おはようございます、なべやすです。
腕時計のように付けるだけで歩数や心拍数、血圧、睡眠状態などを計測して可視化することができるスマートウォッチは、健康管理をするための欠かせないアイテムです。
今回は、Xiaomi スマートバンド7日本語版をレビューいたします。
これまでもXiaomi(シャオミ)のスマートウォッチMiスマートバンド5を愛用しておりましたが、不注意により紛失してしまったため後継モデルのスマートバンド7を購入しいました。
Xiaomi スマートバンド7は、これまで使っていたMiスマートバンド5よりも大幅に広くなった1.62インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載しています。
他にも、血中酸素レベルの測定や心拍数モニタリングなど、健康管理に役立つ機能も充実しています。
Miスマートバンド5に搭載されていた機能はほとんど網羅されていながら、価格も約7,000円(6,990円)と抑えられえている点が魅力です。
当記事では、中国の総合家電メーカーXiaomi(シャオミ)のスマートウオッチスマートバンド7を紹介します。
Miスマートバンド5との比較も加えてレビューしておりますので、スマートウォッチの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
- 値段が手ごろ
- 機能が盛りだくさん
- Googleフィットと連携できる
- リストバンド型
- Xiaomi(シャオミ)スマートバンド7の基本情報
- Xiaomi スマートバンド7をレビュー
- Xiaomi スマートバンド7のアプリ
- Xiaomi スマートバンド7は歴代モデルと同じ高コスパスマートウォッチ
- 購入はネット通販サイトで
- 最後に
Xiaomi(シャオミ)スマートバンド7の基本情報
スマートバンド7の基本情報
サイズ | 46.95 × 20.7 × 12.25mm |
---|---|
重量 | 標準版:13.5g |
バンドストラップ | サイズ:160 ~ 224 mm |
防水評価 | 5ATM |
ワイヤレス接続 | Bluetooth5.2BLE |
ディスプレイ | 1.62 インチ AMOLED タッチディスプレイ |
フィットネス | 110 種類以上のスポーツモード |
健康 | 心拍数モニタリング、血中酸素レベル測定、睡眠モニタリングなど |
アプリ | Mi Fitness |
バッテリー容量 | 180mAh(充電時間:2 時間以内、標準的な使用時間:14 日間以上) |
パッケージ内容 | ウォッチ本体(1個)、ウォッチストラップ(1組)、専用充電ケーブル(1本)、取扱説明書(1冊) |
Xiaomi(シャオミ)スマートバンド7は、前モデルのMiバンド6と比べて、画面サイズが1.56インチ(Miスマートバンド5は1.1インチ)から1.8インチに拡大され、解像度も152×486から192×490に向上しました。
バッテリー容量は180mAhで、約14日間の連続使用が可能です。
スマートバンド7は、心拍数や血中酸素飽和度などの健康管理機能に加えて、睡眠状況やストレスなどのウェルネス機能も備えています。
他にも、110種類以上のエクササイズモード(Miスマートバンド5は11種類)や5ATMの防水性能も備えており、スポーツやアウトドアにも対応できます。
価格は約7,000円(6,990円)とお手ごろで、健康管理やライフスタイルの向上に役立つ優れたデバイスです。
コスパが高くGoogleフィットと連携ができるスマートウォッチを選ぶなら、スマートバンド7は有力候補になります。
スマートバンド7と従来モデルとの比較
表は横方向にスクロールします
製品名 | サイズ | 重量 | ディスプレイ | バッテリー容量 | フィットネス |
---|---|---|---|---|---|
スマートバンド7 | 46.95×20.7×12.25mm | 13.5g | 1.62インチ | 180mAh(約14日間の連続使用) | 110種類以上のスポーツモード |
Miスマートバンド6 | 47.4×18.6×12.7 mm | 12.8g | 1.56インチ | 125mAh(約14日間の連続使用) | 30種類のエクササイズモード |
Miスマートバンド5 | 46.95×18.15×12.45mm | 11.9g | 1.1インチ | 125mAh(約14日間の連続使用) | 11種類のプロスポーツモード |
従来モデルよりも幅が少し広がり、重量も少し増えました。
バッテリー容量は、スマートバンド7になって大幅に増えております。(持続時間は同じ)
フィットネストラッキングはこれまでのモデルで最も多くなっており、その差は歴然です。
旧モデルでも機能・スペックは現役です
Xiaomi スマートバンド7をレビュー
従来モデルより大幅に機能が充実したXiaomiの最新モデル、スマートバンド7(日本語版)を価格.com風にレビューいたします。
デザイン
