おはようございます、なべやすです。
先月、妻が長年愛用しているクオーツ式腕時計のオメガ・コンステレーションを、購入してからはじめてオーバーホールに出しました。
私は、かつて16年間もオーバーホールせずに機械式腕時計のオメガ・シーマスターを使い続けていたことがありましたが、妻のオメガ・コンステレーションも15年間はオーバーホールせずに使い続けておりました。
電池交換をすれば動くクオーツ式であることもオーバーホールを遅らせる要因にはなってしまったと思いますが、電池交換だけでここまで使い続けたのはちょっとマズかったかと…。
電池が切れてから1年以上も「オーバーホールに出さなきゃ」と私も言いながら放置してしまったので、さすがに反省しております。
そして、ようやく重い腰を上げ、購入後はじめてとなるオーバーホールをすることになりました。
クオーツ式腕時計オメガ・コンステレーションのオーバーホールの仕上がりと価格を報告させていただきます。
- はじめてのオーバーホールはウオッチカンパニーへ依頼!
- ウオッチカンパニー公式ホームページからオーバーホールの申込み
- オーバーホールの申し込み翌日には無料包装キットが到着!
- オメガ・コンステレーションのオーバーホール価格
- オーバーホールの期間は3週間弱!
- 【レビュー】はじめてのオーバーホールを終えたオメガ・コンステレーション
- クォーツ式のオーバーホールサイクルはどれくらい?
- 最後に
はじめてのオーバーホールはウオッチカンパニーへ依頼!
今回、購入から15年以上経過したコンステレーションのオーバーホールをお願いしたのは、時計修理専門店ウオッチカンパニー(WATCH COMPANY)です。
昨年末、私のオメガ・シーマスターが故障した際に、購入してから2回目となるオーバーホールをしてくれた時計修理専門店です。
その際、オーバーホールの仕上がりにとても満足できたので、今回、妻のオメガ・コンステレーションのオーバーホールを依頼してみることにしました。
ウオッチカンパニー(WATCH COMPANY)のホームページでクオーツ式のオーバーホール料金を確認してみると15,000円(税別)となっております。
これにオプションの新品仕上げを追加しても総額で25,000円(税別)となっていて、かなり良心的な料金体系となっております。
ただし、以前、クォーツ式のオーバーホールについてウオッチカンパニーに問い合わせをしたときに、クォーツ式の場合は電子回路も交換となるため、オーバーホール料金以外にもプラス15,000円かかるといっていたことを思い出しましたので、総額40,000円は想定する必要があります。
参考までにオメガカスタマーサービスでのクォーツ式腕時計オーバーホール料金は、47,000(税別)です。
新品仕上げと電子回路交換を追加するとオメガカスタマーサービスとの差額は7,000円となります。
ただし、オメガカスタマーサービスのオーバーホール料金には、ウオッチカンパニーの新品仕上げと同じようなケースとブレスレットの洗浄と研磨が付いており、オーバーホールをした時計には2年間の保証も付いております。
それらを考えると微妙な金額差ではありますが、ひとまずオーバーホールの無料見積り依頼をすることにしました。
電池を使って駆動するクォーツ式の腕時計は、機械式の腕時計と比べて精度の変化や機能の低下が分かりにくいため、オーバーホールの必要性やタイミングが分かりにくいです。
電池交換さえしていれば使い続けることができそうですが、色々調べてみるとやはりオーバーホールは必要とされております。
オメガカスタマーサービスにもクォーツ式のメンテナンス料金が掲載されていることを考えると、オーバーホールが必要なことは明らかです。
ウォッチカンパニーの基本情報はこちら
ウオッチカンパニー公式ホームページからオーバーホールの申込み
オーバーホールの依頼はウオッチカンパニー公式サイトから下記の流れで簡単に申し込むことができます。
ホームページトップ画面→修理申込→修理申込(梱包キットの依頼)
修理申込みの画面では、お客様情報や時計の情報などを入力します。
この画面で無料包装キットの必要・不要のチェックボックスがありますので、必ず「必要」にチェックします。
すべてのやり取りを店舗に出向かず宅配でおこなう修理工房の場合は、無料包装キットを使わないと大切な腕時計を安心して修理工房に送ることが困難になります。
無料包装キットは腕時計を送るのにとても便利な梱包材ですので、必ず活用しましょう。
オーバーホールの申し込み翌日には無料包装キットが到着!
公式ホームページトップから修理依頼をした翌日に無料包装キットが到着しました。
驚きのスピードです!
箱の中は腕時計を衝撃から守るための緩衝材として、スポンジが使われております。
一つの箱で腕時計は2個まで収納できるようになっております。
ちなみに腕時計を一つだけ送る用の箱はないみたいです。
最後に無料梱包キットに付属されていたクロネコヤマト配送専用袋に入れて完了です。
この無料梱包キットは、とても便利です。
腕時計の修理を宅配で出す際には必須と言えます。
オメガ・コンステレーションのオーバーホール価格
2021年2月7日にオメガ・コンステレーションを8日到着予定で発送したのですが、驚いたことに到着日翌日の9日にメールで修理見積が届きました。
昨年末にオーバーホールをした私のシーマスターに続き、またしてもスピード見積りに驚きです!
