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Bingウェブマスターツール登録完全ガイド|Googleに次ぐシェアを持つBingでSEO戦略

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おはようございます、なべやすです。

ブログ運営において、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入はとても重要なことです。

検索エンジンと言えばGoogleとYahoo!の利用がほとんどではないかと思いますが、Windowsのマイクロソフト社が提供している検索エンジンBingもあります。

国内外問わず検索エンジンのシェアとしてはGoogleとYahoo!には到底およびませんが、ブログを運営している以上、BingのSEO(検索エンジン最適化)対策も無視するわけに行きません。

そのBingにも、Googleサーチコンソールと同じようなウェブマスターツールが存在します。

検索パフォーマンスやサイトマップの送信など、サイト管理には欠かせない機能もきちんと付いているので、まだ登録が済んでいない場合は要チェックです。

当記事では、Bingウェブマスターツールの登録方法と検索流入効果について記載しております。

 

検索エンジン最適化(けんさくエンジンさいてきか、Search Engine Optimization, SEO、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)とは、検索エンジンのオーガニックな検索結果において、特定のウェブサイトが上位に表示されるよう、ウェブサイトの構成などを調整すること。また、その手法の総称。

引用元:検索エンジン最適化 - Wikipedia

 

 

マイクロソフト社が提供するBingとは

マイクロソフト(ロゴ)

ところで、マイクロソフトが提供するBingってどんな検索エンジンなのでしょうか。

Bingは、それまでのMSNサーチやWindows Liveサーチ、Liveサーチに代わってマイクロソフトが新しい検索サービスとして2009年5月に発表し、翌6月からサービスを開始しました。(日本ではベータ版として開始。)

その後、2010年7月からはBing日本語版の正式サービスが開始されております。

現在は、マイクロソフトのブラウザEdge(エッジ)のデフォルト検索エンジンになっており、他にもWindows10の検索ボックスおよびCortanaから利用できる検索エンジンはBingに制限されております。

また、Windows10のヘルプは、Bingの検索結果経由で提供されているそうです。 

Bingの前身でもあるMSN サーチやWindows Live サーチ、Live サーチなどから培ったものがBingにはあるように感じます。

 

Bingウェブマスターツールとは

Bingウェブマスターツールとは、ウェブサイトの所有者が自分のサイトの検索パフォーマンスを分析し、改善するための無料のSEOツールです。

Microsoftが提供しており、Googleのサーチコンソールに相当するサービスと言えます。

このツールを使用することで、サイトのクロール状況、インデックスの状態、検索トラフィック、そしてSEOの問題点を把握することができます。

また、サイトマップの送信やURLのインデックス登録リクエストなど、サイトの可視性を高めるための機能も備えています。

Bingウェブマスターツールを使えば、ウェブサイトのトラフィックを増やし、検索結果でのランキングを向上させることが可能です。

 

Bingウェブマスターツールの使い方

Bingウェブマスターツールの使い方については、以下の基本的なステップをご紹介します。

 

1. Webマスターツールにログイン

Bing Webマスターツールの公式サイトにアクセスし、「始める」ボタンをクリックしてログインします。Microsoftアカウント、Googleアカウント、Facebookアカウントのいずれかでサインインできます。

 

2. Webサイトの登録

ログイン後、ダッシュボードで「サイトを追加」を選択し、分析したいWebサイトのURLを入力します。

 

3. 所有権の確認

サイトの所有権を確認するために、XMLファイルのアップロード、HTMLメタタグの設置、またはCNAMEレコードをDNSに追加する方法から選択します。

 

4. サイトマップの送信

サイトマップを送信して、Bingがサイトを効率的にクロールできるようにします。

 

5. 検索パフォーマンスの分析

クリック数や検索順位などの検索パフォーマンスデータを確認し、サイトのSEOを改善します。

 

6. キーワード調査

キーワードリサーチツールを使用して、検索者がどのような語句やキーワードを検索しているか、およびそれに対応する検索ボリュームを確認します。

 

7. URL検査と送信

URL検査ツールでインデックス登録のチェックを行い、必要に応じてURL送信ツールでインデックス登録をリクエストします。

 

8. ユーザーの管理

アカウント内でのユーザーの権限を管理します。

 

これらのステップを踏むことで、Bingウェブマスターツールを活用し、サイトの検索エンジン最適化を行うことができます。

 

