なべやすブログ

商品レビュー多めの雑記ブログ

Scroll

ネス湖のネッシーの正体は「プレシオサウルス」の生き残りではない?

スポンサーリンク

f:id:nabeyasukun:20201101172407j:plain

おはようございます、なべやすです。

ブログのタイトル部分にも書いておりますが、私は恐竜好きの2児のオヤジです。

そんな私が子どもの頃から変わらず好きな恐竜は、首長竜の「プレシオサウルス」です。

恐竜好きだとティラノサウルスやトリケラトプスなどのメジャーな恐竜が好きなのかと思われますが、なんと言っても「プレシオサウルス」が私の中でのナンバーワン恐竜です。

プレシオサウルスは、かつて世界的に有名になった未確認動物UMA、ネス湖のネッシーの正体として世間を賑わせたこともありました。

しかし、最近になってその正体は「プレシオサウルス」どころか、ネッシーの存在自体までもが否定されるようになってしまいました!

これは、恐竜好き!&UMA好き!の私にとって一大事です。

 

 

未確認動物UMAネス湖のネッシーはプレシオサウルスの生き残り?

プレシオサウルス(模型)

プレシオサウルスは三畳紀後期からジュラ紀前期の海に棲息していた首長竜です。

 

プレシオサウルス(トカゲに近いもの)

  • 科名:プレシオサウルス類
  • 全長:3.5m
  • 食性:肉食(主にイカや魚)
  • 生きていた時代:ジュラ紀前期
  • 化石が見つかった場所:イギリス

参考:小学館の図鑑NEO[新盤]恐竜

 

プレシオサウルス(Plesiosaurus)は中生代三畳紀後期 - ジュラ紀前期に棲息していた首長竜の属の一つである。首長竜目 - プレシオサウルス科に属する。

 

プレシオサウルスに興味を持ったきっかけは、かの有名なネス湖の「ネッシー」の影響であって、言わずと知れた未確認動物界のスーパースターです。

もはや、世界中でネス湖のネッシーを知らない人はいないと言えるほど有名なUMA(未確認動物)です。

 

UMAという呼称は、英語で「謎の未確認動物」を意味する Unidentified Mysterious Animal (和製英語)の頭文字をとったものである。 實吉達郎に依頼された1976年当時の『SFマガジン』編集長の森優(後の超常現象研究家の南山宏)が、UFO(Unidentified Flying Object)を参考に考案したものであり、初出は、實吉達郎の『UMA―謎の未確認動物』(1976年、スポーツニッポン新聞社出版局)であるという。

 

ネッシー最初の目撃は今から1400年以上前!

スコットランドのネス湖のネッシー伝説は、今からさかのぼること1400年以上前の西暦565年に記された「聖コロンバ伝」に見られる、水棲獣との遭遇が最初と言われております。

ネス湖は、イギリス・スコットランド北部ハイランド地方にあるイギリス最大の湖で、長さが約35キロメートル、幅約2キロメートルの非常に細長い湖で水深は最大で約230メートルもあります。

1993年以降には、そのネス湖でネッシーの目撃が多くみられるようになり、写真や映像による目撃報告によって世界中にネス湖の怪獣伝説は広まりました。

そしてネッシーは、スコットランドにあるネス湖に棲息するUMA(未確認動物)として、1970年代に一大ブームを巻き起こしました。

 

ネッシー(英: Nessie)は、イギリス、スコットランドのネス湖で目撃されたとされる、未確認動物「ネス湖の怪獣 (the Loch Ness Monster、ロッホ・ネス・モンスター)の通称。未確認動物の代表例として世界的に知られ、20世紀最大級のミステリーとして語られてきた。
引用元:ネッシー - Wikipedia

 

「外科医の写真」がネッシーの存在を確信する一枚となった!

そのネッシーの正体こそ、私の好きな恐竜プレシオサウルスの生き残りではないか?という説がその当時に出ていたのです。

それは当時、子どもであった私にとって、とても夢のある話であり、ネッシー=プレシオサウルスに大きく興味を抱くようになりました。

そして後にトリック写真と判明された「外科医の写真」も、子どもの頃の私にとってはかなり衝撃的な写真で、ネッシーの存在を確信する一枚となっていました。

ネッシー(外科医の写真)

 

そもそもネッシーの正体は恐竜ではない?

近年の研究結果では、ネッシーの存在自体が否定されてきております。

ネッシー伝説は、いったいどうなってしまうのでしょうか?

近年の研究報告ではネッシーの存在そのものが否定された!

