おはようございます、なべやすです。
2009年4月にアメックスの会員となってから知らない間に11年4カ月もの年月が 経っておりました。
メインカードとして使うことはないものの、細々ではありますが長年使ってきたアメックスのグリーンカードは、昨年に楽天カード会員となってからは更にその出番が少なくなってしまい財布の中でひっそりとしていました。
アメックスを以前と比べて使わなくなったのにはおサイフケータイとして使うことができるアメックスQUICPayのサービスが終了してしまったことによる影響が大きく、そのことにより少額決済に便利なスマホを使っての決済ができなくなってしまったのでアメックスをほとんど使わなくなってしまいました。
しかし、2020年7月29日(水)より、スマホQRコード決済の楽天ペイアプリでアメックス(プロパーカード)の登録ができるようになりました。
今までQRコード決済アプリの支払い元でアメックスが登録ができるのはドコモのd払いだけでしたが、楽天ペイも加わったことでようやく選択肢ができるようになりました。
これはアメックスユーザーにとって、ちょっとした朗報ではないでしょうか。
プロパーカードとは、国際ブランド(アメリカンエキスプレス、ダイナースクラブ、JCB)が自社発行しているカードのことを示します。
- アメックス(プロパーカード)が登録できるスマホ決済アプリ
- 2020年7月29日より楽天ペイアプリの支払い元にアメックスが登録できるようになった!
- 楽天ペイアプリの支払い元にアメックスを登録する際の注意点!
- アメックスのポイントは楽天スーパーポイントへ交換できる
- アメックス紐づけられるスマホ決済アプリが増えることに期待!
アメックス(プロパーカード)が登録できるスマホ決済アプリ
国がおこなったキャッシュレス推進事業(キャッシュレス・ポイント還元事業)は2020年6月30日をもって終了してしまいましたが、その効果により新たなキャッシュレス決済ツールであるスマホ決済アプリ(QRコード決済)が登場し、瞬く間に普及しました。
QRコード決済をはじめとしたスマホ決済はキャッシュレス生活を送るのにあたり、もはや欠かせない存在です。
そんな数多くのスマホQRコード決済がある中で、現在、アメックスと紐付けることができるのは以下の2つとなっております。
楽天ペイアプリ
楽天スーパーポイントを貯めることができる楽天ペイは、同グループが発行している楽天カードと紐づければポイント還元率1.5%にもなってお得度も非常に高いスマホQRコード決済です。
街なかでの利用も問題ないほど加盟店もたくさんあり、スマホにインストールしておいてまず損はないアプリです。
貯まった楽天スーパーポイントの使い道も選択肢が多く、楽天Edyに交換すれば現金に近い感覚で使うことができるのでポイント自体の価値も非常に高いです。
また、今年になってSuicaとの提携もあり、今後ますます発展していきそうなスマホ決済アプリと言えます。
d払いアプリ
携帯電話大手3キャリアの一つNTTドコモが展開するスマホ決済アプリです。
ドコモのユーザーでなくてもd払いを利用することができ、もちろんdポイントを貯めることもできます。
dポイントはコンビニをはじめ、ファーストフード店やドラッグストア、ネットショッピングなど数多くの加盟店で使うことができ、楽天スーパーポイント同様にとても利用価値の高いポイントです。
そして数あるQRコード決済アプリの中でも、アメックスと紐づけ(支払い設定)できる数少ないQRコード決済です。
2020年7月29日より楽天ペイアプリの支払い元にアメックスが登録できるようになった!
