢もアリです。
- Bloggerってどんなブログ?
- Bloggerの主な機能と特徴
- Bloggerをブログの引っ越し先候補にした理由
- ライブドアブログのバックアップファイルをBloggerにインポートする方法
- ブログの引っ越し先をBloggerにしなかった理由
- 新たにブログをはじめるならBloggerがいい
- 最後に
Bloggerってどんなブログ?
Bloggerは、Googleが展開する無料で使うことができるブログサービスです。
無料ブログでありながらも機能が充実しており、他の無料ブログやはてなブログと比べても決して引けを取らないどころか、むしろ一歩リードしている点も見受けられるほどのブログサービスとなっております。
Blogeerはもともと他の企業が開始したサービスだったようですが、2003年Googleによって買収されたブログサービスです。※参考:ウィキペディア
このブログサービスの魅了は何と言いても無料かつ多機能であること!
無料ブログであれば他にも選択肢はいくつもあるのですが、Bloggerはそれらの無料ブログの中でも魅力的な特徴をもっております。
Bloggerの主な機能と特徴
無料で利用できるBloggerには、主に以下のような機能や特徴があります。
- 完全無料で利用できる
- https化に対応
- 独自ドメインが使える
- 無料ブログでありながら広告表示がない
- カスタマイズができる
- レスポンシブデザイン対応(テンプレートによる)
- 固定ページ作成機能
完全無料で利用できる
はてなブログのような有料プラン無料プランといった線引きがBloggerにはありませんので、全ての機能を無料で使うことができます。
ライブドアブログもBloggerと同じく完全無料で利用できたので、ランニングコストを考える必要がありませんでした。
ブログ運営が長期的になるほど、無料で利用できることのメリットは大きいです。
https化に対応
Bloggerはhttps化に対応済みです。
はてなブログも既にhttps化の対応は済んでおりますが、私が利用していた当時のライブドアブログはhttps化に対応しておりませんでした。
ブログ運営においてhttps化が絶対条件ではありませんが、ブログサービス側が対応済みであることに何らデメリットはないどころか、これからのスタンダードであることは間違いありません。
ライブドアブログも2020年8月以降、順次https化に対応されております。
ブログをhttps化したらやることは?
独自ドメインが使える
無料のブログサービスを使えば独自ドメインを使わなくてもブログ運営はできますが、万が一利用しているブログサービスが終了してしまった場合には、独自ドメインでないとそれまでブログ更新を続けてきて培ったドメインパワーを失うことになります。
ブログ記事はバックアップをしておくことにより手元に残りますが、ドメインは新たなドメインに変更してしまうとゼロからスタートすることになってしまいます。
独自ドメインでブログを続けていれば、他のブログサービスへ移行する際もブログ記事のバックアップファイルさえあれば、少なくとも今まで蓄積してきたブログの価値を落とさなくて済みます。
はてなブログの場合はPro版のみ独自ドメインが使用可能となっているので、独自ドメインを無料で使えるブログサービスはブログ選びで大きなポイントとなります。
ドメイン取得は早ければ早いほどいい!
無料ブログでありながら広告表示がない
無料ブログサービスの多くには記事内に運営者側の広告表示があります。
以前使っていたライブドアブログもそうでしたし、それがブログを引っ越す理由の一つでもありました。
はてなブログは、有料であるPro版を使えば広告表示を消すことができますが、無料版だと他の無料ブログサービスと同じように運営者側の広告表示が入ります。
Bloggerは運営者であるGoogleから広告表示が入ることもありませんし、Googleアドセンスの広告を自身のブログ内に貼ることもできます。
この点は、無料ブログとしては珍しくもあり大きな魅力でもあります。
ブログ収益化の第一歩!Googleアドセンス
カスタマイズができる
ブログのカスタマイズができることは特段珍しいことではありませんが、カスタマイズの自由度はブログサービスによって様々なようです。
はてなブログはカスタマイズに関して情報も多く、レスポンシブデザイン対応のデザインテーマを使えばPC版スマホ版ともにカスタマイズできるので、オリジナリティーの高いブログサイトを作ることも可能です。
以前使っていたライブドアブログはPC版だとCSS設定を編集できるので、それなりにカスタマイズをすることもできましたが、スマホ版に関してはCSS設定ができないためオリジナリティー度の高いカスタマイズをすることができませんでした。
BloggerはCSS設定を編集することができるので、はてなブログのようにカスタマイズをすることも可能です。
レスポンシブデザイン対応(テンプレートによる)
ブログのテンプレートがレスポンシブデザインに対応していることは、ブログサービスを選ぶ上で重要なポイントになる上、現在のブログ運営においてスタンダードとなっております。
なんと言ってもPCとスマホ表示を一括管理できるのでとても楽です。
レスポンシブデザインとは
レスポンシブウェブデザイン (Responsive Web Design, RWD) は、閲覧者の画面サイズまたはウェブブラウザに応じてデスクトップウェブページが閲覧できることを目指したウェブデザインの手法。
はてなブログの数あるテンプレートの中にもレスポンシブデザインに対応されているテンプレートが多数あり、テンプレート選びの重要なポイントにもなっております。
ライブドアブログにはレスポンシブデザイン対応したテンプレートがありませんでしたので、同じ無料ブログサービスのBloggerにレスポンシブデザイン対応したテンプレートがあることは、とても魅力に感じました。
固定ページ作成機能
固定ページは、プライバシーポリシーやお問い合わせ、または自己紹介などのページを作成する場合などに使われることも多く、投稿用の記事とは違う使い方をするページです。
はてなブログでは、有料版のはてなブログProのみで使うことができる機能で無料版では固定ページを作ることができません。
他のブログサービスにおいても、無料ブログでは固定ページを作ることができるブログはBlogger以外ないのではないでしょうか。
もちろん固定ページがなくてもブログそのものはできますし、必ずなければならないページではありません。