多数の目撃例により長きに渡って物議を醸しだしてきたネッシーも、昨年にはついにその存在を否定する研究報告が発表されました。

2019年9月5日にニュージーランドのオタゴ大学の研究者が、ネス湖のネッシーについて以下の報告をしております。

 

ニュージーランドのオタゴ大学の研究者が9月初め、未確認生物ネッシーの正体は大ウナギである可能性があると発表した。eDNAと呼ぶ最新のゲノム解析技術を使って調査した結果、ジュラ紀の爬虫(はちゅう)類を示す証拠は見つからず、サメやナマズである可能性も見当たらなかったという。
※日経ビジネスホームページ2019年9月20日から一部引用

 

この研究報告によって、ネッシーの正体はプレシオサウルスどころか、その存在すら科学的に否定されることになってしまいました。

ただし、ウナギのDNAが多く検出されているとの報告もあったので、ネッシーの正体はもしかしたら今まで見たこともないような巨大ウナギなのかもしれません。

いずれにしても私としては夢がなくなるような話で、何とも寂しい研究報告と感じてしまいました。

 

ネッシーとプレシオサウルスでは大きさが違いすぎる!

そんな「ネッシー」と「プレシオサウルス」ですが、オタゴ大学の研究報告よりも前から「ネッシー」の正体が「プレシオサウルス」の生き残り説を覆すとも言える程の決定的な違いが私の中ではありました。

 

それは大きさです。

 

「ネッシー」の目撃例は、10メートルを超える大型のものも多くあります。

しかし、現在、恐竜図鑑に載っている「プレシオサウルス」の大きさと比較すると、その大きさはだいぶ異なっているのです。

私が子どもの頃に想像していた「プレシオサウルス」の大きさとはかなり異なっていて、現在の定説では恐竜図鑑を見ても大きさは約3.5メートル、ウィキペディアでも2~5メートルと書かれており、どうやら私が想像していたよりもだいぶ小さかったようです。

少なくとも、プレシオサウルスがどんなに成長しても10メートルに達するることはなかったでしょう。

 

私が子どもの頃に想像していた「プレシオサウルス」は、長い首を水面から出し、大きな体で悠然と海を泳いでいたものだと想像しておりましたが、最近ではその大きさからして、どちらかと言えば機敏な動きで泳いでいたのではないかという説も出ているようです。

 

なんと!プレシオサウルスは恐竜ではない!

そんな「プレシオサウルス」ですが、恐竜図鑑などにも載っているとおり、世間一般では恐竜と思われておりますが、なんと分類上では恐竜ではなく水棲爬虫類に分類されております。(恐竜の定義は直立歩行をする爬虫類と言われております。)

 

学術的には「陸棲の直立歩行をする爬虫類」のみを恐竜と定義するため、本種を含めた海棲の首長竜や魚竜は分類上は恐竜ではない。プレシオサウルスは首長竜では最初期の種である。一時は首長竜が全てプレシオサウルス属に分類されたこともあり、種の数が90を越えたこともある。しかし研究が進むにつれ分類が整理され、現在はプレシオサウルス・ドリコデイルスなど数種がプレシオサウルス属に分類されている。
(引用元:ウィキペディア)

 

つまり、プレシオサウルスはおろか翼竜プテラノドンも分類上では恐竜でないことになります。

また、不思議なことにプレシオサウルスは爬虫類でありながら卵ではなく赤ちゃんを産んだという説もあるようです。

これには少々驚きです!

memo

現在、生息する哺乳類の「カモノハシ」が哺乳類でありながら卵を産むことと、プレシオサウルスは逆の感じです。

いずれにしても「プレシオサウルス」も「カモノハシ」のどちらも、なんとも不思議な生き物です。

 

これからも化石の調査や研究により恐竜の定説は変わって行く

f:id:nabeyasukun:20200327235929p:plain

化石の発掘調査や研究により定説が変わって行く恐竜。

あのティラノサウルスも私が子どもの頃はゴジラのように直立の2足歩行で歩き、爬虫類のような鱗状の皮膚で想像図が描かれておりましたが、現在では大きな頭と太い尻尾を水平にし、前傾姿勢で2足歩行するのが定説となっております。

皮膚に関しても羽毛で一部が覆われていたのではないかという説も出てきたりしており、私が子どもの頃に目にしていたティラノサウルスとは随分と変わってしまいました。

 

Point

私が子どもの頃に本などで見てきたティラノサウルスを始めとした恐竜の想像図は随分と変わってきており、これからも調査や研究などによって恐竜の定説は更に変わって行くものかと思われます。

 

もしかしたら「プレシオサウルス」も今後、調査や研究により今とは全く違った姿や生態となっているかもしれません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

あわせて読みたい

www.nabeyasu-blog.com

www.nabeyasu-blog.com