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月刊 「BIG tomorrow」の思い出|なぜこの雑誌は多くの読者に支持されたのか

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月刊BIG tomorrowは、2018年1月号(11月25日発売)、増刊は2018年1月号(12月14日発売)を最後に、残念ながら休刊となってしまいました。
1980年の創刊から38年に渡り、長い歴史を持った情報誌がなくなってしまったことはとても残念です。

ビジネス関連や金融関連の情報を知ることができる情報誌のひとつで、引きつけれれるテーマの記事が多く、若いころは特に楽しんで読んでおりました。

長きにわたり楽しませていただき、ありがとうございました。

 

おはようございます、なべやすです。

「BIG tomorrow」という名前を聞いて、懐かしいと思う人も多いのではないでしょうか。

月刊「BIG tomorrow」は、実践的なビジネスノウハウや成功哲学、自己啓発に関する多くの情報を届けてくれた雑誌であり、多くのビジネスパーソンや夢を追いかける人々にとってのバイブル的存在でした。  

私自身、この雑誌からたくさんの学びや影響を得た一人です。

成功者たちのリアルな体験談や人生を前向きに生きるためのヒントが詰まったそのページは、まるで人生の手引きのように感じられました。  

しかし、時代の流れとともに紙媒体が減少する中で、「BIG tomorrow」も惜しまれつつ休刊となりました。

このニュースを耳にしたとき、多くの思い出が一気に蘇り、「もう一度あの頃のような情熱を振り返りたい」と感じたのです。  

当記事では、「BIG tomorrow」がどのような雑誌だったのか、その魅力や愛された理由、そして私自身の思い出を元読者として振り返ります。

この雑誌に触れたことのある人も、名前を初めて聞く人も、ぜひその魅力を感じていただければ幸いです。

 

 

「BIG tomorrow」とはどのような雑誌だったのか?  


BIGtomorrow (ビッグトゥモロウ) 2017年 7月号 [雑誌]

「BIG tomorrow」は、ビジネスや自己啓発をテーマにした月刊誌で、特にキャリアアップを目指す社会人や起業家志望の人たちに愛された雑誌でした。

その最大の魅力は、成功者のリアルなインタビューや実践的なアドバイスが豊富に掲載されており、読者が自分の人生やキャリアに役立てられる情報が詰まっていた点です。

特集記事では、起業の具体的な方法や副業の始め方、資産運用の知識など、多岐にわたるビジネスノウハウが取り上げられました。

また、自己啓発や人生哲学をテーマにした内容も多く、仕事だけでなく人生全般での成功を目指す読者の心を掴んでいました。

読者にとっては、明日の自分をより良くするための「道しるべ」とも言える存在だったのです。  

さらに、雑誌の内容は初心者にも分かりやすく、実践的であることが特徴でした。

他のビジネス誌と比べて堅苦しさがなく、日常生活や仕事の中で役立つ具体的な提案が多かったため、幅広い年齢層の社会人に支持されました。  

時代が進み、情報収集の手段がデジタル化および多様化する中で休刊を迎えましたが、「BIG tomorrow」が与えた影響やメッセージは、今でも多くの読者の心に残っています。

それは単なる情報提供の枠を超え、「行動する勇気」を与える雑誌だったからこそ、多くの人々に支持され続けたのです。

 

参考:雑誌|青春出版社

 

休刊のニュースを受けて元読者としての気持ち

「BIG tomorrow」の休刊のニュースを知ったとき、胸にぽっかりと穴が空いたような気持ちになりました。

この雑誌と出会ったのは20代後半の頃。

社会人として仕事に追われながらも、何か新しい挑戦や学びを得たいと考えていた私にとって、「BIG tomorrow」はまさに人生のバイブルのような存在でした。  

毎月、書店で手に取るたびに感じた期待感と、ページをめくるたびに得られる新たな知見や刺激。

それは単なる情報収集を超え、未来への希望や行動力を引き出してくれるものでした。

成功者たちのインタビューを読んでは、「自分もこうなりたい」と夢を描き、特集記事にある具体的なアドバイスをもとに小さな挑戦を繰り返していました。   

そんな「BIG tomorrow」が休刊になると知り、あの頃の情熱やモチベーションをもう一度感じられる場がなくなるような、寂しさを覚えました。

時代の流れの中で紙媒体が減少していくのは仕方のないことかもしれませんが、それでもこの雑誌が持っていた特別な価値は、どんなメディアにも代えがたいものだと感じています。  

