おはようございます、なべやすです。
いきなりですが、あなたはネット銀行口座を持っていますか?
私は現在、ネット銀行口座を3口座ほど持っております。
今の時代、ネット銀行に限らなくても、インターネットバンキングなどネットを介しての便利な金融サービスを利用されたことのある人も多いのではないでしょうか。
便利な反面、セキュリティーの面でネガティブに考えてしまうこともありますが、ネット銀行は私にとってもはや必要不可欠となっております。
当記事ではネット銀行のメリット・デメリットおよび使い方について記載しております。
- はじめて口座開設したネット銀行はセブン銀行
- ネット銀行のメリットは主に4つ
- ネット銀行のデメリットは主に3つ
- 銀行の店舗や通帳がないことは本当にデメリットなのか?
- ネット銀行をサブ銀行として使い分ける
- 最後に
はじめて口座開設したネット銀行はセブン銀行
私がネット銀行を利用し始めたのは今から13年位前で、当時、「セブン銀行」の口座を開設したのが人生初のネット銀行でした。
「セブン銀行」を初めてのネット銀行として選んだ理由は、セブンイレブンATM利用手数料が時間帯の制限こそあるものの、365日いつでも無料という点でした。
また、店舗数が多いセブンイレブンにATMが設置されていることによる利便性もその魅力のひとつでした。
その後、楽天銀行(当時はイーバンク銀行)とソニー銀行といった順にネット銀行口座を開設していきました。
「セブン銀行」の口座を開設した13年位前からすると、今やネット銀行はすっかり世に定着してきたといえます。
ネット銀行のメリットは主に4つ
私の中でネット銀行のメリットと言えば、24時間取引可能であることはもちろんのこと、ATM利用手数料無料と高金利、そして振込手数料無料などがあります。
- 24時間取引可能
- ATM利用手数料無料
- 高金利
- 他行振込手数料無料
24時間取引可能
インターネットを利用して取引を行うネット銀行は、システムメンテナンスのときなどを除けば、24時間いつでも金融取引が可能となっております。
時間だけでなく、場所を選ばず銀行サービスを利用することができる点も大きなメリットです。
自宅に居ながら口座開設をすることだって、ネット銀行であればできてしまいます。
その便利さはスマホアプリの登場により、さらに飛躍しました。
これからのネット銀行の取引は、ほとんどが24時間スマホで行えるようになるでしょう。
ATM利用手数料無料
コンビニATMの利用手数料無料は、まさにネット銀行のウリです。
しかも、コンビニに設置してあるATMの利用手数料が24時間無料としているネット銀行も多くみられ、コンビニATMでの利用がその便利さに拍車をかけております。
最近では、ATMの利用手数料無料に時間制限や回数制限も見受けれるようになってきておりますが、まだまだ一般的な銀行と比べて優位性は高いと言えます。
クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済の普及により、ATMで現金を引き出す機会は以前と比べてめっきり少なくなりました。
今後、さらにキャッシュレス化が進むことによって、ATMの利用が減っていくことが予想されます。
ATMの利用手数料無料は、それほど大きなメリットにならない日がやってきそうです。
高金利
ネット銀行は、預金金利が店舗のある金融機関と比べて高利率であることが見受けられます。
定期預金はもちろんのこと、普通預金においても店舗のある金融機関と比べて高金利であることがほとんどです。
超低金利時代となった現代においては、預金金利を大きくあてにすることはできなくなりましたが、それでも店舗のある金融機関と比べて何倍も高くなる金利はネット銀行のメリットといえます。
振込手数料無料
すべてのネット銀行が他行あての振込手数料無料ではありませんが、一般の金融機関と比べてネット銀行は手数料の面で優遇されていることが多いです。
振込手数料が無料でなかったとしても、低い手数料で振り込みができるなど、ネット銀行ならではの優遇サービスが多く見受けられます。
定期的に銀行振込をする人にとっては、大きなメリットになります。
ネット銀行の代表格、楽天銀行とソニー銀行では優遇プログラムへの申し込みやデビット付きキャッシュカードを発行することにより、回数制限つきで他行あての振込手数料が無料となります。
