- 16年間ノンオーバーホールで使い続けたオメガ・シーマスターのコンディションは最悪!
- オーバーホールの依頼先はどこがいい?
- オーバーホール後3年経過したオメガ・シーマスターの状態は?
- 来年2020年はオメガ・シーマスターを購入してからマル20年!
16年間ノンオーバーホールで使い続けたオメガ・シーマスターのコンディションは最悪!

メンテナンスとして定期的なオーバーホールが必要な機械式腕時計を16年間もノーメンテで使い続けていた為、いくらオーバーホールしたからとは言え機械式腕時計としての本来の機能が、どの程度戻るものなのか少し心配をしておりました。
そして手巻きでゼンマイを巻き上げる為にリュウズを回す時も、固いというか重いような感じがする程のコンディションで、これはいくらなんでも長い期間放置し過ぎたと私自身反省をしました。
オーバーホールの依頼先はどこがいい?
これら正規カスタマーサービス以外の修理工房にメンテナンスを依頼するメリットは何と言ってもコストを抑えられることです。
オーバーホール後3年経過したオメガ・シーマスターの状態は?
オーバーホール後3年を経過した、オメガ・シーマスターの現状をお知らせしたいと思います。
持続時間と自動巻き機能について
オーバーホール後には手巻きて使用する必要もなくなる程、本来の機能でもある自動巻きのみで問題なく使用できております。
又、自動巻きに加え手巻きでゼンマイを巻き上げることにより持続時間も47時間位は維持されております。(オーバーホール後1年の昨年は自動巻きでのみ36時間位は維持されておりました。)
購入後16年間にして初めてオーバーホールをしたことにより、自動巻き本来の機能が改善されたことは私にとって一番満足した点で、日々時計を使用するにあたりとても快適になりました。
今後もこの状態が少しでも長く維持できることに期待したいところです。
精度について
肝心の精度に関しては、オーバーホール後1年で日差+6~7秒でしたが、オーバーホール後2年を経過した昨年から日差+3〜4秒となり、3年経過した現在も日差+3~4秒と変わらぬ精度を保っております。
ただし、これでも機械式腕時計としては充分な精度を保てているのではないかと思われます。
少なくとも日常使用していて、全く支障はありません。
因みにオメガホームページ内にある「よくある質問と答え」に機械式時計について以下のような記載があります。
オメガ・機械式ウォッチに関する精度の許容誤差は?
クロノメーター認定のないウォッチの大半は、日差-1~+11秒の平均誤差となっています。機械式ムーブメントの精度はウォッチを身につける方の着用習慣によって左右されるため、異なる場合があります。資格を持つオメガの時計製造技術者は、ウォッチの精度をオメガの許容範囲内に調節することができます。
(引用元:オメガHPカスタマーサービス「よくある質問と答え」)
リュウズの固さについて
手巻きでゼンマイを巻き上げる時のリュウズを回す固さというか重さのような感じも、オーバーホール後からすっかり解消されて、その状態を3年経過した現在も維持できております。
自動巻き腕時計としての機能がすっかり戻りましたので、手巻きの必要性が殆どなくなりましたが、手巻きでゼンマイがしっかりと巻き上がるので嬉しい限りです。
来年2020年はオメガ・シーマスターを購入してからマル20年!
初めてのオーバーホールを終えて3年経過した現在も精度に大きな変化は見られず、機械式腕時計としての本来の機能を取り戻し、安定したコンディションを維持しながら日々快適に使用することができております。
今年の夏休みにグアム旅行した際も、毎日、プールや海に入る際に使用していましたが、心配していた防水機能などにも問題はなく快適に使用することができました。
機械式腕時計のオーバーホールのサイクルは「オメガ正規カスタマーサービス」で4~5年に1回を推奨しており、ネットで調べてみても5年に1回程度の意見が多く見受けられます。