ただし、無料ブログサービスで固定ページが作れるBloggerは、実用性の面を考えても数少ない優良なブログサービスと言えます。
ブログサービス別の機能比較表
ブログサービス | 完全無料 | https化 | 独自ドメイン | 広告非表示 | カスタマイズ | レスポンシブ | 固定ページ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Blogger | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
はてな | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ライブドア | ○ | ○ | ○ | △ | △ | × | × |
表は横方向にスクロールします
- ライブドアブログは、スマホ版のみ広告非表示とカスタマイズできなくなっております。
- はてなブログは有料のはてなブログProでの機能表示です。
固定ページを使ってお問い合わせフォームを作成
Bloggerをブログの引っ越し先候補にした理由
私がBloggerを引っ越し先の候補として考えたことには、当時使っていたライブドアブログにはない以下のような機能や魅力的に感じる部分があったからです。
Bloggerの魅力的な機能
- 運営者側の広告表示がない
- https化に対応している
- 固定ページを作成できる
- レスポンシブデザイン対応のテンプレートがある
はてなブログが有料のPro版で上記の点をできるのに対して、Bloggerは無料ブログでありながら全て対応しております。
無料ブログサービスでここまで自分の希望通りのことができるのであればと思い、Bloggerをブログの引っ越し先にほぼ決めていた私は、ライブドアブログのバックアップファイルをBloggerにインポートしてみました。
ライブドアブログのバックアップファイルをBloggerにインポートする方法
ライブドアブログのバックアップファイルをBloggerにインポートする為には少しやることがあります。
ライブドアブログのバックアップファイルはフォーマットがMT形式なのに対し、BloggerはXML形式なのでファイルを変換しなければインポートできません。(はてなブログはMT形式です。)
MT形式からXML形式へのファイル変換はネットで調べるとやり方が出てきたので、比較的簡単に変換することができました。
MT形式のファイルをXML形式に変換したらファイルをBloggerにインポートします。
約150記事分のデータをインポートしましたが、思ったより時間はかからず数分でBloggerへのインポートは完了しました。
ちなみに、はてなブログへ同じ過去記事のデータをインポートしたときは、完了まで1時間位かかりました。
はてなブログへの引っ越し手順はコチラ
ブログの引っ越し先をBloggerにしなかった理由
実際にライブドアブログのデータをBloggerにインポートしてみることによって、引っ越し先として決められない点(理由)が出てきました。
- 記事の修正が必要
- ブログカード機能がない
- 記事URLを引き継げるかが不明
- Bloggerに関する情報量が少ない
記事の修正が必要
結果としてはてなブログに移行した際もライブドアブログで作成したブログ記事の修正は少ないものの必要でしたが、Bloggerの方はそれよりも修正箇所の割合が多かった印象です。
ブログ内に使っていた画像もそのまま使うには抵抗があるレベルで、修正方法を調べればできたと思うのですが、そこまでの労力を費やす気持ちにはなれませんでした。
ブログカード機能がない
ライブドアブログにはあったブログカードの機能がBloggerには標準機能としてありませんでした。
ネットで調べると裏技的にブログカードを入れる方法はありましたが、よく使う機能でもあるのでライブドアブログやはてなブログのように標準機能として欲しいところでした。
テキストリンクのみで大丈夫な人であれば問題にならない点です。
記事URLを引き継げるかが不明
私はライブドアブログ時代に独自ドメインを使っていたので、記事URLもそのまま変換せず引き継げることが移行先のブログに求める条件でした。
ネットで調べた限りでは記事URLを完全移行できるかわからなかったので、実際に独自ドメインを設定してみて確認する方法のも手でしたが、そこまでする気になれませんでした。
Bloggerに関する情報量が少ない
調べた限りではBloggerの使い方やカスタマイズの情報もそこそこ出てきますが、はてなブログと比べるとやはりその少なさは否めないです。
ブログを続けていると、どうしてもカスタマイズの面でつまずくシーンが少なからず出てきます。
そのような際に同じブログのユーザーからの情報をネットから得られることは、ブログ運営でとても重要なことです。
カスタマイズなどの知識がある人ならばまだしも、私は他のユーザー情報がなければ自力でクリアできないことなど多いため、やはり情報量はとても大事です。
効率よくブログ更新をするためにも、使うブログの情報量の多さは外せないポイントになります。
ブログを収益化するならはてなブログPro
新たにブログをはじめるならBloggerがいい
画像:Pixabay
あれこれ迷いましたが、はてなブログは色々な面をクリアしていたのでブログの引っ越し先として決めることができました。
今回はブログ間の移行ということでしたので有料プランであってもはてなブログに軍配が上がりましたが、新規にブログを始める場合であればコストをかけずに優秀な機能があるブログを使うことができるBloggerは選択肢として申し分ないと思います。
ブログのデザインもシンプルな感じで見やすいブログを作られてるユーザーも多く、CSS設定などブログカスタマイズに必要な知識がある人であれば満足度の高いブログとなるでしよう。
- ブログにコストを極力かけたくない
- 自力でカスタマイズができる
- シンプルなデザインのブログが好み
最後に
写真:フリー素材ぱくたそ(https://www.pakutaso.com)
はじめてブログの引っ越しをしてみて、できることならわざわざ引っ越しなどしなくて済む方がいいと感じました。
そのためにも、自分のブログ運営スタイルに合ったブログサービスを選ぶことはとても大切です。
ブログの引っ越しはもうしたくないので、はてなブログで落ち着くことを念頭に置きブログ更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。