おはようございます、なべやすです。
毎回楽しみにしている「恐竜博」が、今年もいよいよ開催されます!
今回の会場は、東京・上野の国立科学博物館。
展覧会名は「恐竜博2019 The Dinosaur Expo 2019」で、国立科学博物館・NHK・NHKプロモーション・朝日新聞社の主催による注目の大型企画展です。
わが家にとっては、2017年に開催された「ギガ恐竜展2017」以来、2年ぶりの恐竜展。
前回は全長38メートルのルヤンゴサウルスが目玉でしたが、今回の恐竜博2019では「デイノニクス」「デイノケイルス」「むかわ竜(カムイサウルス)」といった、いずれも注目度の高い恐竜たちが主役となります。
さまざまな新発見とともに進化を続ける恐竜博。
今回の展示はどんな驚きや感動が待っているのでしょうか?
当記事では、「恐竜博2019」の見どころや注目の展示、開催概要、お得なチケット情報まで、たっぷりとご紹介します!
恐竜博2019とは?注目ポイントを紹介!
「恐竜博2019」は、最新の恐竜研究をもとに注目の化石や復元模型が展示される大型イベントです。
目玉となるのは、恐竜のイメージを大きく変えた「デイノニクス」、全身骨格の復元が世界的に話題の「デイノケイルス」、そして東京初上陸の恐竜「むかわ竜」。
どの展示も迫力満点で、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。
まずは、そんな恐竜博2019の見どころをわかりやすくご紹介します。
1.デイノニクス「恐竜研究50年の変遷を重要標本で振り返る!」
デイノニクスは、ドロマエオサウルス科に属する肉食恐竜で、恐竜研究の歴史を大きく変えた重要な存在です。
鋭い鉤爪(かぎづめ)を持つ後ろ足やスリムな体つきなど、その特徴は映画『ジュラシック・パーク』で有名になったヴェロキラプトルとよく似ています。
同じ系統の恐竜ですが、デイノニクスは体長約4メートルと、ヴェロキラプトルよりもはるかに大型です。
この恐竜の発見により、「恐竜は俊敏で知性が高かったのではないか?」という新たな視点が生まれ、従来の恐竜像を覆すきっかけとなりました。
恐竜研究の50年を振り返るうえで、まさに象徴的な存在と言えるでしょう。
2.「謎の恐竜」デイノケイルス
デイノケイルスは、全長10メートルを超える非常に大型の恐竜で、長らく謎の恐竜として知られてきました。
最大の特徴は、前あしの長さが約2.4メートルもある点で、非常に大きな手を持っていたことから、名前の「デイノケイルス(Deinocheirus)」は「恐ろしい手」という意味に由来しています。
また、最新の研究によって、背中にはスピノサウルスのような帆があったことも判明。
想像図を見ると、どこかテリジノサウルスに似たユニークな姿をしており、その見た目も大きな注目を集めています。
今回展示される全身復元骨格は、世界で初めての公開となる貴重な機会。
恐竜ファンならずとも、ぜひ実物を目にしたい恐竜のひとつです。
3.むかわ竜:ほぼ全身骨格が東京初上陸
むかわ竜は、北海道むかわ町で発見されたハドロサウルス科の大型草食恐竜です。
全長は約8メートルに及び、日本国内で発見された恐竜としては最大級のひとつ。
何より注目すべきは、その保存状態の良さで、世界的にも高く評価されています。
恐竜博2019では、このむかわ竜の全身実物化石と全身復元骨格が、地元むかわ町以外では初めて展示される貴重な機会となります。
4.恐竜絶滅の謎に迫る!最新研究が明らかにする驚きの事実
恐竜絶滅の原因については、これまでに様々な説が唱えられてきました。
その中でも現在最も有力とされているのが、約6,600万年前、メキシコのユカタン半島沖に小惑星(隕石)が衝突したことによる地球規模の大災害や気候変動が原因という説です。
私が子どもの頃は氷河期による寒冷化が原因とも言われていたこともありましたが、近年の研究により隕石衝突説が有力視され、恐竜絶滅のメカニズムは徐々に解明されつつあります。
恐竜博2019では、この「恐竜絶滅」に関する最新の研究成果も紹介され、当時の地球環境に何が起きたのかを深く知ることができます。
最新の展示から、これまでの常識を覆すような新たな発見があるかもしれません。
恐竜博2019の開催概要とアクセス情報
展覧会名
恐竜博2019(The Dinosaur Expo 2019)
開催期間
2019年7月13日(土)〜10月14日(月・祝)
会場
国立科学博物館(東京・上野公園)
※本展は巡回展を予定していません。
アクセス方法
- JR「上野駅」(公園口)より徒歩約5分
- 東京メトロ銀座線・日比谷線「上野駅」(7番出口)より徒歩約10分
- 京成線「京成上野駅」(正面口)より徒歩約10分
※敷地内に駐車場および駐輪場はありません。公共交通機関をご利用ください。
開館時間
- 午前9時〜午後5時(最終入場:午後4時30分)
- 金曜・土曜は午後8時まで開館(最終入場:午後7時30分)