ようやくと言った感じですが、アメックスを登録できるQRコード決済アプリが一つ増えました。
冒頭にも記載しましたが、今までアメックスと紐づけできるQRコード決済アプリはドコモのd払いだけでした。
楽天ペイアプリもプロパーアメックスでなければ楽天カードが発行するアメックスが登録できましたが、いよいよ2020年7月29日より本家プロパーアメックスも支払い元として登録できるようになりました。
2020年7月29日(水)より、楽天ペイアプリのお支払い元に、楽天カード株式会社発行のJCB、American Expressのカードに加え、他クレジットカード会社が発行するJCB、American Expressのカードがご登録いただけるようになりました。
楽天ペイアプリは、VISA、Mastercard、JCB、American Expressの国際ブランドカードでお支払いいただくことができ、 お支払いにご利用いただけるカードの国際ブランド数はコード決済で最多となります。
これまで以上に幅広いお支払い方法に対応し、より多くのお客様にお使いいただける決済サービスになりました。
引用元:お知らせ - 楽天ペイアプリ
今回、アメックスの他にもJCBカード(プロパーカード)が楽天ペイアプリに登録できるようになったことにより、他のスマホ決済アプリと比べて楽天ペイは登録できるクレジットカードも多くなって、ますます使い勝手が向上したことになります。
スマホ決済アプリの支払い元を登録する際、クレジットカード以外にも現金チャージや銀行口座との紐付け(連携)が選択肢としてあります。
クレジットカードと違い財布にある現金を使ったり銀行口座からダイレクトにチャージされるので借金意識がないメリットがありますが、私は現金チャージや銀行口座だとポイント2重取りができないので登録先として選びません。
楽天ペイアプリの支払い元にアメックスを登録する際の注意点!
支払い元として登録できるクレジットカードが増えたことは確かにメリットではありますが、一つ注意点があります。
それは、楽天スーパーポイントのことです。
楽天ペイアプリに登録するカードとして一番お得なカードは、何といっても楽天カードです。
楽天カードを楽天ペイアプリに登録すれば楽天スーパーポイントを効率よく貯めることができます。
それを、楽天カード以外のアメックスやJCBカードを登録した場合は、楽天スーパーポイントが200円につき1ポイントと登録したクレジットカード会社のポイントにそれぞれ分散されてしまいます。
だだし、これは楽天スーパーポイントを効率よく貯めたい場合のデメリットであって、楽天ペイアプリにアメックスを紐づけたらアメックスのポイント以外にも楽天スーパーポイントがおまけで付いてきたと考えればいいことです。(アメックスのポイントが効率よく貯まるアメックスペイとかができるといいのですが…)
アメックスのポイントは楽天スーパーポイントへ交換できる
アメックスのポイントは楽天スーパーポイントへ交換することもできます。
アメックスのポイントプログラム(メンバーシップ・リワード)では、カード利用100円につき1ポイント貯まります。
ポイント交換率は落ちますがアメックスの利用で貯めたポイントは下記のポイント移行レートで楽天スーパーポイント交換できます。
メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合
3,000ポイント→1,000楽天ポイント(最少3,000ポイント以上300ポイント単位でのご利用)
メンバーシップ・リワード・プラスに登録済の場合(年間参加費 3,300円 税込)3,000ポイント→1,500楽天ポイント(最少3,000ポイント以上300ポイント単位でのご利用)
ポイント交換率はメンバーシップ・リワード・プラスに登録している場合でも決していいとは言えないので、アメックスのポイントを楽天スーパーポイントに交換するのはあまりおすすめではありません。
アメックス紐づけられるスマホ決済アプリが増えることに期待!
国が2020年6月30日までおこなったキャッシュレス推進事業(キャッシュレス・ポイント還元事業)と相まって爆発的に普及し、多数のスマホ決済アプリが登場しましたが、早くも淘汰の波が押し寄せてきております。
今後もこの波はしばらく続き、やがて消えていくスマホQRコード決済も出てくるでしょう。
現状、多くのスマホQRコード決済は紐付けるられるクレジットカードが限定されているので、QRコード決済アプリの支払い元をクレジットカードにする場合は、自分が持っているカードを登録できるスマホQRコード決済を選ぶか使いたいスマホQRコード決済に合わせて新たにカードを作るしかありませんでした。
今回、楽天ペイアプリはアメックスとJCBカードが登録できることになり、登録クレジットカードが拡大したので一気に選びやすいスマホQRコード決済となりました。
それにより、ライバルよりも1歩リードしたように感じます。
楽天ペイアプリが登録可能なクレジットカードを拡大したのを皮切りに、他のQRコード決済アプリも同じように支払い元に登録できるクレジットカードの選択肢を拡大してもらえれば、今よりも使ってみたいスマホQRコード決済を選べるようになります。
ぜひ、アメックスが登録できるQRコード決済アプリが増えてほしいものです。
スマホQRコード決済の今後に期待です!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。