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オメガをオーバーホールして4年経過!購入から20年経ったけどまだまだ現役です!

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おはようございます、なべやすです。

2016年11月に初めてオーバーホールに出した機械式腕時計のオメガ・シーマスター。

購入してからそれまで1度もオーバーホールをしてこなかったオメガ・シーマスターは、なんと購入後16年も経過しておりました!

オーバーホールに出す前の状態は最悪そのもの。

よくぞここまでメンテもせず使い続けたものだと、自分のことながら呆れと反省の気持ちでいっぱいでした。

しかし、オーバーホールを済ませたオメガ・シーマスターは、最悪のコンディションから見違えるほどの変貌を遂げて今日まで大活躍してくれております。

16年もの間ほったらかしにしておいてなんですが、まさかここまでオメガ・シーマスターが復活してくれるとは思いもしませんでした。

今月は、初めてのオーバーホールからマル4年経過し、また、購入してからマル20年が経過しました。

ここまで長く使い込んでくると愛着もかなりあります。

人間でいえば成人式を迎えた愛機オメガ・シーマスターのコンディションはいかがなものでしょうか。

当記事では、初めてのオーバーホールからマル4年、そして購入から20年を経過したオメガ・シーマスターの現状をお知らせいたします。

 

オーバーホールをする前のオメガ・シーマスターのコンディションは最悪だった!

今回で4記事目(4年目)ともなるオメガ・シーマスターの状況報告ですが、ことの始まりは購入後16年間にして初めてオーバーホールに出したブログ記事からでした。

とにかく16年間も機械式腕時計をほったらかし(ノーメンテ)で使うと、コンディションがどうこどうだこうだといった次元の話ではありません。

当然ながら悪いに決まっています。

どのような感じだったかというと、ざっくりですが以下のような感じです。

オーバーホール前のオメガ・シーマスターのコンディション
  • 時計が動いている時間(持続時間)が短い
  • オートマチック(自動巻き)なのに自動で巻き上がらない
  • 毎日手巻きで使用していても持続時間が1日もたない
  • ゼンマイを巻き上げる(手巻き)ためにリュウズを回すときも固く重い

ざっと、このように不具合は色々とありましたが、詳しくは以下の記事に書いてありますので、ぜひ読んでみてください。

www.nabeyasu-blog.com

さすがにオメガ・シーマスターを粗末にあつかい過ぎたと反省した私は、今後は大切にしていこうと心を入れ替えることにしました。

今までは無造作に置いていたオメガ・シーマスターも、オーバーホール後は腕時計専用のケースを購入し、1日使い終わるとそこへ保管するようにいたしました。

腕時計専用ケースといっても大それたものではなく、ニトリで安価な良品が売られていたので、そちらを使っております。

 

▼お手ごろ価格で時計を大切にできる!

このように初めてのオーバーホールをきっかけに、今では愛機オメガ・シーマスターを大切に使うようになりました。 
 

オーバーホール後4年経過したオメガ・シーマスターの状態は?

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写真:Pixabay

ここから本題となる初めてのオーバーホールからマル4年を経過したオメガ・シーマスターの現状をお知らせしたいと思います。 

主なチェック項目は以下の3点です。

  1. 持続時間と自動巻き機能
  2. 精度
  3. リュウズの固さ

 

持続時間と自動巻き機能について

自動巻きに加え手巻きでゼンマイを巻き上げることによりオーバーホールから4年経過した今も持続時間は約42時間30分維持されております。

オーバーホールから4年経過しても、この水準が維持されていることに大満足です。

自動巻き機能(オートマチック)に関しても、毎日使用していれば手巻きする必要もなく使うことができるので、こちらに関しても大満足です。

初めてオーバーホールをしたことにより自動巻き本来の機能が改善されたことは、私にとって一番の満足点でもあり、毎日、時計を使用するにあたりとても快適になりました。

今後も、機械式腕時計としてこの状態をどこまで維持できるかに注目していきたいところです。  

 

精度について

時計にとって精度は、とても大事なことです。

オーバーホールをするのも、時計本来の精度を維持するためだと言えます。

さすがにオーバーホールから4年も経過すると精度は落ちてきて当然だと思いますが、4年経過した現在も日差+2〜3秒と昨年と比べても大きく変わらない精度を保っております。(1週間計測した平均値です。)