8月11日(日)〜15日(木)、18日(日)は午後6時まで開館(最終入場:午後5時30分)
休館日
7月16日(火)9月2日(月)、9日(月)、17日(火)、24日(火)、30日(月)
恐竜博2019にお出かけの際は、あらかじめ休館日や開館時間を確認のうえ、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。
チケット購入・料金・お得な割引情報
恐竜博2019では、通常チケットのほかにも家族連れにうれしいファミリー向けのお得なチケットが用意されています。
来場予定に合わせて、事前にチェックしておきましょう。
通常チケット料金
- 一般・大学生:当日券 1,600円 / 前売券 1,400円
- 小・中・高校生:当日券 600円 / 前売券 500円
※前売券の販売は7月12日(金)までです。
金曜・土曜限定:ペア得ナイト券
- 2名1組:当日券 2,000円
※会場にて当日午後5時以降販売、2名同時入場が条件
無料対象
- 未就学児
- 障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名
また、今回はファミリー向けのセット券など、通常チケット以外のお得なチケットも販売されています。
詳細は公式サイトで最新情報をご確認ください。混雑が予想されるため、前売券の購入や平日・夜間の来場もおすすめです。
チケット購入の際の注意点
恐竜博2019では、ファミリー向けのセットチケット「ファミリー券」などお得なチケットが販売されていますが、未就学児は無料で入場できます。
そのため、家族構成によっては通常チケットの前売券を個別に購入した方が安くなる場合もあります。
例えば、大人2名+小学生1名+未就学児1名の4人家族の場合、「ファミリー券(3,400円)」よりも、前売券を個別(大人2枚+小学生1枚)で購入(計3,300円)した方が100円お得になります。
チケットを購入する際は、家族構成や利用条件を確認し、最もお得なチケットを選ぶことをおすすめします。
恐竜博2019は大人も子どもも楽しめるイベント!
恐竜展は「化石を見るだけ」から進化している!
私自身、2002年に幕張メッセで開催された恐竜博を皮切りに、これまで数多くの恐竜展に足を運んできました。
その中で感じるのは、恐竜博そのものも年々進化を遂げているということです。
以前は主に化石や骨格標本の展示が中心でしたが、近年はリアルに動く恐竜ロボットや、迫力あるCG映像を活用したシアター展示などが取り入れられ、まるで映画やアトラクションを体験するような感覚で楽しめるようになってきました。
展示だけじゃない!演出にも注目したい恐竜博2019
今回の恐竜博2019も、どのような展示や演出が待っているのか、非常に楽しみです。
ただの骨格標本を見るイベントではなく、視覚的にも五感的にも楽しめる空間演出がされているのが、現代の恐竜展の大きな魅力となっています。
大人が見ても思わず「おおっ!」と声が出るような展示も少なくないため、親子で訪れる価値は十分です。
夏休みが終わってからでも間に合うロング開催!
恐竜博2019は、2019年7月13日(土)~10月14日(月・祝)までと、例年よりも長期間開催されるのも大きなポイントです。
これまでは夏休み期間中に終わるケースも多かったのですが、今回は10月中旬まで開催されるため、夏の混雑を避けてゆっくり見学したい方にもおすすめです。
夏休みに予定が合わなかった方も、秋のお出かけ先として候補に入れてみてはいかがでしょうか。
最後に
恐竜の進化や絶滅、そして最新の研究成果までを体感できる「恐竜博2019」は、恐竜ファンはもちろん、家族でのお出かけにもぴったりなイベントです。
圧巻の全身復元骨格や貴重な実物化石が間近で見られるこの機会は、まさに一見の価値あり!
展示を通して、子どもはもちろん、大人にとっても新たな発見や学びがあるはずです。
夏休みや連休の予定に、ぜひ「恐竜博2019」を加えてみてはいかがでしょうか?
チケット情報やアクセスなどを事前にチェックして、充実した一日をお楽しみください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
恐竜博2019 公式ツイッター
恐竜博2019 公式@dinoexpo2019
#FossilFriday
2019/05/24 18:57:40
#金曜日だから化石貼る
【恐竜博2019チラシ】
#恐竜博2019 のチラシは数種類あることを知っていますか?こちらはむかわ竜の実物化石と子どもバージョン🦕👦むかわ竜の大きさにも注目です👀‼️ https://t.co/UzzapjNn2s
※当記事は下記を参考に作成しております。
- 恐竜博2019 THE DINOSAUR EXPO 2019公式ホームページ
- むかわ町公式ウェブサイト(サイト内:穂別博物館ページ)
- 小学館の図鑑NEO(新版)恐竜