スマートバンド7は、Miスマートバンド5よりも大幅にディスプレイが大きくなりました(1.1インチ→1.62インチ)が、実際に装着してみると大きさによる違和感はありません。
1.62インチのAMOLEDカラーディスプレイは解像度も高く、画面は明るく鮮やかで視認性も抜群です。
ディスプレイは大きくて見やすく、文字盤のデザインも専用アプリからカスタマイズできるので、自分好みに変えることができます。
ボディのサイズは46.95 × 20.7 × 12.25mmで、重さは約13.5g(ストラップは除く)です。
Miスマートバンド5よりも大きく重いですが、それでも手首に負担を感じることもなく、数字ほどのサイズアップは感じさせません。
リストバンド型のデザインであるため、左腕に腕時計、右腕にスマートバンド7を付けても見た目の違和感がありません。
別売にはなりますが、スタラップ(バンド)はカラフルな6色(付属のブラックを含む)から選べるので、コーディネートに合わせて変えることも可能です。
操作性
1.62インチのカラータッチスクリーンを搭載しているだけあって、スマートバンド7の操作性および視認性は向上しました。
画面は明るく鮮明で、画面をタップすると時刻や歩数、心拍数などの基本情報が表示されます。
画面を左右にスワイプすると、メニューが表示されます。
メニューには、運動モード、睡眠モード、音楽コントロール、天気予報などの機能があります。
画面を上下にスワイプすると、通知やリマインダーなどのメッセージを確認できます。
スマートバンド7は、Bluetooth 5.2をサポートしており、スマートフォンとペアリングできます。
ペアリングすると、スマートフォンの通知や着信をスマートバンド7で受け取ることができます。
また、専用のアプリをダウンロードすると、スマートバンド7の設定やデータの管理ができます。
機能性
スマートバンド7は、健康管理、フィットネストラッキング、通知機能など、数多くの機能を備えています。
また、110種類以上のエクササイズモードが、幅広いユーザーの利用シーンに対応します。
健康管理機能
健康管理機能は、心拍数、血中酸素飽和度、睡眠質量など、さまざまな健康指標を測定できます。
一日中自動的に血中酸素レベルをモニタリングし、異常があれば振動で警告してもらうことも可能です。
これらのデータは専用のアプリに同期され、グラフや統計で分析することができます。
フィットネストラッキング機能
スマートバンド7は、歩数、距離、消費カロリー、運動時間など、日常の活動量を記録できます。
また、ランニング、サイクリング、ヨガなど、さまざまな運動モードを選択できます。
運動モードでは、より詳細なデータを提供し、目標や進捗を表示します。
通知機能
スマートバンド7は、Bluetoothでスマートフォンとペアリングできます。
これにより、電話やメッセージ、SNSなどの通知をスマートバンド7の画面に表示できます。
また、音楽プレーヤーやカメラなどのアプリをリモートコントロールすることもできます。
スマートバンド7は、健康管理、フィットネストラッキング、通知機能など、使い切れないほど多くの機能が搭載されております。
これら豊富な機能は、自分の健康状態や運動習慣を把握し改善するのに役立ちます。
サイズ・装着感
スマートバンド7のストラップはシリコン製で柔らかく、長時間着けていても違和感なく疲れません。
リストバンド型なので、ウォッチ型のスマートウォッチよりもつけ心地は快適です。
ストラップの長さは調節可能で、手首に合わせてフィットさせることができます。
難点はMiスマートバンド5と同じく、バンドが装着しづらいことです。
バンドに関しては、まったく進化しておりませんでした。
バッテリー
スペック上ではバッテリー容量180mAhで約14日間の連続使用が可能となっておりますが、実際に使ってみるとバッテリーの消費は激しく、3〜4日に1回の充電が必要です。
以前使っていたMiスマートバンド5は、少なくても1週間充電不要で使用できたので、スマートバンド7の充電サイクルはデメリットに感じます。
節電モードを利用したとしても、1週間連続使用することは難しいです。
スマートバンド7の充電ケーブルは、USBケーブルのような汎用品ではなく独自のものとなっております。
充電方法は、本体裏側に接続(接着)するタイプとなっていて、充電をするためにバンドを外したりする必要がありません。
また、端子部分が磁石になっているので、充電の際に差し込む必要がなく、接続部分が「ピタッ」と吸い付くように付くため使いやすいです。
充電のしやすさは、スマートウォッチ選びの重要なポイントです。
スマートバンド7の充電ケーブルは、端子部分が磁石になっている独自のものとなっています。
とても使いやすくできている反面、USBケーブルなどと違い汎用品ではないため、破損や紛失したときに入手が簡単ではないといったデメリットがあります。
「出先で紛失してしまったので、コンビニで買おう!」といったわけにはいきません。
Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングなどのネット通販で購入できますので、あらかじめストック品を買っておくといいでしょう。
総評
デザイン | |
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操作性 | |
機能性 | |
サイズ・装着感 | |
バッテリー | |
総評 | |
第7世代になったXiaomi スマートバンド7は、これまでのモデルから着実に進化しております。
拡大されたディスプレイは文字も見やすくなり、機能面の充実度も格段に上がりました。
スマートフォンと連携すれば、LINEの着信やメッセージなどの通知も確認できます。
Xiaomi スマートバンド7は、多機能で高性能なスマートウォッチと言えるでしょう。
それでいて、価格は約7,000円と低価格に設定されております。
唯一の難点は、バッテリーの消費が激しいことです。
2世代前のMiスマートバンド5のバッテリー持続時間が良すぎただけに、スマートバンド7のバッテリー消費量にはガッカリしてしまいました。
次期モデルへの課題を残しながらも、確実に進化を遂げたスマートバンド7はお買い得商品です。
Yahoo!ショッピング|スマートウォッチおすすめ人気ランキング
Xiaomi スマートバンド7のアプリ
スマートバンド7をより快適に使うためには、専用アプリは欠かせません。
説明書にはスマートバンド7専用アプリのMi Fitnessを使うように記載されておりますが、一つ注意点があります。
Mi Fitnessは従前のアプリZepp Lifeの後継となるXiaomi公式の新アプリですが、Zepp Lifeには可能であったGoogle fitとの連携ができなくなりました。
基本的には、Mi Fitnessアプリのみでデータ管理をすれば十分だと思いますが、Google fitと連携して管理をしたい場合は、Mi Fitnessでなく従前のアプリZepp Lifeを使わなければなりません。
従前のアプリZepp Lifeは、スマートバンド7に対応しております。
Google Fitとの連携方法
Zepp Lifeは、GoogleのアプリGoogle Fitと連携することができます。
Google Fitと連携することができる点は、スマートウォッチを選びのポイントの一つでした。
Google Fitと連携方法は以下の通りです。
プロフィール→アカウントを追加→Google Fitを選択→Google Fitを追加する
Google Fitとの連携は、Zepp Lifeアプリから簡単にできます。
Google Fitアプリからの設定はありませんので、Zepp Lifeで設定すれば連携は完了です。
実際にGoogle Fitと連携して使ってみると、データーが反映されるまでタイムラグがあったり、歩数計のデータに多少の誤差があります。
先にZepp Lifeを開きスマートバンド7と同期させてからGoogle Fitを開くと、データが連携されやすくなります。
基本的には、Zepp Lifeアプリのみでデータ管理をすれば十分だと思います。
Xiaomi スマートバンド7は歴代モデルと同じ高コスパスマートウォッチ
製品のクオリティーと機能面から考えても、約7,000円で買うことができるスマートバンド7はライバル商品に引けを取っておりません。
従来モデルと比べてバッテーリーの消費が激しいといったデメリットがあるものの、スマートバンド7には幅広いユーザーに対応できる豊富な機能があります。
ライバル商品からの乗り換えや従来モデルからのアップデートだけでなく、スマートウォッチデビューの人にとっても満足度の高いスマートウォッチとなるでしょう。
- スマートウォッチ入門者
- 高コスパなスマートウォッチが欲しい人
最新モデルだけあって、ファームウェアアップデートも随時おこなわれております。
安価なスマートウォッチであっても、ファームウェアアップデートがおこなわれることで快適に使うことが可能です。
購入はネット通販サイトで
Xiaomi スマートバンド7は、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネット通販サイトで購入することができます。
日ごろから利用している、お気に入りのネット通販サイトで購入するようにしましょう。
ただし、ネット通販サイトの出品者によって、価格にバラツキが見受けれる点に要注意です。
最後に
これまで使っていたMiスマートバンド5の2世代後継モデルとなるスマートバンド7は、スペックが大幅に向上しました。
機能面では十分満足できるコスパの高いモデルとなりましたが、バッテリーの消費が激しいといったデメリットもあります。
この点は、次世代モデルで改善されることに期待したいところです。
メリット・デメリットはありますが、高コスパなスマートウォッチを選ぶなら、Xiaomi スマートバンド7はおすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。