Bingウェブマスターツールの登録方法【はてなブログ編】

Bingウェブマスターツールの登録は、とても簡単です。

以下は、はてなブログにおける登録手順の流れになりますが、他のブログサービスでも応用できる部分があるかと思われますので、参考にしていただければ幸いです。

 

 

STEP
Bingウェブマスターツールにサインイン

Bingウェブマスターツールのページへ移動してサインインします。

 

Bing Web マスター ツール

 

サインインにはアカウントが必須ですが、検索エンジンを提供しているマイクロソフトのアカウント以外にもGoogleとフェイスブックのアカウントでもサインインが可能です。

Bingウェブマスターツールサインイン画面

 
STEP
ブログのURLを追加(サイトの追加)

画面左側上部の赤マル箇所にブログのURLを入力して【追加】をクリックします。

 
STEP
サイトマップを送信

ブログのURLを追加をしたら、その流れでサイトマップを送信することができます。(もちろん後からも送信可能です。)

サイドメニューから【サイトマップ】→【サイトマップを送信】の順に進むとサイトマップを入力する画面が出てくるのでサイトマップを入力して送信します。

Bingウェブマスターツールサイトマップ送信画面

はてなブログの場合、サイトマップはブログURLの後にsitemap.xmlまたはsitemap_index.xmlを付けるだけです。(2つ送信しても問題ありません。)

あわせてrssfeedも送信しておきましょう

送信するサイトマップの例

  • https://ドメイン名/sitemap.xml
  • https://ドメイン名/sitemap_index.xml
  • https://ドメイン名/rss
  • https://ドメイン名/feed
 
STEP
所有権の確認

BingウェブマスターツールにブログのURLを追加したら、サイトの所有権の確認を行います。

所有権の確認方法は下記3つのオプションから、いずれか1つの方法で行います。

 

所有権の確認方法
  • XMLファイルをWebサーバーに置く
  • <meta>タグを既定のWebページ内にコピーして貼り付ける
  • CNAMEレコードをDNSに追加する

 

私は「<meta>タグを既定のWebページ内にコピーして貼り付ける」の方法で所有権の確認を行いました。

 
STEP
はてなブログでの設定(<meta>タグの貼り付け)

はてなブログの[ブログ設定]「詳細設定」の順に進みます。

 

次に「3. 所有権の画面」にあった<meta>タグを、詳細設定画面の中央にある「Bingウェブマスターツール」の箇所に貼り付け、詳細設定画面最下部の【変更】をクリックします。

 

memo

はてなブログの場合は、<meta>タグ(コード)内の

<meta name="msvalidate.01" content="ここの部分をコピー" />

の一部分をはてなブログの詳細設定画面にあるBingウェブマスターツールの箇所に貼り付けます。

 
STEP
設定完了

最後にBingウェブマスターツールの画面に戻り、【確認】をクリックすれば登録完了です。

 

 

Googleアナリティクス4の設定はコチラ

www.nabeyasu-blog.com

 

日本における検索エンジンのシェアランキング

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GoogleやYahoo!と言った名だたる強豪の中、マイクロソフトが提供する検索エンジンBingの日本国内におけるシェアを調べてみました。

以下は、2021年(1~12月の平均値)日本国内における検索エンジンのシェアです。

 

日本におけるデスクトップ(PC)検索エンジンの市場シェア(2021年平均値)

順位 検索エンジン シェア
1位 Google 75.77%
2位 Yahoo! 14.37%
3位 bing 9.29%
4位 DuckDuckGo 0.25%
5位 Baidu 0.16%
6位 Ecosia、YANDEX 0.06%

 

日本におけるモバイル(スマホ)検索エンジンの市場シェア(2021年平均値)

順位 検索エンジン シェア
1位 Google 75.42%
2位 Yahoo! 24.06%
3位 bing 0.21%
4位 DuckDuckGo 0.15%
5位 Baidu 0.08%
6位 YANDEX、Ecosia 0.02%

*参考:Statcounter公式ホームページ(https://gs.statcounter.com/

 

データはデスクトップ(PC)とモバイル(スマホ)に分かれておりますが、いずれにおいても検索エンジンシェアNo1はGoogleで、その割合もデスクトップ(PC)とモバイル(スマホ)ともに2位のYahoo!を大きく放し、シェア70%を超えております。

このデータを見る限り、いかにGoogleのSEO対策が重要なのかがわかります。

 

Check

Yahoo!の検索エンジンは、Googleの検索アルゴリズムを使っております。

つまり、GoogleのSEO対策をすることが、Yahoo!のSEO対策にも繋がります。

 

