おはようございます、なべやすです。
2020年10月から本格的にはじめたブログの収益化から、早いもので約9ヶ月が経過しました。
ブログ収益化の定番中の定番といえば、Googleアドセンスではないでしょうか。
収益化を考えるブロガーであれば、真っ先に取りかかる収益化の方法かと思われます。
Googleアドセンスは、サイト内に設置した広告を訪問者がクリックすると収益が発生するという、とてもシンプルでわかりやすい仕組みになっております。
Googleアドセンスをはじめるには、申込みをして審査を通過する必要がありますが、そう容易ではありません。
ある程度、続けてきてコンテンツが積み上がってきたサイトならまだしも、立ち上げてから間もないサイトの場合はアドセンスの審査に苦戦することも見受けられます。
私は、2020年9月下旬にGoogleアドセンスの審査を通過し、翌月10月から自身のブログ内に広告を配置しております。
ここで、約9ヶ月間の実績を振り返りながら、広告の配置位置や今後の対策などについて考えてみました。
広告の配置位置は「記事上、記事下、サイドバー」の3箇所
Googleアドセンスの広告配置には、大きく分けて自動広告と広告ユニットの2種類ありますが、私がブログに配置しているのは広告ユニット(ディスプレイ広告)の方です。
収益のことだけを考えると、おそらく自動広告の方が収益性が高いと思いますが、記事内が広告だらけになってしまうことを避けたかったこともあり、現時点では広告ユニットを使うことにしております。
広告ユニットの配置位置は、「記事上、記事下、サイドバー」の3箇所です。
この配置は、Googleアドセンスをはじめた2020年10月から変えておりません。
収益額が1番高かったのは記事上広告
当ブログにおいて、アドセンス広告の収益額が1番高かった位置は記事上に配置した広告でした。
下のグラフは過去30日間の推定収益額のグラフです。
この結果は、以下のグラフのようにGoogleアドセンス広告の配置をはじめた2020年10月6日から直近の日までを見ても同じ結果となりました。
私は、記事下広告の収益額が1番高いのではないかと当初は見込んでおりましたが、結果としてそれとは真逆の記事上広告でした。
見方を変えて、広告の位置でクリック率が高い順で調べてみると、以下の結果となりました。
- 記事上広告
- 記事下広告
- サイドバー広告
記事上広告は収益額だけでなく、クリック率も1番高かったです。
意外にもサイドバー広告の収益額は2番目
はじめてアドセンス広告を配置する際に広告を貼る位置についていろいろ調べてみましたが、その際サイドバー広告のクリック率に関しては辛口の評価をされているブロガーさんも見受けられました。
しかし、当ブログの場合、サイドバーの収益額は記事上広告に続いて2番目に高かったです。
これは、意外な結果でした。
ネットでの辛口の評価を見たときはサイドバー広告は不要とも考えましたが、当ブログの実績結果からは外すことのできない広告位置となっております。
クリック率こそ3箇所の中で1番低かったですが、クリック単価として考えれば決して悪くありません。
収益額が低かった記事下広告
最も収益性が高いと思っていた記事下広告の収益額は、予想とは裏腹に最下位でした。
サイドバー広告よりもクリック数は上でしたが、結果としては最も収益性の低い個所となってしまいました。
このような結果がでたことを自分なりに推測してみると、記事が最後まで読まれていなく記事下広告まで訪問者がたどり着いていないことが考えれます。
そうだとしたら、とても残念なことです。
その理由として考えられるのが、スマホ画面における広告の位置です。
スマホ画面で見た場合、記事下広告はサイドバー広告より下の位置になります。
これはPC画面と大きく異なるレイアウトです。
逆にスマホ画面においてのサイドバー広告は、PC画面でいうところの記事下広告に値します。
サイドバー広告の収益額が以外にも記事下広告よりよかった(クリック単価が高かった)のは、このことによる可能性があるのでしょうか。
当ブログの訪問者をデバイス別にみてみると、7割近くがスマホからきております。
そのことを考えると記事下広告よりもサイドバー広告の方が読者に見られる確率は高くなるので、クリック単価が高いのかもしれません。
今後の対策は?
約9ヶ月もの間、現状の広告配置でアドセンス広告を続けてきた感じとしては、より収益性を高めるのであれば今の広告位置では弱いと感じました。
やはり収益性を意識した広告の貼り方をしなければ、それなりの成果は出ません。
将来的に取り入れるとしたら、以下の広告配置が考えられます。
- 自動広告
- 記事内広告
自動広告
もっとも簡単で効果的な広告配置をするなら、自動広告がベストでしょう。
本家本元のGoogleアドセンスも自動広告を推奨しており、時折、自動広告を即するメールが送られてきます。
ただし、自動広告の導入で気になる点が、サイトレイアウトの問題です。
自動広告を使うとブログ内のいたるところに広告が貼られ、そのことは、記事が読みづらくなることにも影響してきます。
収益が上がることは大きなメリットになりますが、記事が読みづらくなりことは訪問者にとってデメリットになります。
ただし、不要な個所の自動広告を削除できたりといった対処法はありますので、自分でうまくカスタムすれば理想の広告配置ができるかもしれません。
記事内広告
自動広告の他に配置位置で最も効果がありそうだとしたら、記事内広告だと私は思っております。
Googleアドセンス公式サイト内にも記事内広告のメリットについて、以下のように記載されております。
記事内広告のメリット
記事内広告を使用すると、次のようなメリットが得られます。
ユーザーエクスペリエンスの向上: 記事内広告では、広告主様から提供された高品質な広告要素が使用されるため、読者にさらにすばらしいエクスペリエンスをお届けすることができます。
モバイルに最適: 記事内広告は、モバイル端末の小さな画面で収益を上げるのに有効な全幅広告です。
Google による最適化: 記事内広告は、掲載先のページで優れたパフォーマンスを発揮できるよう、Google によって最適化されます。
AdSenseヘルプに掲載されている記事内広告のメリットを読んでみると、そのメリットは確かに伝わってきます。
おそらく使ってみれば収益に関してはデメリットを感じることは少ないでしょう。
ただし、こちらも自動広告とまではいかなくても、記事が読みづらく感じたり、うっとうしく感じることはあるでしょう。
最後に
ブログをはじめ、サイト運営の収益化に広告配置という選択肢は外せません。
Googleアドセンス以外にもアフィリエイト広告などがあり、収益の増加を追及するとなると、それに対し広告の数も増えていく傾向にあります。
注意したい点は、収益の増加を追及するあまりに広告だらけにならないようにすることです。
ある程度、ブログ運営(サイト運営)が継続され、軌道に乗りはじめてからであれば悪くないと思いますが、ブログを立ち上げたばかりの段階で広告だらけにしてしまうと、訪問者に対してのイメージが悪くなる可能性があります。
難しいさじ加減ではありますが、その判断はブログ運営(サイト運営)にとって大切なことです。
- ブログ運営はサイトレイアウトも大切
- ブログ内への広告配置は一定期間継続してからでも十分
- ブログ開設当初は、コンテンツを積み上げることに重視した方がいい
当ブログも、あと3ヶ月ほどしたら収益化をはじめて
マル1年経ちますので、広告の配置位置を見直してみようかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。