- 楽天銀行→優遇プログラム「ハッピープログラム」へのエントリー
- ソニー銀行→Visaデビット付きキャッシュカード「Sony Bank WALLET」の発行
取引状況により会員ステージが上がれば、振込手数料以外の優遇も受けられます。
詳しくはコチラ↓
ネット銀行のデメリットは主に3つ
いろいろなメリットがあるネット銀行ですが、決してデメリットがないわけではありません。
私の中でネット銀行のデメリットは、以下の3点と考えます。
- 実店舗がない
- 口座振替の取り扱い先が少ない
- セキュリティ管理
実店舗がない
インターネットを利用して取引を行う銀行なのであたりまえなのですが、ネット銀行には基本的に実店舗がありません。
サービスや取引のことで、わからないことや相談したいことがあっても銀行スタッフに対面して聞くことができず、電話もしくはメールなどで問い合わせることになります。
時間もかかるので、すぐ対応してもらいたい場合などは、不便に感じることも少なくないでしょう。
ネット銀行に関しては、基本的に自己解決能力が問われます。
口座振替の取り扱い先が少ない
口座振替を利用する場合、ネット銀行は取り扱い先が一般の金融機関と比べて少なかったりします。
なので、利用しているクレジットカードの引き落とし口座として利用できなかったりすることもよくあります。
公共料金などは地域にもよりますが、さらに対応できない場合が多いです。
将来的には、改善されていくものと思われますが、現状ではまだまだ不便に感じてしまいます。
セキュリティ管理
すべてのサービスや手続きをネット上で行うので、少なからずリスクを伴います。
そしてリスク管理もすべて自分で行う必要があります。
ネット銀行側でもセキュリティ管理には力を入れてくれておりますので、個人で複雑なセキュリティ管理をすることまではありませんが、定期的なパスワードの変更など最低限やらなければならないことはあります。
店舗で相談しながらといったこともありませんので、常に自分で気にかけて自分で行わなければなりません。
まさに自分だけが頼りです。
銀行の店舗や通帳がないことは本当にデメリットなのか?
ネット銀行には実店舗や預金通帳がないことを懸念する人も多いかと思いますが、店舗も通帳もそれほど必要なのでしょうか?
これらってデメリット?
実店舗がない
預金通帳がない
これだけクレジットカードやネットショッピングが普及した現代において、銀行に行く機会どころかATMを利用する機会すら減ってきております。
預金通帳も見返す頻度の割には資産情報が満載であるため、そのまま捨てることもできず、かえって管理が大変です。
どうしても紙媒体で通帳チェックが必要なのであれば、ネット銀行の機能を使って印刷すればいいだけのこと。
個人的には、ネットで過去2年分も確認できれば十分な感じです。
メインバンクは別に店舗のある都市銀行や信用金庫などにして、その口座を公共料金などの引き落としや各口座振替などに利用するようにすれば、店舗や預金通帳がないことは特に問題ではありません。
ネット銀行をサブ銀行として使い分ける
ネット銀行はメインバンクとしてではなく、現金の引出しや振込手続きなど、サブ銀行で利用するようにすればネット銀行のメリットが活かされ便利です。
つまり、銀行口座の役割分担を行い、入金用口座と出勤用口座を分けて使うようにします。
例として、給与振込先など入金用にネット銀行口座、口座振替や振込みなど出金用に店舗のある銀行や信用金庫などの口座を利用して使い分けることが家計管理の面でも大切です。
実際、私はそのように使い分けております。
入出金の口座を分けることで、お金の流れも一目でわかります。
最後に
今となっては、住宅ローンの貸し付けまでも行うようになったネット銀行。
住宅ローン金利も、メガバンクに負けないほど低金利であることが多いです。
一昔前と比べて、ネット銀行ならではのメリットも随分と少なくなってきましたが、まだまだ口座を保有するメリットは十分あります。
セキュリティ管理などを自分でしなければならない少しめんどうなところもありますが、思ったほど難しいことではありませんので、それほどネガティブに考えなくても大丈夫です。
今後もますます多様なサービス展開をして、ネット銀行がさらに定着していくことに期待したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。