検索エンジンBingのシェアから見たSEO対策の必要性

では、当記事のテーマでもあるBingは?と言うと、デスクトップ(PC)はシェア9.29%で第3位です。

モバイル(スマホ)においては僅か0.21%しかなく、デスクトップ(PC)と同じ第3位と少し悲しい結果となっております。

今やネット検索も、圧倒的にスマホを使ってする時代です。

当ブログもGoogleアナリティクスで確認すると、平均して70%近くがスマホからのアクセスです。

それを考えると検索エンジンBingのシェア0.21%は、あまりにも少なすぎてSEO対策の必要が感じられません。

しかし、視点をデスクトップ(PC)に向けてみると、Bingのシェアは9.29%で第3位と決してSEO対策を無視できるとまでは言い難い部分もあります。

Googleに圧倒的なシェアを奪われてはおりますが、この数値を見る上ではBingのSEO対策を全くしないわけにはいかないのも事実です。

 

ブログへのアクセスの7割近くはスマホから

前にも記載しましたが、当ブログの訪問者が使っているデバイスは7割近くがスマホです。

参考までに2022年3月1日~2020年8月31日の期間(6ヶ月)におけるGoogleアナリティクスのアクセス解析を調べてみたところ、当ブログにおいては以下のような結果になりました。

 

  • モバイル(スマホなど)→67.40%
  • デスクトップ(PC)→30.09%
  • タブレット(iPadなど)→2.50%

 

案の定、モバイル(スマホなど)が67.40%とダントツでトップでしたが、デスクトップ(PC)の30.09%は、私が想像していた以上に高い割合となっていたことがわかりました。

私は、てっきりデスクトップ(PC)よりもiPadなどのタブレット端末からのアクセスの方が今の時代は多いかと思っていたので、このデータはBingのSEO対策を促す結果となりました。

これであれば、デスクトップ(PC)の検索エンジンシェア9.29%%を持つBingからの検索流入を見込んでSEO対策をする価値は十分あります。

BingのSEO対策に関しては、むしろ何もしないことの方がデメリットに感じます。

 

SEO戦略としての活用法

SEO戦略としての活用法は、Bingウェブマスターツールを中心に展開します。

このツールを使用してサイトのクロール状況やインデックス状態を把握し、改善点を特定します。

また、BingはSNSの影響を受けやすいため、SNSでの共有やリンクを増やすことが効果的です。

キーワード選定では、Bingが重視するキーワードをタイトルや本文中の見出しに適切に配置し、内部リンクと外部リンクの最適化も重要です。

さらに、コンテンツの質を高め、ユーザーにとって有益な情報を提供することが求められます。

これらの戦略を通じて、Bingでの上位表示を目指し、アクセス数の向上を図ります。

 

https化した後にするべきこと

www.nabeyasu-blog.com

 

Bingウェブマスターツール登録後の検索流入は?

登録後は、直ぐにウェブマスターツール上での変化は見られず、3日後くらいから登録後の進捗状況が見られるようになります。

そして登録から1週間くらい経過するとクロールしたページやインデックスされたページもまとまった数になり、インバウンドリンク(自分のサイトへのリンク)も僅かながら出はじめてくるでしょう。

以下は、当ブログがBingウェブマスターツールに登録してからの推移を、Googleアナリティクスで解析したものです。

当ブログがBingウェブマスターツールに登録したのは2020年3月8日です。

長い年月はかかっていますが、グラフを見ての通り右肩上がりでBingからの検索流入が伸びているのがわかります。

いずれにしても、登録してから一定期間(少なくとも半年以上)は様子を見ることが必要です。

 

当ブログにおける検索エンジンシェア

2022年3月1日~2022年8月31日の期間(6ヶ月)で、当ブログにおけるBingからの検索流入を調べてみた結果は以下の通りです。

 

  • Google:65.15%
  • Yahoo!:20.90%
  • Bing:4.79

※参考:Googleアナリティクス

 

結果はBingからの検索流入が全体の4.79%で、2位のYahoo!に大差をつけられての第3位です。

改めてGoogleとYahoo!からの検索流入が多いことを実感する結果となりました。

 

最後に

Bingウェブマスターツールの登録は、Googleサーチコンソールの登録をすでに済ませている人であれば難なく完了するかと思われます。

まだ、BingのSEO対策が済んでない場合は、簡単なので登録をしておきましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。