そして、ウオッチカンパニーから届いたオメガ・コンステレーションのオーバーホールの価格は44,660円でした。
オーバーホール費用の内訳は下記の通りです。
- オーバーホール:15,000円
- 新品仕上げ:10,000円
- 電子回路:15,000円
- 代引手数料:600円
- 消費税:4,060円
合計:44,660円
- ムーブメント内部の油膜切れ状態
- クォーツ時計の動作を統制している電子回路の破損
見積を確認したところ、オメガカスタマーサービスとの金額差は想定していた通りでしたが、私のシーマスターをオーバーホールした実績も考慮してウオッチカンパニーに依頼することにしました。
見積メールに記載されていた修理期間は2~3週間です。
オーバーホールの期間は3週間弱!
2021年2月9日にオーバーホールの依頼をし、その後、2月26日にウオッチカンパニーから時計の修理が完了したので時計を発送した旨のメールが届きました。
そして、その翌日27日にクロネコヤマト経由で無事にオメガ・コンステレーションを受取ることができました。
オーバーホール依頼(申し込み)からオーバーホール完了のメールが届くまでの期間は18日間と、私のシーマスターをオーバーホールしたときと同じ日数でした。
【レビュー】はじめてのオーバーホールを終えたオメガ・コンステレーション
前置きが長くなって申し訳ございません。
それでは、オーバーホールを終えて帰ってきたオメガ・コンステレーションの仕上がりを報告します。
外装をチェック
オプションサービスの新品仕上げ(傷取り)をしていただいたので、私のシーマスターのときと同じようにピカピカになりました。
時計の表面だけでなく裏蓋からブレス(ベルト)の裏側までかなりキレイに仕上がっております。
下は、オーバーホール前後の比較写真で、左がオーバーホール前で右がオーバーホール後です。
オーバーホールを終えた右側の方が光沢感があり、よく見ると写真でもその違いがわかります。
ブレス(ベルト)も新品仕上げによって、細かいキズがなくなり、その名のとおり新品って感じです。
元々、光沢のあるブレスだったので、新品仕上げを一番実感できた部分でもあります。
見た目の変化は、リフレッシュ感がすごく出ます。
新品仕上げは、オーバーホールと同時に行うとオプション料金10,000円(税抜)ですので、この仕上がり具合を見る限りではおすすめです。(新品仕上げは、通常15,000円です。)
下の写真は、今回のオーバーホール時に交換していただいた部品です。
オーバーホールを終えて戻ってきた時計に付属されておりました。
オーバーホール直後の状態をチェック
オプションの新品仕上げにより、オメガ・コンステレーションはキレイになりましたが、腕時計として肝心なのは機能や精度です。
機械的なものをメンテナンスするのも、性能維持や機能回復のためと言えます。
いくら時計がピカピカになったとはいえ、肝心な腕時計としての機能や精度がよくなっていなければ意味がありません。
ですが、クォーツ式の場合、電池で駆動している上に機械式と比べても精度が高いため、長期間使用してからでないと状態がつかめません。
しかも、妻のコンステレーションは、秒針がないタイプなので尚更です。
オーバーホール後の機能や制度に関しては、数か月程度の期間を置いてから妻に聞いてみることにします。
オーバーホールの効果を実感!
クォーツ式のオーバーホールサイクルはどれくらい?
ようやく妻のオメガ・コンステレーションをオーバーホールすることができました。
時計修理専門店ウオッチカンパニーで、購入後はじめてとなるオーバーホールをしましたが、その仕上がりを確認して妻も大変満足しております。
私のシーマスターと同じく、オーバーホールの依頼先としてウオッチカンパニーを選んだことは、結果として正解でした。
クォーツ式の腕時計なので、今後、どれくらいのサイクルでオーバーホールをしていくことになるのかわかりませんが、オーバーホール後の状態を観察しながら考えて行こうかと思います。
オーバーホールサイクルの目安
気になるオーバーホールのサイクルですが、オメガカスタマーサービスの「よくある質問と答え」には、以下の記載があります。
すべての精密機器同様、ウォッチが完璧に作動するには定期的なメンテナンスが必要です。
製品や気候、お客様のご使用状況やお手入れの状態によって差がありますが、原則として、5~8年ごとにウォッチをメンテナンスにお出しいただくことをお勧めします。
最後に
はじめてのオーバーホールを無事に終え、自分の時計ではありませんが、今後もまだまだ使えそうな期待感があります。
中身も外見もリフレッシュされたオメガ・コンステレーションの今後が楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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