私の中で「BIG tomorrow」は、社会人としての基盤を築いてくれた大切な1冊でした。

休刊後も、その教えやメッセージは心の中に生き続けています。


休刊の理由と背景

「BIG tomorrow」の休刊には、主に以下のような理由や背景があったと考えられます。  

1. 紙媒体の衰退と雑誌業界の変化

インターネットの普及により、情報収集の手段が大きく変化しました。

これは、情報収集を雑誌などで行っていた世代の人であれば、実感していると思います。

かつては雑誌が主要な情報源でしたが、現在はWebメディアやSNS、YouTubeなどから無料でビジネスや自己啓発に関する情報を得られるようになりました。

その結果、雑誌の販売部数が減少し、ビジネスモデルの維持が難しくなったと考えられます。  

 

2. 広告収入の減少

雑誌の運営には、販売収入だけでなく広告収入が重要な役割を果たします。

しかし、企業の広告予算は紙媒体からWeb広告へシフトしており、雑誌全体の広告収入が減少していました。

「BIG tomorrow」も例外ではなく、広告収入の低下が経営に影響を与えた可能性があります。  

 

3. 競争の激化と読者層の変化

「BIG tomorrow」は、起業や副業、キャリアアップをテーマにした実践的な内容が特徴でした。

しかし、近年は同様のテーマを扱うWebメディアやオンライン講座、YouTubeなどが増え、より早く手軽に情報を得られるようになりました。

また、ビジネス誌を定期購読する読者層が減少したことも影響したと考えられます。

 

4. ビジネス・自己啓発市場の変化

「BIG tomorrow」は、夢や目標に向かって行動するための実践的な情報を提供する雑誌でした。

しかし、時代の変化とともに、読者の価値観やライフスタイルも変わり、ビジネスや自己啓発に関する情報のニーズが多様化しました。

その結果、かつてのような熱心な読者層が減少し、販売部数の減少につながったと考えられます。

 

思い出に残ったインパクトのある見出しの記事

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「BIG tomorrow」は、記事の見出しにもインパクトがあり、読者の興味を引くものが多い雑誌でした。  

私が最後に購入した2017年7月号でも、思わず読んでみたくなるタイトルの記事がありました。  

執事は見た!お金持ちの真実

このような強いタイトルは、ブログの見出しを決める際にも参考になります。  

その号の連載テーマは「金持ちが金持ちであり続けるための3つの投資先」で、特に印象に残ったのが 「火をつけても燃えないもの」という考え方でした。  

記事によると、お金持ちは 金やプラチナ、土地など、燃えても残る資産を重視する一方で、紙幣や株式はあまり信用しない 傾向があるそうです。

理由は、紙幣は燃える、銀行は潰れる可能性がある、証券データも消失のリスクがあるから。  

言われてみれば納得ですが、庶民はそこまで意識しないもの。

お金持ちは資産を守ることまで考え抜いているのだと考えさせられました。

もちろん、すべての富裕層が同じ考えとは限りませんが、こうした視点を知るだけでも学びになると思ったことがありました。

 

参考:BIGtomorrow 2017年7月号No.445|青春出版社

 

なぜ「BIG tomorrow」は多くの読者に支持されたのか?  

「BIG tomorrow」は、働く人々にとっての「気づき」と「行動のきっかけ」を与えてくれる雑誌でした。

特に、会社員が副業で収入を増やしたり、起業を成功させたりするリアルな事例が多く掲載され、具体的なノウハウが詰まっていたことが大きな魅力でした。

読者は、自分にもできるかもしれないという希望を持ち、実際に行動を起こすヒントを得ることができたのです。  

また、見出しのインパクトや構成の工夫も「BIG tomorrow」の特徴でした。

「思わず手に取ってしまう」タイトルやキャッチコピーが多く、読者の興味を引く仕掛けが随所にありました。

ビジネスの堅苦しさを感じさせず、楽しみながら学べる雑誌だったからこそ、長年にわたって多くの読者に支持され続けたのでしょう。

 

 

最後に

「BIG tomorrow」は、ビジネス誌でありながら、読者の人生を前向きに変えるヒントが詰まった特別な雑誌でした。

私にとっては、社会人としての成長を支えるバイブルのような存在でした。

成功者の体験談や実践的なノウハウ、自己啓発のメッセージは、読むたびに新たな気づきと行動へのエネルギーを与えてくれました。

時代の変化とともに休刊となりましたが、その教えや精神は今も生き続けています。

挑戦することの大切さ」「行動を起こす勇気」という普遍的なメッセージは、どんな時代にも通用するものです。

「BIG tomorrow」はなくなりましたが、そこで得た学びは、これからも活かせます。

そして、この雑誌を知らない人にも、そのエッセンスを吸収し、未来を切り拓くきっかけにしてほしいと願っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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