昨年は日差+3~4秒でしたので、これも個人的には十分納得できる数値です。

次期、オーバーホール計画が見えてきている中にこれ程の精度が維持できていることは、ある意味すごいことです。

来年か再来年あたりには、再びオーバーホールに出すようかと心構えをしておりましたが、もしかしたらもう少し先延ばしにできるかもしれません。

ちなみにオメガ公式ホームページ内に掲載されている「よくある質問と答え」に機械式時計の精度について以下のような記載があります。

オメガ・機械式ウォッチに関する精度の許容誤差は?
クロノメーター認定のないウォッチの大半は、日差-1~+11秒の平均誤差となっています。機械式ムーブメントの精度はウォッチを身につける方の着用習慣によって左右されるため、異なる場合があります。資格を持つオメガの時計製造技術者は、ウォッチの精度をオメガの許容範囲内に調節することができます。
※引用元:よくある質問と答え | OMEGA®

 

リュウズの固さについて

手巻きでゼンマイを巻き上げる時のリュウズを回す固さ(重さ)も、オーバーホール後からはすっかり解消されて、その状態を4年経過した現在も維持できております。

ちなみに手巻きでゼンマイをしっかりと巻き上げれば約42時間30分も持続する(動き続ける)ので、なんとも嬉しい限りです。(当記事を書く際に手巻きをして検証してみました。) 

 

そろそろ次回のオーバーホールについて考えるとき

初めてオーバーホールをするにあたり、どこへ依頼をするかとても迷いました。

結果、ネットで調べて探しあてた「時計修理の千年堂」に愛機オメガ・シーマスターのオーバーホールを任せることになりました。

オメガのメンテナンス先としては、安心なメーカーサービスの「オメガカスタマーサービス」があります。

ただし、メンテナンスの費用が一般的な時計修理工房などと比べるとかなり高額になりますので、その点はよく検討する必要があります。

 

オーバーホール料金の比較

下の表は、 オメガカスタマーサービスと時計修理・オーバーホール専門店のウオッチカンパニーのオーバーホール料金を比較したものです。

次回のオーバーホールも「時計修理の千年堂」と考えておりましたが、ウオッチカンパニーも候補の一つとして私が注目している時計修理専門店です。

  オメガカスタマーサービス ウオッチカンパニー
クロノグラフ以外 63,800円 19,800円
クロノグラフ 85,800円 30,800円
保証期間 2年間 1年間

※上記の金額は、税込み価格です。

※上記の金額は、機械式腕時計(メカニカル)のオーバーホール料金です。

※オメガカスタマーサービスのオーバーホール料金には、ケースとブレスレットの洗浄と研磨が付いております。

※ウオッチカンパニーは、新品仕上げ(時計の外装を研磨)がオプションサービスとなっていて、上記のオーバーホール代金+10,000円となっております。

 

www.nabeyasu-blog.com

www.nabeyasu-blog.com

 

オメガカスタマーサービスのオーバーホール料金は高くない?

このように、オメガカスタマーサービスと正規店以外の時計修理工房には、オーバーホール料金に大きな開きがあります。

ただし、オメガカスタマーサービスには、他の時計修理工房などとは違いメーカーメンテナンスといった安心感があります。

他にも2年間の保証とケース・ブレスレットの洗浄と研磨が付いているメーカーメンテナンスであることを考えると、この価格が適正価格とも言えます。

そのことも含め、時計のメンテナンスを依頼することに安心を求めるのであれば「オメガカスタマーサービス」を選ぶのが無難でしょう。

Check

昨今、純正部品が入手困難となっている修理工房が増えてきております。

例え1部品でも純正部品以外を使用したオーバーホールや修理を受け入れることができない人は、オメガ正規代理店(オメガカスタマーサービス)にてオーバーオホールを依頼した方がいいでしょう。

 

オメガ・シーマスターを購入してからマル20年!まだまだ現役です!

オメガ・シーマスターを購入してから早いものでマル20年が経ちました。

そして、初めてのオーバーホールを終えてから4年経過し、5年目に入った現在も精度に大きな変化は見られず、安定したコンディションを維持しながら日々快適に使用することができております。

まだまだ現役です!

まさか、20年前に購入した腕時計をこんなにも長く使い続けるとは思いもしませんでした。

腕時計のオーバーホールは、長く使い続けていくにあたり必要なメンテナンスです。

オーバーホールの必要性を身をもって感じました。

オーバーホールのサイクルは?

機械式腕時計のオーバーホールのサイクルは「オメガ正規カスタマーサービス」で4~5年に1回を推奨しており、ネットで調べてみても5年に1回程度の意見が多く見受けられます。

オーバーホールを終えてから5年目に突入したことにより、次回のオーバーホール計画をいよいよ本格的に考えるときがやってきました。

4~5年に1回が推奨といわれるメンテナンスサイクルを基準にしつつ、オメガ・シーマスターの精度などをみながら次回のオーバーホールを考えていくことにします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。