おはようございます、なべやすです。
ブログ運営する上でGoogleやYahoo!などの検索エンジンからの流入はとても重要なことです。
検索エンジンと言えばGoogleとYahoo!の利用がほとんどではないかと思いますが、Windowsのマイクロソフトが提供している検索エンジンBingもあります。
国内外問わず検索エンジンのシェアとしてはGoogleとYahoo!には到底およびませんが、ブログを運営している以上、BingもSEO対策として無視するわけには行きません。
そこで、BingにもGoogleのサーチコンソールと同じようなウェブマスターツールがあることを知りましたので、今さらではありますが登録をしてみました。
当記事では、Bingウェブマスターツールの登録方法と検索流入効果について記載しております。
- マイクロソフト社が提供するBingとは
- 日本における検索エンジンのシェアランキング
- Bingウェブマスターツールの登録方法
- アクセスの6割以上はスマホから!時代はPCよりもスマホだ!
- Bingウェブマスターツール登録後の検索流入は?
マイクロソフト社が提供するBingとは
では、マイクロソフトが提供するBingってどんな検索エンジンなのでしょうか。
Bingは、それまでのMSN サーチやWindows Live サーチ、Live サーチに代わってマイクロソフトが新しい検索サービスとして2009年5月に発表し、翌6月からサービスを開始しました。(日本ではベータ版として開始。)
その後、2010年7月からはBing日本語版の正式サービスが開始されております。
現在は、マイクロソフトのブラウザEdge(エッジ)のデフォルト検索エンジンになっており、他にもWindows10の検索ボックスおよびCortanaから利用できる検索エンジンはBingに制限されております。
また、Windows10のヘルプはBingの検索結果経由で提供されているそうです。
Bingの前身でもあるMSN サーチやWindows Live サーチ、Live サーチなどから培ったものがBingにはあるように思えます。
日本における検索エンジンのシェアランキング
マイクロソフトが提供する検索エンジンBingですが、GoogleやYahoo!と言った名だたる強豪の中、日本国内におけるシェアを調べてみました。
以下は、2020年2月日本国内における検索エンジンのシェアです。
日本におけるデスクトップ(PC)検索エンジンの市場シェア(2020年2月)
順位 | 検索エンジン | シェア |
---|---|---|
1位 | 72.92% | |
2位 | Yahoo! | 15.18% |
3位 | bing | 11.34% |
4位 | Baidu | 0.19% |
5位 | DuckDuckGo | 0.16% |
6位 | YANDEX RU | 0.06% |
日本におけるモバイル(スマホ)検索エンジンの市場シェア(2020年2月)
順位 | 検索エンジン | シェア |
---|---|---|
1位 | 77.35% | |
2位 | Yahoo! | 22% |
3位 | Baidu | 0.23% |
4位 | bing | 0.20% |
5位 | DuckDuckGo | 0.11% |
6位 | Naver | 0.03% |
*参考:Statcounter公式ホームページ(https://gs.statcounter.com/)
Bingウェブマスターツールの登録方法
Bingウェブマスターツールの登録は、とても簡単です。
1.Bingウェブマスターツールにサインイン
まずはBingウェブマスターツールのページに行きサインインします。
サインインにはアカウントが必要ですが、検索エンジンを提供しているマイクロソフトのアカウントはもちろんのこと、他にもGoogleとフェイスブックのアカウントでもサインインができます。
2.ブログURLを追加(登録)
画面左側上部の赤マル箇所にブログURLを入力して追加をクリニック。
ブログURLの追加をしたら、そのままサイトマップを送信することができます。(もちろん後からも送信可能です。)
ライブドアブログの場合、サイトマップはブログURLの後にsitemap.xmlを付けるだけです。
※現在は「はてなブログ」へ移行しております。
例)http://nabeyasu-blog.com/sitemap.xml
3.所有権の確認
ブログURLを追加したらサイトの所有権の確認を行います。
所有権の確認方法は下記の3つのオプションから、いずれか1つの方法で行います。
- XMLファイルをWebサーバーに置く
- <meta>タグを既定のWebページ内にコピーして貼り付ける
- CNAMEレコードをDNSに追加する
私は「2.<meta>タグを既定のWebページ内にコピーして貼り付ける」にて所有権の確認を行いました。
4.ライブドアブログでの設定(<meta>タグの貼り付け)
※現在は「はてなブログ」へ移行しております。
ライブドアブログの[ブログ設定]から「カスタムJS」を選びます。
次に先ほどの画面でコピーした<meta>タグを下の画面と同じように貼り付けて[保存する]をクリックして<meta>タグの貼り付けは終了です。
最後にBingウェブマスターツールの画面に戻り[確認]をクリックして登録完了です。
Googleのサーチコンソールを既に使っている人であれば難なく登録は完了するかと思われますので、まだBingのSEO対策をされていないようであれば、ぜひ簡単なので登録をおすすめします。
アクセスの6割以上はスマホから!時代はPCよりもスマホだ!
先ほども記載したように当ブログを見に来てくれる人のデバイスは7割近くがスマホです。
先月2020年2月のライブドアブログのアクセス解析を調べてみたらデスクトップ(PC)が28.9%もあって、私が思っていた以上に高い割合となっていたことがわかりました。
私は、てっきりデスクトップ(PC)よりもiPadなどのタブレット端末からのアクセスの方が今の時代は多いかと思っていたので、このデータはBingのSEO対策を促す結果となりました。
これであれば、デスクトップ(PC)の検索エンジンシェア11.34%を持つBingからの検索流入を見込んでSEO対策する価値は十分あります。
今まで全くノーマークだったBingのSEO対策ですが、むしろ何もしないことの方がデメリットに思えるようになりした。
Bingウェブマスターツール登録後の検索流入は?
Bingウェブマスターツールに登録したのは2020年3月8日です。
登録後は、直ぐにウェブマスターツール上での変化は見られず、3日後の11日から登録後の進捗状況が見られるようになります。
そして登録から1週間経過するとクロールしたページやインデックス付きページもかなり纏まった数になってきたり、インバウンドリンク(自分のサイトへのリンク)も少ないですが出始めてきました。
しかし、Bingウェブマスターツールのデータは、アクセス日の3日前までのデータしか見ることができませんので、データとしては1週間分もありません。
他にもクロールエラーやSEO修正候補も出てきておりますが、まだ登録したばかりなので、あれこれせずしばらく様子見とします。
まだ、Bingからのアクセス数は上がってきておりませんが、BingのSEO対策は始めたばかりなので、ここは気長に待つことにいたします。
2020年3月8日~2020年10月19日の期間で、当ブログにおけるBingからの検索流入を調べてみた結果は以下の通りでした。
- Google:54.20%
- Yahoo!:20.48%
- Bing:1.66%
※参考:Googleアナリティクス
結果はBingからの検索流入が全体の1.66%でスズメの涙ほどでした。
改めてGoogleとYahoo!からの検索流入が多いことを実感しました。
2020年11月1日~11月30日の1ヵ月間で、当ブログにおけるBingからの検索流入を調べてみた結果は以下の通りでした。
- Google:45.56%
- Yahoo!:13.65%
- Bing:7.81%
※参考:Googleアナリティクス
最近になってBingからの検索流入が増えてきております。全体としてはまだまだですが、Bingウェブマスターツール登録する価値は十分あります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。